【ポイント】 一湊タンク下No.3/お宮前/一湊タンク下No.1
【水温】 23.3℃/23.4℃/23.4℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:48-10:58/12:32-13:47/15:32-17:17
【潮まわり】 05:36 211cm 満潮 / 12:28 21cm 干潮 / 大潮(月齢:28.1)
【日の出・日の入】 日出05:15 日没19:18
今日は晴れた!!!(^^)
朝から暑いくらいの太陽に照らされ、海もベタ凪ぎ!!静かな一湊の海でのんびり3本。。。
3本目はゲストI氏の希望で一湊タンク下ビーチエントリー。I氏が滞在中は一湊タンク下はずっとビーチで入ることになりそう。。。(^^;;
3本目のエクジット直前にここ最近ずっと追っていたタイワンカマスの繁殖行動について、今まで思いもしなかった新たな事実を掴んだような気がする。。。
やつらは浮く卵じゃなくて、沈む卵を砂地や砂だまりに産むのではなかろうか。。。?(・・;
何度かこのブログでも話題にしているのだが(例えば→タイワンカマスの繁殖行動)、毎年、今くらいから夏にかけての時期、夕方近くにタイワンカマスの群れを見ていると、頻繁に2匹で群れを離れて急上昇したり、追いかけっこをしたりという光景を見かける。
まだ確実な繁殖行動らしきものは見ていないのだが、日没が近づくにつれこの状況はさらに盛んになり、少なくとも産卵方法はベラ類のように2匹で水面方向に急上昇して行う放卵放精であり、卵は浮性卵で産んだ後は流れていく。。。
そして産卵はあくまでも群れから離れることなく、放卵放精の時だけ群れから離れ急上昇し、スグに群れに戻る。。。
産卵の時間帯(日没前後?)は群れ全体で一斉にペア産卵が行われる。。。
そんな感じの事を予測していた。
今までそういう固定観念で観察を続けていたのだが、今日はその予測がかなり外れているのではないか?と思ってしまうようなタイワンカマスの行動を目撃した。
3本目のエクジット間際(17:00前後)にエントリー口下で2匹のタイワンカマスが並んで佇んでいた。
1匹は大きく、お腹もやや膨らんでいるように見える。(メス?)
こいつが少しでも動くともう1匹(やや小柄)が執拗に追い回すのだ。
そしてまた2匹が並んで小康状態。。。
こんな行動を繰り返していた。
その間、どんなに近づいても2匹は僕らから逃げようともしない。(通常、タイワンカマスは近づくことは困難)
んんっ???これはもしや!!!と思い、確認のためにお腹の膨らんでいる方(メス?)をもう1匹(オス?)から引き離そうと意図的にちょっと追い立ててみたところ、もう1匹(オス?)はそれを逃がすまい!という感じで、やっぱり執拗にお腹の膨らんでいる方を追い回す。
とにかく絶対に離れようとしないのだ。
結局、エアもなかったので最後まで観察する事はできなかったけど、もしかしたらこんな感じの産卵方法なのかもしれない。。。
午後から夕方にかけて群れの中で求愛を開始。(群れの中で頻繁に2匹で群れを離れて急上昇したり、追いかけっこをしたりという光景がそれ)
↓
日没近くなると、この求愛がさらに激しくなり、とうとう2匹で群れから離れる。(間男も一緒だったりするのかもしれない)
↓
メスが産卵の準備を整えるまでオスは片時も離れず、付きまとう。
↓
産卵はオキザヨリのように水底で行い(根拠はないけど多分、砂地、もしくは砂だまりに?)、沈性卵を産みそれにオスが放精。
今後はこの仮説でちょっと観察を続けてみたい。
この仮説通りなら、産卵時間帯はペアで群れを離れるカップルが増えるので、群れの数が少なくなる(群れが小さくなる)はずだ。
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