お~!生きてた!生きてた♪

【ポイント】 お宮前/吉田
【水温】 21.9℃
【透明度】 20m
今日は、ようやくベタベタに凪ぎたぁ~♪(^O^)
水温も高くて、昨日までより1℃も高い!
透明度も回復して、この時期としてはなかなか良いコンディションだった。
贅沢言うと、快晴だったらいいのだけど。。。
晴れたり、曇ったりを1日繰り返していた。


今日の1本目はリクエストの「お宮前」
僕としても2週間ぶりなので、状況の変化にはちょっと興味があった。
特に大きな変化はなかったが、ここにもいたっ!
イトヒキベラXが!!
地味なメスだったけど、すぐに気づいた。
タンク下での連日の認識トレーニング(?)は無駄にはならなかった!(笑)
オスも周りにいるかな。。。?と少し探してみたけど、ゲストもいたので深追いせず。
こりゃ、お宮前も要調査やね。。。
お宮前は相変わらず、魚影が濃い。
前にも話したが、僕が八丈島のお店を辞める時、親方にフィッシュウォッチングに適したポイントの探し方のコツを伝授された。
「スミレヤッコの良く見られるポイントは要チェック!」
スミレヤッコのいるポイントは潮通しがよくて、他の魚もいろいろと集まってくる、という事だと思うのだけど、お宮前はまさにそれ!
潮通しが良いとは言えないが、浅い水深から多くのスミレヤッコが見られ、全体的にもよいポイントだと思う。


ここにはアミメチョウチョウウオの成魚ペアがいつも同じ場所で見られる。
こいつも屋久島が成魚分布の北限かと思う。
な~んて偉そうな事を言っても、今までここお宮前でしか見たことがないけど。。。(笑)
そう言えば、今日はミカドチョウチョウウオの成魚ペアも初めて見かけた。
前に

ミカドチョウチョウウオは意外にも屋久島(北部)では稀で、たまに幼魚を見かけるぐらい。
屋久島でさえこんなに少ないのだから、ここよりももっと北では更に稀かと思いきや、紀伊半島あたりでは毎年見られる無効分散種のようだ。

なんて事を書いたけど(→屋久島海案内: 今日も吉田♪)、これ訂正ね♪
もう少しよく調べてみよう。。。
南部の「栗生」辺りに、まだまだ成魚ペアが見られるかもしれない。
アミメチョウチョウウオの成魚もミカドチョウチョウウオの成魚も、撮っておかなきゃな。。。と思うのだけど、プライベートで行くと必ず出会わず終わる。。。
そういう魚ってかなり多くて、2本目の吉田にもそんな魚がいる。。。


ヒゲニジギンポは屋久島ではかなりの稀少種。
昨年初夏、ガイド中に小さなチビを見つけ、その後何回も吉田をプライベートで潜ったが、まったく見つける事ができなかった。
今日はその子に久々に出会った。
お~生きていたのね。。。♪
しかし、でかくなったなぁ~!!
チビちゃんの時は可愛いかったのにぃ~
同属の屋久島普通種カモハラギンポの成魚とほぼ同じ大きさにまで成長。
これは急いで撮りに行かねば。。。!そう思うのだけど、またきっと1人で行くと見当たらないんだよね~(笑)


吉田に大きなハーレムがある稀種・ウスバノドグロベラの状況を確認。
今日はオスの姿を見ることが出来なかったが、メスの数はどんどん増えている気がする。
吉田の定常的な見所は、この地味なベラ・ウスバノドグロベラだけではない。(笑)
春~初夏にかけて大産卵が見られるとされるコブシメもそのひとつ。
これまで地元観察者によると、産卵期は春~初夏とされていたが、どうも年がら年中ヤッテルみたいよ。。。(笑)
今日も産卵を終えたばかりと思われるオスメスが、たたずんでいた。
サンゴの中を覗くと、卵も沢山見られた。
ピークは確かにいつ行ってもエッチしている春である事は間違いないが、産卵期というもの自体は存在しないみたい。。。少なくとも屋久島では。。。


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