伊豆ダイバーに質問!

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 23.0℃
【透明度】 10m~
今日も例のパッチへ。。。
相変わらずの雨にも関わらず、今日の一湊タンク下の駐車場は満員御礼。
同業者3人でパッチへむかった。
僕らがエントリーする時には他の同業者が上ってくるところだったのだが、やっぱりパッチに行ってきた模様。。。(笑)
今、屋久島ではこのパッチが流行ってる???(爆)


一昨日、このパッチの元となっている飛行機のエンジン部&プロペラは戦時中の練習機と書いたが、どうやらいくつかの話しがゴッチャ混ぜになっているようで、事の真相は定かではないようだ。。。
戦時中に沈められた「ゼロ戦」では。。。?
戦後に落ちたプロペラ練習機だよ。。。
などいろいろな噂が同業者の間で飛び交う。
まぁ、何はともあれ、こんなところに見事な生態系を作ってくれた人工物に感謝♪
僕的にはこの飛行機の存在はどうでもよくて、ここに集う生き物たちのみに関心が。。。(笑)
今日もここにいる魚や甲殻類をいろいろ撮ったが、相変わらずカメラの調子が悪く、
ここに出せる写真が少ない。。。
エラー表示が出ている時はピントだけでなく、露出もおかしい気がする。。。
今までも100枚撮って20-30枚程度が使える写真だったのだが、今やそれが10枚以下に落ちた。。。
これでは36枚撮りのポジで撮った方が枚数が撮れるような。。。(笑)
——————–
ここにはテンジクダイの仲間や各種甲殻類もいるのだが、撮影の中心はフタイロ、ケラマの両ハナダイになってしまう。
ケラマハナダイはオス同士でヒレを広げあって、頻繁に誇示行動をとるので撮りやすいのだが、フタイロハナゴイは成長すればするほどヒレをあまり広げなくなる。
一定の場所からあまり動かない幼魚は頻繁にヒレを広げるが、成魚の場合、たまに見られるメスへの干渉時や、流れてくる餌を食う瞬間、潮が一瞬弱まりホバーリング状態になる時、などにヒレを広げるのだが、今のボロカメラではちと厳しい。。。(笑)
——————–
今日もこのパッチではラブラブなクロホシイシモチのペアが至る所で見られた。
それはもう夜の山下公園状態で、あっちでもこっちでも愛をささやくカップルがいて、覗き趣味の僕としては、いつエッチするか気になって気になって、落ち着いて他の生き物の撮影なんかできな~い!(笑)
しかし、凄いなぁ~
たいてい、カップルになったクロホシイシモチはこのパッチの上層部に上って、仲良くホバーリングしているのだが、その数は尋常ではない。。。
プルプル小刻みに震えてもう少しでやりそうなカップルも見られたが、やつらってこんな無防備な上層で産卵するの???
僕としては見やすくていいけど、他の魚も周りにはいっぱいいるのに捕食の心配はないのだろうか?
こんな高いところでメスの産んだ卵を受精させて口にくわえるなんて、ほとんど曲芸に近い気が。。。(汗)
カップルのひとまわり大きくてお腹の大きな方がメス。。。?だよね。。。???
だけど、大概、こいつが他の同種と喧嘩してるんですけど。。。
もう1匹の方のお腹に下から口を当てて刺激しているような行動を取っているのも、このひとまわり大きい方なんだけど。。。
あれっ???
でも、もう1匹の方はお腹はまったく大きくない。
産卵さえ見られれば、一気に解決する疑問なんだけど、これがなかなか見られない。。。
今日も40-50分は粘ったが、結局見られず。
日中から見られるって聞いているけど、午後の方がいいのかな?
伊豆ダイバーの皆さん、ご教授くださいませ。。。


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5 Comments

  1.  最近は「伊豆ダイバー」でもないけど、呼びました?(笑)
    >僕としては見やすくていいけど、他の魚も周りにはいっぱいいるのに捕食の心配はないのだろうか?
    >こんな高いところでメスの産んだ卵を受精させて口にくわえるなんて、ほとんど曲芸に近い気が。。。(汗)
    僕の見た例では、やはり水底近くまで降りてきて、
    岩などを背にして産卵することが多かったですね。
    でも、とくに岩陰ということもなくて、観察は容易です。
    >カップルのひとまわり大きくてお腹の大きな方がメス。。。?だよね。。。???
    >だけど、大概、こいつが他の同種と喧嘩してるんですけど。。。
    オスが口内保育するので、資源として貴重なのはオスのほうみたいです。
    求愛もメスが中心に行いますが、他のメスが割り込もうとしてくるので、
    産卵間近になると追い払い行動は激しくなる傾向がありますね。
    しかし、あまり邪魔が入るとなかなか産卵しないので、イライラさせられます。

  2. 宮本さん
    考えてみたら、「さかなの街」のDVD版にもクロホシイシモチの産卵&求愛が収録されていました。。。
    やばっ。。。
    魚っちゃーさん
    > 最近は「伊豆ダイバー」でもないけど、呼びました?(笑)
    はい!呼びました~!!
    > 僕の見た例では、やはり水底近くまで降りてきて、
    > 岩などを背にして産卵することが多かったですね。
    。。。のようですね。。。(汗)
    今日は水底付近のペアを観察しましたが、何も見られませんでした。。。
    産卵時間っていつ頃ですか?
    > 求愛もメスが中心に行いますが、他のメスが割り込もうとしてくるので、
    > 産卵間近になると追い払い行動は激しくなる傾向がありますね。
    いや~メス主導だったのですね。。。
    どうりで。。。納得。。。
    今日も激しい女の戦いが繰り広げられていました。(笑)

  3.  富戸で見られるテンジクダイの仲間の中で
    は、クロホシとネンブツダイが一番無防備で、
    中層(と言っても水底から1m程度)で普通に
    産卵する仲間だと思います。
    一方、キンセンは必ず水底、オオスジイシモ
    チなんかは岩陰と言ってよいような場所という
    印象です。
    クロホシの中層産卵と言うのは、そういう習
    性と言うより、富戸の圧倒的優先種で付近も
    クロホシだらけだから中層でも安全と考えて
    いるせいなのかも知れません。
    しげるさん、それよりキンセンです。もう産卵
    期に入りましたか。これは、僕の故なき思い
    込みなのですが、ドットとラインが入り混じっ
    ている屋久島の水深20m付近では、彼らは
    求愛・産卵しないのではないかと考えていま
    す。ペア選びと産卵は同種の多い環境にま
    で移動して行うのではないかと言うのが僕の
    想像です。ですから、水深20mで求愛して
    クルクル回っているキンセンが居たら是非見
    てみたいのです。

  4. クロホシイシモチは基本的には屋久島には少ないのですが、このパッチのみかなり優占しています。
    だからでしょうか。。。?やつらはかなり堂々と中層で求愛を繰り返しています。
    今にも産卵しそうなカップルもいるのですが。。。
    > しげるさん、それよりキンセンです。
    > もう産卵期に入りましたか。
    4月ごろからすでに両種ともに産卵期に入っています。
    口内保育中のオスをあちらこちらで見かけます。
    しかも、ドットとラインが入り乱れたようなところでも。。。
    まぁ、とりあえずは実際に見てください!
    7月の来島時は、1本はこれに費やしましょうか♪(笑)


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