【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 22.6℃
【透明度】 10m
【海況】 大時化
【天候】 雨
【潜水時間帯】 14:39-15:32
【潮まわり】 05:59 194cm 満潮 / 11:42 98cm 干潮 / 17:17 204cm 満潮 / 中潮(月齢:12.2)
【日の出・日の入】 日出06:53 日没17:17
今日は朝から厚い雲に覆われ、今日お帰りになるIさんご夫婦が乗る飛行機が心配。。。(・・;)
ひとまず正午前にIさんご夫婦を空港に送り、午後から1人で海へ。
午前中は凪ぎていた(と思われる)海も、風が北西に変わってからは大きく時化はじめ、一湊湾内は目に見えて悪くなっていくのが分かる。
今日は昨日確認したセナキルリスズメダイの卵守りをどうしても観察したくて、どう考えても時化始めだと思われる海にエントリー。(笑)
産卵床だけ見て一気に帰ってこようと思い、ダッシュでセナキルリスズメダイの産卵床まで泳いだ。
しかし。。。卵がないっ!!!!!( ̄□ ̄;)!!
昨日は確かに産み付けられていた卵が跡形もなく無くなっていた。。。
やっぱり、こんな無防備な場所だと他の生物に食べられてしまうのだろうか。。。
かなりショックを受けて帰ろうとするも、海はガンガン時化ていくのが分かる。
ドキドキしながら帰路に向い、浅場に帰ってきて更にドキドキ。。。だって、エントリー時には15m以上は見えていた透明度が5mくらいまで落ち、砂が舞い散ってるんだもん。。。(・・;)
何とかエクジットは問題なかったけど、セットのウネリはエントリー前よりも確実に大きくなっていた。
凄い急変。。。
しかし、最近、この一湊タンク下もよく時化るようになってきた。
僕が屋久島に来た当初は、どんな風にも強いめったに時化ないポイントだったのに、今ではちょっと北西が吹いただけで簡単に時化るようになってしまった。
というよりも、同じ北西でも前は西北西(西寄り)が多かったのに、最近はそれが北に寄って北北西の風が多くなったのかもしれない。
「時化に強い」という肩書も今や昔の話となってしまった。。。
前に紹介したシンデレラウミウシの卵の脇にあったネギ坊主の仲間は(⇒ベタ凪ぎなれど視界不良。。。(笑))、その後何回も確認してみたけど、まったく見つからなかった。
もしかしたらシンデレラウミウシが食ってしまったのか?とか思っているんだけど、どうなんだろう?
カイメンを食べているところは見たことがあるけど、ヒドロ虫も食うのかな?
ヒドロ虫の仲間を好んで食べているとすると、シンデレラウミウシを見つけたらスグにその壁面を探せば、このネギ坊主がみつかるかもしれない!
そう思って付近を散策してみると、やっぱりあった!!!
1本1本の茎の長さは8mm程度なので、かなり目を凝らさないと分からない。(笑)
大時化だったので、まともには撮れず、ちょっとウネリで揺れるとこの触手部分はしぼんでしまった。。。
温帯域でよく撮られるエナガトゲトサカに群生するハナヤギウミヒドラや前に屋久島でも見つけたクダヤギ類に着生するウミヒドラの仲間(⇒執拗にネギボウズ通い。。。(笑))と違って、こいつは岩盤(ピンク色の石灰藻?)からそのまま出ていた。
宿主らしい宿主がいないのだ。
宿主が違えば種類も違うのかもしれない。。。
でも、見た目はクダヤギ類に着生するウミヒドラの仲間と何ら変わりはない。。。(笑)
ただ、ウミヒドラ類ではよく見られる事なのだが、必ず近くにはコケムシの仲間が見られるのが面白い。
今回はクダヤギ類に着生するウミヒドラの仲間を見つけた時も近くにあったオレンジ色のコケムシの仲間が脇に見られた。
これって何か関係があるのかな。。。それとも単なる偶然なのだろうか。。。?
前に紹介したシンデレラウミウシの卵の脇にあったネギ坊主の仲間は、その後何回も確認してみたけど、まったく見つからなかった。もしかしたらシンデレラウミウシが食ってしまったのか?とか思っているんだけど、どうなんだろう? http://t.co/frj2r2uH
前に紹介したシンデレラウミウシの卵の脇にあったネギ坊主の仲間は、その後何回も確認してみたけど、まったく見つからなかった。もしかしたらシンデレラウミウシが食ってしまったのか?とか思っているんだけど、どうなんだろう? http://t.co/frj2r2uH