【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 26.5℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 9:28-11:08
【潮まわり】 05:07 217cm 満潮 / 11:23 64cm 干潮 / 17:27 225cm 満潮 / 中潮(月齢:27.0)
【日の出・日の入】 日出06:19 日没17:49
今日のガイドはスタッフに任せて、午前中は1人でシマキンチャクフグの産卵観察に行ってきた。
長期滞在していたNさんを空港に送るために11時半までに帰らなければ。。。(^_^;)
先日、シマキンチャクフグの産卵後にメスがどういう方法で産んだ卵を隠蔽するのか知りたくて、メチャ凝視して観察していたんだけどよく分からなかったので(¨;)、再トライ。
怪しいペアはスグに見つかって9:40くらいから追尾。
オスは盛んにメスの腹部をつついたりして求愛していた。
9:50頃には、あれよあれよという間に産卵に至ってしまった。。。今までで最速かも。。。(笑)
産卵を撮影したあと、まずはメスが卵を隠蔽する前に卵塊をチェック&撮影しようとファインダーから目を離し、産卵した付近を覗きこんだのだけど。。。
んっ????どこで産卵したんだ???(¨;)
そう。。。すっかり産卵した場所を見失ってしまった。。。( ̄□ ̄;)!!
ついさっき、そこで産卵したばかりなのに、卵塊が見つからない!!
産まなかったのではなく、卵を産んだ場所が分からなくなってしまったのだ。。。
スグに場を離れ、メスが隠蔽のために戻ってくるのを待ち、再びそこを覗きこんだけどやっぱり分からない!!!
メスは何度も戻ってくるけど、そのたびに隠蔽が進んでしまったのか、最後まで卵は確認できなかった。。。なんてこったい! (°-°;)
諦めて、再び、別の怪しいペアを探した。
こちらもスグに見つかり、これにはりついた。
こちらのペアは天敵ヒレナガスズメダイが沢山いてテリトリーを守っているようなエリアで産卵しようとしていたため、ちょっといい感じになってもスグにヒレナガスズメダイに追い立てられる。。。
そんな事を繰り返しながらも、どうも産卵候補地は2-3ヶ所に絞られているようで、その2-3ヶ所を順繰り回っては、各所でスズメダイに追い立てられ。。。なんて事をずっと繰り返していた。(笑)
メスは産卵床を整えているのかしきりに海藻や岩の表面をかじってる。
オスはずっと傍らにいて、メスを見てるだけ。
どうも見ているとシマキンチャクフグの場合、他の多くの魚のようにオスメスは呼応してタイミングを計って産卵するというよりは、あくまでもメス主導でメスの産卵準備が整ったら勝手に産卵し、オスはそれを見て勝手に横から放精しているように見える。。。(笑)
つまり、分かりやすく言うと、メスは「相手は誰でもいいから私は好きな時に自分で整えた産卵床に勝手に卵を産むわよ!あんた(オス)は私の産卵タイミングとずれないようにしっかり注視してな!遅れるんじゃないよ!あんた!」ってな感じなのだ。(笑)
完全に嫁さんの方が強そうに見える。。。
このペアのオスは何か奥手な感じのオスで(笑)、いつものようなメスのお腹をつついたりする求愛もあまり見られず、10:30頃、突然、産卵が始まってしまいビックリ!
慌ててカメラを構え、オスメスの両方の目玉にピントが合う場所に体を動かしていたりしていたら、2-3枚しか産卵シーンは撮れなかった。
ちなみに産卵時間は15-20秒くらい。
突然、座り込んでしまったメスの傍らにオスも座り込みじっと静止する地味な産卵だ。
今度はすぐさま、産卵後も居残るメスの場所を覗きこむと、メスはスグに逃げてしまい、卵塊がバッチリ観察できた!!!
卵塊は黄色っぽくて、丸い粒粒は多分1-2mm程度。
中には白っぽい「油球」と呼ばれる栄養分や浮力調整となる成分がハッキリ見える。。。(^^)
数もかなり個数だ。
こんな感じでまとまっていると肉眼でもハッキリ見えるのだ。
それがメスが産卵後も居座り、何やらパタパタやっていて、その後に覗きこむと卵はまったく確認できないのだ。。。(¨;)
少なくとも僕の目では。。。
その隠蔽工作の一部始終を暴くのが今日最大の目的だった。
ところが、卵を数枚撮って産卵床を離れたのだが、メスが戻ってこな〜い!!(・_・;
ようやく近くまで寄ってきても、すでに産卵した事を忘れてしまったかのように、すぐ横で海藻か何かをかじってる。。。
真横にわんさか自分で産んだ卵塊があるのに。。。!!
ずいぶん粘ったけど、結局、メスは産んだ卵を隠蔽することなく20-30分が経過してしまった。
前は隠蔽中に邪魔しても、スグ戻って来て隠蔽を再開したのに!
今回は完全に隠蔽を止めてしまったくさい。。。
何か悪いことをしちゃったなぁ。。。(・・;)
今回も隠蔽工作は観察できなかった。(−_−;)
今度はすぐさま、産卵後も居残るメスの場所を覗きこむと、メスはスグに逃げてしまい、卵塊がバッチリ観察できた!!!卵塊は黄色っぽくて、丸い粒粒は多分1-2mm程度。中には白っぽい「油球」と呼ばれる栄養分や浮力調整となる成分がハッキリ見え… http://t.co/ZQ7TcXmx
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