【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 19.2℃
【透明度】 ~5m
今日も相変わらずのベタ凪ぎ。
天気もまぁまぁで気温も高い。
普通だったら、こんな時の海はメチャクチャ透明度が良かったりするのだが、なぜか今日も最悪の透明度。。。(泣)
昨日よりは細かくなったとは言え、相変わらず浮遊物が海いっぱいに広がり、白濁りも昨日以上に凄い!
透明度も1-5mってところ。
だから水中も暗~い。。。
いったい、どうしちゃったんだ??
そんな透明度だったから、最初から「今日はウミウシデー!」と決めて、壁面を舐めるように見ていくダイビングを始めたのだが、これといったウミウシは見つからず、途中で飽きてしまった。。。
ん~これはヤバい。。。今日のLOGネタが、まったくな~いっ!!
そう思いながらエクジット口に向かっていたら。。。
やったー!
ホームグラウンドの「一湊タンク下」でもテングヘビギンポのコミュニティー見~つけた♪
いつもはあまり立ち寄る事のないトコで岩肌を手でさすっていたら、何やら無数にバンバン飛び跳ねる!
通常、このテングヘビギンポを含むクロマスクの仲間は、かなり動きが早い上に、体が透明かつ小さいため、目で追うのは至難の業。。。
だから普段ならそのまま通り過ぎるところなのだが、たまたま偶然に見かけた1匹がテングヘビギンポらしき子だったため、そこからが長かった。。。!(笑)
ピョンピョン飛び跳ねて逃げるやつらを追う。
見つけては見失い、見つけては見失い、30分も経過した頃、ようやく1匹を撮影。。。
レンズを通して見てみると、やっぱりテングヘビギンポだった~!!
吻先から出ている被弁はやや小さいけど、出ているのは分るでしょ?
やつらは一見クロマスクと変わらないため、一瞬見ただけでは分らないのだ。
取り合えず、「吉田」以外の場所でもテングヘビギンポが生息している事が確認できて良かった。
これでわざわざリクエストに応えるだけのために「吉田」に行く必要もなくなった!
数もかなり多いようだし、エントリー口からも近く、波当たりも「吉田」ほど激しくはない。
テングヘビギンポのメイン観察フィールドはここで決まりっ♪
繁殖期が楽しみだ。。。って。。。いつだろう。。。?(汗)
更にここで変なヘビギンポを見つけた。
クロマスクの仲間である事は間違いないが、Theクロマスクではない事は確かだし、テングヘビギンポでもない。。。
目玉が大きく頭部がでかいので、「黒ヨゴレ」の幼魚かもしれないが、それにしては雰囲気がかなり違う。。。
写真から分るだろうか。。。?体に無数ある白い絣模様も謎だ。。。
う~ん。。。これまた新たな観察対象が増えてしまった!
最近、またヘビギンポが面白くなってきた。
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今日、衝撃のニュースが飛び込んできた!
15年の長きに渡って発行されてきた「I.O.P. Diving News」が、既刊のVol. 15, No. 12(通巻177号、2004年11月20日発行)をもって廃刊することが決定したそうな。。。
マ、マジっすか。。。!!(汗)
これは発行元の(株)益田海洋プロダクションが、3月をもって伊豆海洋公園におけるダイビングサー
ビス事業から撤退することになったためとの事。
伊豆海洋公園におけるダイビング事業自体は新たに外資系企業に委ねられるそうだが、「I.O.P. Diving News」はその企業による発行継続の意志が見込めないらしい。。。
僕のような素人でも投稿しやすく、読みやすい学術誌だったのにぃ~!!
非常に残念だ。。。
そうすると、これから先、最新のお魚情報はどこで仕入れればいいんだ?!(焦)
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