【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 22.1℃
【透明度】 ~15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:48-16:17
【潮まわり】 04:53 102cm 干潮 / 10:15 186cm 満潮 / 17:13 37cm 干潮 / 中潮(月齢:5.3)
【日の出・日の入】 日出05:25 日没19:03
午後から1人でエントリー。
目的はエントリー口下(-5m)のアヤヘビギンポの産卵だ。
GW頃からアヤヘビギンポの産卵はピークを迎えており、通常は近づくとスグに褪めてしまうオスの婚姻色もまったく褪めず、僕らダイバーの目など気にすることなく興奮してメスへに求愛してる。。。
午後から夕方にかけての時間帯が最も激しく感じるのだが、その時間になると各オスはそれぞれの産卵床に陣取り、求愛ダンスを踊る。
求愛ダンスというのは、メスが近づくとその場(産卵床)の上でクルクル回りメスの気を惹きつけようとする行動だ。
1つの壁に3-4匹のオスがそれぞれの産卵床を形成して、メスが近づくたびにみんな一斉に求愛するのだが、これを見ていると「どうだい?俺のダンスはイケてるだろ?」という声が聞こえてきそうで面白い。(笑)
メスがなかなか求愛に応じないと産卵床を飛び出して、メスの近くまで行き、求愛ダンスを踊る子も。。。(笑)
つまり、みんな必死。。。!(;´・ω・)
最終的にメスは気に入ったオスの産卵床に来て産卵を始める。
今は最も繁殖行動が激しい時期だからか、1つの産卵床に複数匹のメスが集まってきて産卵してる。
ちなみにずっと観察していると、メスは複数の産卵床を渡り歩いているようで、特定のオスの産卵床のみで産卵しているわけではなさそうだ。
簡単に他のオスの産卵床に移ってしまうのは動画を見ていてもよく分かる。(^^;)
メスは絞り出すように卵を産みつけていくのだが、オスはその絞り出すような動作に呼応して精子をかけにくる。
また、どうもオスの動きが激しければ激しいほど、メスは魅力を感じるようで、オスは激しい求愛ダンスのあとや産卵中のメスにガンガン突っ込んでいくのだが、一瞬メスは逃げるけどまたスグに戻ってくる。。。(^^;)
むしろ、おとなしいオスの産卵床にいるメスは簡単に離れてしまうようだ。
アヤヘビギンポのメスたちは「激しいのがお好き」?(笑)
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