GWスタート♪

【ポイント】　お宮前/一湊タンク下
【水温】　21.8℃
【透明度】　～10m
GWがスタートした。
初日は最高の天気で気温もかなり高く夏を思わせる雰囲気だった。
一湊湾内もベタ凪ぎで、陸上から見る海の色もトロピカル♪
スタートはなかなか良かった。
でも、明日からはやや天候が崩れる予報。。。（涙）
それでも海況はなかなか良さそうで一安心。

1本目は知り合いのヨットに乗せてもらって「お宮前」へ。
エントリー直後はひどい透明度！
周囲はまったく見えないっ！
水底まで達すると少しは良くなってきたが、それでも良いとは言えず水中は暗かった。
「お宮前」定番のハナゴンベは、この水温ではまだまだ元気がなく、警戒心もやや強め。
出てきている数も少なかった。
スミレナガハナダイやベニヒレイトヒキベラはいつも通りのドギツイ婚姻色で盛んに求愛するのが見られた。
透明度のせいだろうか。。。全体的にイマイチ魚影が少ないような感じもした「お宮前」だった。
2本目は「一湊タンク下」にビーチからエントリー。
今日はゲストの皆さんが11:00到着だったので、完全に夕方からのエントリーとなった。
でも一番びみょーな時間帯で、産卵をデバガメするにはやや早いくらいだった。
透明度は「お宮前」よりは良くて明るかった。
相変わらずキビナゴが凄く、ダイビング中ずっと上層を覆っていた。
期待したヒレナガカンパチやシマアジの大群に出会う事はなかったが、代わりにアオチビキがかなりの大群で常に中層に見られた。
多分、ヒレナガカンパチはもう少し水温が低い時の方が見られるのかもしれない。
ここ2-3日で水温が上昇したら、群れで見る事はめったになくなった。
もうひとつ期待していたコブシメの産卵も低調のようで、今日はたまにサンゴ以外のところで単体で見るに留まった。
今日は普段プライベートではあまりやらない浅場でのんびり地を這ってのダイビング。
「一湊タンク下」は前からホシカゲアゴアマダイがよく見られるところなのだが、普段プライベートではあまり地を這う事が少ないため気づかなかったのだが、僕が考えている以上にここはホシカゲアゴアマダイが多いようだ。
他地域ではどうなのか知らないが、今更ながら今日はそこら中でボコボコ出ているような印象をもった。
場所に寄っては隣接して２匹のホシカゲアゴアマダイが出ていたりする。
産卵や孵化も意外に簡単に見られるのかも知れない。
よく考えたら、「一湊タンク下」はこいつらの環境が非常に多いところだ。
全体的に黄色い子が多く、それに黒い子や茶色い子が混じる。
古巣の八丈島にはジョーフィッシュの仲間がまったく見られなかったため、正直言ってこれまでこの種類に関する知識がまったくなかったし興味もなかったのだが、検索なんかで調べてみると、現在日本では9種も記載されているんだね。。。知らなかった。。。（汗）
これに未記載の報告が各地でされている事を考えると、屋久島で見られる子たちも何種かに分かれるのかもしれない。
しかも、今、ここ「一湊タンク下」で見る子たちは割と大きな子が多いのだが、小さい種類もいるみたいね。。。
逆にもっと大きな種類も。。。
水深も気になるな～
これまでは浅場でしかホシカゲアゴアマダイを見ていなかったが、-30m以深にも同様の環境がよく見られる。
ここにはまた別の種類が見られるかもしれない。
これだけ屋久島でも多く見られるとなると、がぜん興味が湧いてきたのだが（僕、普通種大好き♪（笑））、こいつらって引っ張り出さないとなかなか種類を特定できない。。。どうやって調べようか。。。
何かコケギンポの仲間に似ている。。。（笑）
久し振りに新たな課題というか楽しみができた～♪
まずはすべてを個体識別か？
”AA（アゴアマダイ）プロジェクト”を始動～！（笑）

Tweet