【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 23.0℃
【透明度】 10m~
今日は別の同業者とパッチへ。(笑)
朝から雨が降り続き、午前中にも関わらず水中は真っ暗。。。
怖っ!
水温も相変わらず低いので、雰囲気は冬の海を思わせた。
カメラの調子も悪いので、心も暗~い。。。
せめて、晴れてくれ~!!
カメラはとうとう終わった。。。
ジャスピン写真は一枚もない。。。
しかもほとんど動かない、撮りやすいテンジクダイの仲間を相手にしているにも関わらず。。。
webで使うくらいなら多少はピントがあってなくても。。。
と開き直って許容範囲を広げてみたが、使える最低ラインの写真さえ、とうとう無くなってしまった。(泣)
露出がメチャクチャなのだ。。。
もう限界。。。修理に出すべ。。。
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いろいろな方から教えて頂き、昨日のクロホシイシモチの謎が解けてきた。
今日も相変わらずパッチ周辺の中層にはラブラブなカップルで溢れていたが、これってすでに出来上がったカップルかと思っていたのだが、どうもそういうわけではないらしい。。。
中にはすでに口内保育中のオスを伴うカップルがいるし、仲良しラブラブ・カップルもいるのだろうが、実は中層に浮いているような連中は今まさにナンパの最中である事が多いようだ。
なぜならこのクロホシイシモチは、他のテンジクダイの仲間たちと比べ、割と高い位置で産卵を行うようなのだが、それでもここまで高い位置(水底から2-3m)で危険を犯してまで産卵するはずもなく、たいていはナンパに成功したカップルは産卵時はやや下に降りて事を成すらしいのだ。
っていう事は、ここは横浜・山下公園などではなく、大阪・ミナミのナンパ橋か。。。?(笑)
しかも、このクロホシイシモチはメスが求愛の主導権を握っている種類のようで、オスをめぐって壮絶なメス同士の争いがあるそうな。。。
魚の世界ではたいていはオスが苦労して求愛し、激しい争いの末にメスを獲得する種類が多い。
なのに、このクロホシイシモチはメスが争う!
お、面白いっ!!
これですべてが分った。。。
やっぱりひとまわり大きく、動きも激しい方がメスで良かったみたい。
確かによく見れば、1匹のクロホシイシモチをめぐって、多数のメスが激しく取り合いをしているのが中層ではよく見られた。
中には平然とホバーリングしているオスを横目に、5-6匹のメスが狂ったように争っているのにはケラマハナダイもびっくりしてた。(笑)
じゃー産卵を見るためには水底近くのカップルを見てればいいのかな?
そう思って今日は下ばかり見ていたが、確かに怪しいカップルがあっちにも!こっちにも!
結局、今日も産卵は見られなかったけどね。。。(笑)
でも、メス同士の争いを見ているだけでも、かなり面白かった♪
普通(?)、こうしたハーレム状態のオスを見ると、「いいなぁ~」と個人的に思ったりするのだが(笑)、今回はまったく羨ましさを感じないっ!
なぜなら、
「モテモテ君をめぐる美女軍団の争い」
というよりは
「気の弱いオスをめぐるおばちゃん軍団の争い」
にしか見えないんだもん!不思議なことに。。。(笑)
それぐらい口内保育前のオスは、メスに比べて体色が薄くて、細~い優男なのだ。
しかも、オドオドしながらメスの争いを静観しているし。。。
逆にメス軍団はでかくて、力の強そうな逞しい女たちだし。。。
とりあえず、産卵が見たいなぁ~
時間を教えてくだはい。>伊豆ダイバーの皆様
クロホシの産卵時間については、恐らく、ダ
イバーによって様々な印象をお持ちなのでは
ないでしょうか。
僕自身も朝一番に見たこともあるし、午後遅
い時刻だったこともあります。でも、ピークは
正午頃という印象です。ただし、このピークが
日によって早く或いは遅くシフトしてるんじゃ
ないのかなぁと感じています。じゃあ、何が要
因でシフトしてるのかと言うと、これはもうさっ
ぱり分かりません。
それで、
「どのペアがもうすぐ産むのか」
という見極めですが、これまた、恐らく人によ
りポイントはそれぞれだろうと思います。要は
場数ということなのかな。
クロホシイシモチの産卵。数年前のことですが。
時間は昼頃が多いような。でも2時くらいがピークと思われるときもありました。
まもなく産みそうな個体の見分け方ですが、メスの産卵腔が開いている。頭を下げるような斜めの姿勢になっている。激しい求愛というより、タイミングあわせのような小刻みな動きになる。というのが私の印象です。場所は東伊豆の富戸のことです。
ねよしさん、 小籠包さん、ありがとうございます!
正午前後ですか~
本当に「日中」ですね~(笑)
地域的な違いがあるのかもしれませんが、注意して見てみます。
いつもは午前中、今日は初めて午後の観察を行ったのですが、う~まったく見れない。。。
早朝も一応、見に行ってみようかな。。。