【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 20.0℃
【透明度】 20m
朝起きたら、久々の完全なる晴天♪
もちろんワイドレンズに付け替えて、午前中からポイントガイド用の写真を撮りに行く。
2日前とは打って変わって、水中は明るいっ!
透明度もまずまず。。。
直接差し込む日光はサンゴを照らし、浅場のキラキラっぷりが気持ち良かった。
魚たちも心なしか元気いっぱいに泳ぎまくっていた。
今日は陸上も20℃近くまで気温が上昇し、暖かかった♪
すみません。。。今日は魚は一切撮ってませ~ん!
っていうか、浅場でサンゴと戯れてた。。。(笑)
エントリーして間もなくすると、オオハナガタサンゴの大群落にぶつかる。
水深-3m~-6m付近に、こうしたオオハナガタサンゴの小山が無数に連なり、かなり大きな大群落を形成している。
このサンゴの上では巨大なクロユリハゼのペアがゆったりとホバーリングし、アサドスズメダイやヒレナガスズメダイ、ロクセンスズメダイが群がっている。
オトメベラ、セナスジベラなんかも追いかけっこしてる。。。
このオオハナガタサンゴを中心に、各種キクメイシの仲間やウミバラの仲間、オオトゲサンゴの仲間、ノウサンゴの仲間などが密集して群生する。
浅いから日光もよく入り込み、ただこの辺でぼぉ~と浮かんでいるだけでも、かなり癒される。。。
サンゴとサンゴの間にはよくアオウミガメのチビも寝てたりするが、今日はお留守でした。
オオハナガタサンゴの大群落を乗り越えると、ウスサザナミサンゴのこれまたかなりの大群落が見られる。
写真は-5m付近(写真の手前)から-15mの白い砂地(写真の上方)を見下ろした景観。
緩やかに下る斜面にはウスサザナミサンゴが一面に広がっている。
ちなみに、ここを僕は「ベラベラ愛の園」と呼んでいる。
初夏を中心に、ここでは色々なベラたちの産卵が頻繁に見られる場所なんだ。。。
午前中にここを通りかかれば、ほぼ90%以上の確率で何かしらのベラ類の産卵が見られる。
昨年この周辺で繁殖行動を確認したベラは、ムシベラ、ホクトベラ、ブチススキベラ、ホシススキベラ、ニューギニアベラ、クギベラ、セナスジベラ、ヤマブキベラ、オトメベラ、シマタレクチベラ、マナベベラ、ホンソメワケベラ、ソメワケベラ、カノコベラ、ムナテンベラ、ニシキキュウセン、スミツキベラ、ケサガケベラ、イトヒキベラ、クロヘリイトヒキベラ、トモシビイトヒキベラ。。。
実に21種!!
ここは間違いなくベラたちが愛を語る場所なのだった。
ちなみに今日もニューギニアベラやホシススキベラの求愛が激しかった。
どうも屋久島では彼らに繁殖期という言葉はないらしい。。。
通年、産卵が見られる種類も多そうだ。
これはスノーケリングで水面からも確認可能なのだが、昨年ここはスノーケリングが禁止となってしまった。。。
ちなみに水面浮上も禁止ってのが、よー分らん。。。ダイビングもしちゃダメって事???
それとも死ね!って事。。。???(爆笑)
って言うか、ダイビングするなっ!って事だよね。。。きっと。。。
屋久島は日本でもコブシメが多い地域。
たいがいのビーチポイントで見られ、とりわけ多いポイントでは最盛期になると数十匹のコブシメが集まり、大産卵を繰り広げる。
これまで屋久島のコブシメの産卵期は2-5月ごろだと聞いていたが、この1年間、ほぼ毎日のように入っていた僕としては、彼らの繁殖期はベラ類同様、通年だと断言。
もちろん、ある程度の波はあるが、常にどこかしらのウスサザナミサンゴにはピンポン玉大のやつらの卵を見る事ができる。
もちろん最盛期というものはあって、それが3-6月ごろだと思われる。
初夏をピークにどんどん見ることが少なくなっていった成体のペアやトリプルが、今年も早速「一湊タンク下」でも、頻繁に見られるようになってきた。。。
追記:
一湊タンク下には2枚のウミウチワがあって、どちらにもピグミーシーホースが着いている。
その内の浅い方の1枚が、根元から根こそぎ消えていた。。。
折れたのならともかく、根こそぎだから驚いた!
付近にはそのウミウチワは落ちていなかったのも不思議だ。。。
あれは見間違いか。。。?(笑)
次回、再度確認に行く予定。
獲られたかな・・・。
ウミウチワって採るとしたら誰が採るのでしょうか。。。?
観賞魚関連の業者に売れたりするのでしょうか?
ちわ。
コブシメきれいですね。
けっこう大きそうですね。
うまそ~。(ここで言っちゃまずいのか!~)
ジロー@りゅうの犬小屋さん、はじめまして!
このポイントではコブシメを釣りにくる釣り人も多く、いつ釣られるかビクビクしています。。。(笑)
僕はまだ食べたことはありませんが、美味しいらしいですねぇ~
一度、食べてみたいなぁ。。。
水族館とか・・・・。
水族館に売れるんですか。。。?
そっか。。。
まぁ、まだ人為的という確証はないのですが、人為的、もしくは自然による影響、これを見分ける方法はあるのでしょうか?
あの大きくぶっといウミウチワが時化で落ちた場合、根こそぎ無くなるものでしょうか?
途中で折れる気がするのですが。。。