【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 19.0℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 15:04-16:49
【潮まわり】 10:12 108cm 干潮 / 15:26 149cm 満潮 / 若潮(月齢:9.8)
【日の出・日の入】 日出06:32 日没18:23
先日ガイド中にガヤ類に着くワレカラが最高のシーズンに入っている事を確信し、今日はこれを撮りに行った。
数はものすごく増え、そこら中で子供を抱える母親がいたり、生まれて間もない子供たちもそこら中で見られ、今がまさにワレカラ類の一番面白い時期だ。
たいていはすでに新たな卵を抱えた母親のまわりに孵化して間もない赤ちゃんたちが散らばっていて、それが蠢いているのが肉眼でもよく分かる。
その様子全体を母親も絡めて撮ろうと最短まで近づき、ガンガンにターゲットライトを当てて撮っていると、それまで母親の足元にいた赤ちゃんたちがガンガン母親の胸元によじ登り始める。。。
これまでは危険を感じると赤ちゃんたちが自ら、母親に助けを求めてすがるのだと考えていたけど、撮影しながら観察していると母親も自分の子供たちを口を使って自分の胸元に運び上げているようにも見える。。。最初は「うぉ~!!親が子を食ってる!!!」とビックリしたけど、多分そうだと思う。
もちろん、ほとんどの子供たちは自分自身で母親の体によじ登っていくのだが、逃げ遅れている遅い子供たちは母親がそこまで移動して口でつまみ上げて回収しているような感じ。
やっぱり、ワレカラはすごい!!
完璧に人間並みの子育てをしている。。。
エクジット直前に定点観察中の「赤ヘビ(ヘビギンポ属の一種=未記載種=新種)」をチェックしてみると、今日はかなり婚姻色に近い色になっていた。
ヘビギンポは婚姻色にならないと種がハッキリ断定できない部分があるのだが、これを見てこいつが「赤ヘビ」である事を確信!!
多分、すでに卵やテリトリーを守るような時期に入っているのだと思う。
明日はバリバリの婚姻色狙いで午前中にエントリーしようかな。。。(ヘビギンポの仲間は午前中に産卵する例が多い)
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