ミヤケテグリのチビが目立つ。

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 20.5℃
【透明度】 5-30m
海はまだまだ寒いとは感じないが、陸上が毎日寒い、寒い言っていたけど、これはどうも風が冷たいのが原因だったみたい。。。
その証拠に、今日は風が弱く、曇り空にも関わらずセッティング中、それほど寒さは感じなかった。
時化後のタンク下は想像通り、透明度悪し。。。
こりゃ、今日は下向きダイビングだな。。。ウミウシでも探すか。。。とエントリー直後は諦めモードだったが、しばらく進み、ハナ(先端)を抜けた直後、猛烈に開けて明るくなった!
そう、沖は30m近い透明度だった!
久々の気持ちいい「蒼」い海だった。


何か、ここ最近ミヤケテグリのチビが目立つように感じる。。。
一昨年までの僕ならば、ここでマル秘フィールドノートには「ミヤケテグリのチビ目立つ」と書き、繁殖期などの推測に役立てるのだが、屋久島に来てからの僕のマクロ系データはひじょーに怪しい。。。(笑)
なぜなら、下を向きながら這いずり回るダイビングが極端に減ったから、そういう現象に気がついても、それが本当に最近の傾向なのか分らないからだ。
ある程度、目立つ普通種の把握が進んだので(と言ってもまだまだ時間がかかりそうだけど。。。)、2年目の今年は正確なマクロ系データの集積も始めようと思う。
そろそろ、たまには「木を見て、森を見ず」ダイビングもしなきゃね♪(笑)


今日は透明度が悪いので、途中までウミウシを探しつつ壁や転石をナメながら泳いでいたものだから、いつもより細かいものが目に入る。
少ないと思っていたミヤケテグリも、集まる場所を見つけた。
しかも、水深は-10m~-15mと浅い。
場所も割りと近く、薄暗くなっても十分帰れる場所。
今年はミヤケテグリの産卵を狙うよ~!


セグロヘビギンポの産卵床もGET!
多分こいつは今でも、早朝時に産卵を行っていると思われる。
なぜなら、僕の経験では繁殖期のヘビギンポ類のオスは、産卵や求愛中でなくても、1日中婚姻色が褪めたような濃い体色をしているものだ。
これが非繁殖期になると、メス同様の地味な体色で1日を過ごす。
今日はセグロヘビギンポの集積地を見つけた。
ここのオスは写真の子なのだが、このヘビギンポの特徴である第2背ビレの黒斑は婚姻色時にのみ見られるもので、この子には薄っすら残っているのが分るでしょ?
そして、全体的に体が赤いのは、このヘビギンポの婚姻色が褪めたもの。(普段は透明に近い)
これも朝、見に行きたいんだけどね。。。(笑)
今日も11時に起きてるようでは、ダメでしょ!(爆)


Filed under: 一湊タンク下No.1

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