タグ: ミカドウミウシ

Into The Fire!

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 23.9℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 15:35-17:26
【潮まわり】 07:53 206cm 満潮 / 14:36 11cm 干潮 / 中潮(月齢:2.8)
【日の出・日の入】 日出05:40 日没18:51

相変わらず透明度はイマイチだけど、日に日にクリアーになっていっているような気はする。。。
今日は久しぶりにタンク下の沖の方まで泳いでみた。

イトヒキベラの仲間の状況を確認するのが目的だったのだが、イトヒキベラ類はどいつも全然興奮状態の子は見られず。
例年ならクレナイイトヒキベラやクジャクベラなんかが繁殖期に入り、激しい求愛が見られたりする時期なのだが、それもなし。。。

炎の中の家
炎の中の家
結局、-30mまで降りても収穫はなく、ずっとミカドウミウシについたウミウシカクレエビを撮っていた。(^^;)
ミカドウミウシの鰓の間にメチャ良い感じで、ウミウシカクレエビが隠れていた。
ウミウシの鰓がまるで燃える炎のようでそこにピッタリ収まるウミウシカクレエビが何ともカッコイイ感じ。。。これにすっかりハマッてしまった。(笑)

一枚撮る度にモニターを確認しては「カッコイイ!!!」と自画自賛。
ここで100枚くらいシャッターを切っていた。(^^;;;

巣作り中のゴンズイ
巣作り中のゴンズイ
帰りにゴンズイの巣作りに出会った。
最近、よく巣を作ったゴンズイによく出会う。
この時期の風物詩だ。


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: , ,

ところ変われば。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 21.3℃
【透明度】 20m~
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 晴れ
【潮まわり】 06:03 187cm 満潮 / 11:34 107cm 干潮 / 17:02 200cm 満潮 / 大潮(月齢:13.4)
【日の出・日の入】 日出07:09 日没17:20

円 - circle -
円 - circle -
また大潮に入ってしまった。
先の大潮なんて最近のような気がするのに。。。ほんと、時間が経つのが早く感じる。。。

今日は良い天気!!
海の中も心なしか明るく感じられる。

今日は-20mくらいの場所でウダウダしてた。
それほど潮は速くなかったのだけど、中層にはナガテングハギモドキなどが沢山群れていて何かワサワサしている。。。

ミカドウミウシに着くウミウシカクレエビのペア
ミカドウミウシに着くウミウシカクレエビのペア
 久しぶりに巨大なミカドウミウシを見かけた。
しかも、ウミウシカクレエビがペアで着いていた。

屋久島ではウミウシカクレエビが着くのは、バイカナマコがスタンダード。
だからこのエビが最初に見つかったのが屋久島だったら、間違いなくバイカナマコカクレエビという和名になっていたであろう。。。と思えるほど。
これも「ところ変われば」という事だろうか。。。
というか、本当に他地域ではウミウシに着くのがスタンダードなのだろうか。。。?信じられん。。。(^^;)

同様にこのエビはところ変われば(宿主が変われば)体色や見た目の雰囲気までガラリと変わってしまうのも面白い。
バイカナマコに着く子は先日写真をアップしたが(冬を乗り切るネタ探し | Field Note  - 屋久島の海と川の記録 –)、黒いクロナマコに着くと真っ黒くなる。
巨大なミカドウミウシに着くと真っ白に。。。(^^;)
また巨大なミカドウミウシで見かけるのはいつもかなり大きな個体が多い事から、老成が白くなるのかもしれない。
ミカドウミウシに着くと長生きするのかな。。。?
バイカナマコにはここまで大きな子(だいたい4cmぐらいはありそう)は着かない。
そもそも、そんな大きな子はバイカナマコの大きさから考えても、棲むこと自体が難しい。(笑)

バイカナマコに着く連中とこのミカドウミウシに着く連中は大きさや色だけでなく、見た目の雰囲気もとても同じ種類だとは思えないぐらい違う。

ところ変われば。。。である。


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: , , ,