成魚

【ポイント】　お宮前
【水温】　19.2℃
【透明度】　20m～
今日は風向きが変わり、昨日とは逆に矢筈岬の西面が凪ぎ、元浦周辺がやや時化気味。
いつもはエントリーがキツクて避け気味の「お宮前」に行く。
今日は朝から雨で、まだ昼過ぎだというのに、水中はかなり暗い。。。
穴や亀裂の中じゃなくても、ターゲットライトがいるぞ。。。こりゃ！（笑）
早く、ターゲットライトを返して～！！

現在、「屋久島 Fish Watchers」の2004年7月撮影分を更新中なのだが、この時期はスズメダイ類の幼魚が多く見られた時期で、その幼魚写真を１枚１枚見ていくと、普通種なのにも関わらず、まだ成魚を撮っていない種類が多いのに気がついた。
昨年の初夏、あちらこちらでナミスズメダイの赤ちゃんが見られた時は嬉しかった♪
南の島に来たんだなぁ～！と喜びに浸ったりして。
でも、当時はまだ屋久島のポイントをあまり把握していなかったので、成魚がなかなか見つからなかった。
もしかして、季節来遊魚かな？とも疑ったが、「お宮前」に入って納得！
成魚がいっぱいいた！～(^○^)／
幼魚はナミちゃん、ナミちゃんと呼んで、大事に可愛がっていたけど、成魚はこんなん。。。（汗）
全然、可愛くない。。。
つーか、かなりのデブちゃん顔なんですが。。。
でも、「成魚がいる→繁殖もしている」って事こそ、南の島の証！
大事にしなきゃ！（笑）
ニセモンツキスズメダイは、春に「一湊タンク下」で小さな小さな幼魚を見つけて以来、他のチビちゃんは一切見ていない。
でも、こいつも実は屋久島には成魚がいて、繁殖もしているようだ。。。
「一湊タンク下」では成魚はまったく見られないが、「お宮前」ではかなりの数が見られる。
しかも驚いたのは、こいつらの生息水深が深いこと！
-25m付近から下で多く見られるのだった。
もっと浅いスズメダイかと思っていた。。。（汗）
こいつらはとっても警戒心が強い。
近づいてちょっと息を吐くと、スッとサンゴの板状のサンゴの下に入ってしまう。。。
しかも、今日は水中が暗くてなかなかピントが見えない。
う～ん。。。また撮りに行かねば。。。（汗）
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安全停止中に、浅場のクロソラスズメダイの仲間をつぶさに観察してみる。
こいつらは最後に残されたスズメダイたち。。。（笑）
難しいから後回しにしていたのだった。
そろそろやらなきゃね。。。
八丈島にはわんさかいたセダカスズメダイは屋久島ではめったに見られない。
目視で見る分には、ほとんどがフチドリスズメダイ。。。だとずっと思っていたのだが。。。
う～ん。。。この沢山いる連中って、フチドリスズメダイぢゃないのでは。。。？（焦）
あらためて落ち着いて観察してみると、そんな気が。。。
更にここ「お宮前」の浅場には、他のポイントでは見られない巨大なクロソラスズメダイ属の魚が、ある一定の範囲で栄華を誇っている場所があって、こいつらも気になっていた。。。
周辺のスズメダイ類を蹴散らし、ちょっとでもテリトリーに侵入しようものならダァーと追いかけてゆく。
間違いなくこの辺りのスズメダイ最強！
君たちはどなた。。。？（笑）
今度はしばらく、こいつらに取り組んでみようかな。。。

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