タグ: ヘビギンポ

タイドプールでふやける。。。(笑)

【ポイント】 春田浜タイドプール
【水温】 -℃
【透明度】 -m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 13:00-17:00
【潮まわり】 07:23 227cm 満潮 / 14:04 -10cm 干潮 / 中潮(月齢:16.9)
【日の出・日の入】 日出05:23 日没19:05

今週末は天気が崩れるらしい。。。
しかし、今日は快晴!!!
潮汐表を見ると、今日は日中にそこそこ大きく潮が引くらしい。。。
つまり、絶好のタイドプール日和!!(^^)

梅雨に入っちゃうとなかなか晴れる日も少なくなる。
ならば!!という事で、今日は急遽、春田浜のタイドプールに行く事にした。

今はアオサを背景にみずみずしい写真が撮れる。
今はアオサを背景にみずみずしい写真が撮れる。
潮がいっぱいに引くのが14:04。
昼食をとったあと、急いで春田浜に向い、最干潮1時間前にエントリー。
今日は一応、マイナスまで潮が引くのでもう少し早めのエントリーが良かったのだが、まぁ、最干潮後1時間以上経った後エントリーした前回に比べたらまだマシ!(笑)

すでにすべての潮だまりはいっぱいに引いていて、タイドプール内の水は太陽光で温められ、表面は温く、水面直下は早くもサーモクラインができていた。(・・;)

興奮して吠えるロウソクギンポのオス
興奮して吠えるロウソクギンポのオス
風も少々あったため、表面は波立ち、ロウソクギンポの鏡面写真は早々に諦めた。
ロウソクギンポは一部、すでに婚姻色になってメスを求愛するオスも見られ、エクジット間際の時間帯には産卵も見られた。
オス同士の喧嘩も頻繁に見られたけど、全体的にはまだまだ繁殖期のピークに程遠く、ほとんどのオスは通常体色だった。

酸素バブルの玉だけを撮ってみたり。。。
酸素バブルの玉だけを撮ってみたり。。。
さて、タイドプールでの撮影アイデアも最近は出尽くした感があって、新たなアイデアもなかなか思いつかない。(笑)
とりあえず、今の季節を象徴するアオサ(?)など緑の海藻をテーマにいろいろ撮ってみる。。。

今の時期はヘビギンポのチビがそこら中で見られるのだが、上手くアオサの周辺にいる子などなかなか見つからない。
ようやく見つけるとこれに張り付くのだが、ピョンピョン跳ね回ってなかなか落ち着いて撮らせてくれない!!!(・・;)
おかげでどの写真もピントやヘビギンポの向きがイマイチで、数百枚撮ったのに満足のいくものは1枚もなかった。。。

これを「酸素バブル」のボケと組み合わせれば、なかなか素敵な写真になるんじゃないかと思ったけど、今日はどういうわけかこの海藻が吐き出すバブルが少なかった。

酸素バブルのボケと組み合したいんだけど。。。(・・;)
酸素バブルのボケと組み合したいんだけど。。。(・・;)

緑の海藻とヘビギンポのチビは今が旬!
緑の海藻とヘビギンポのチビは今が旬!

アオサはあまり酸素バブルを出していなかったけど、岩を包むように貼りつく灰色のカイメン(?)みたいなやつが大量にバブルを吐き出していた。
しかも粒も大きい!!
ただ灰色なので背景はイマイチ!(^^;;

なので背景以外の部分で面白く撮れないか試行錯誤。
このカイメンのようなものから吐き出される酸素バブルはスグに離れず、糸状のモノにくっついたまま浮き上がる。
これが変形菌のようで可愛かったので、後半はこれに没頭。。。(^^;;

気づいたら4時間が経過していた。。。
さすがに飽きた!(笑)

変形菌みたい。。。
変形菌みたい。。。

謎のカイメンから湧き出る酸素バブル
謎のカイメンから湧き出る酸素バブル


Filed under: 春田浜タイドプールTagged with: , , ,

ヘビギンポの卵はいずこ。。。

【ポイント】 元浦
【水温】 19.3℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:27-16:22
【潮まわり】 09:09 118cm 干潮 / 14:28 150cm 満潮 / 若潮(月齢:9.8)
【日の出・日の入】 日出06:53 日没18:09

今日は午後から海へ。。。
朝から北西の風が吹いていたのは知っていたが、それほど海に影響はないかと思っていたのだが、行ってみると一湊タンク下はかなりのウネウネ&ニゴニゴ状態。。。
しかし、よく晴れていたこともあって、このまま帰るのは惜しいと感じ、今日は体験ダイビングのポイントである元浦で潜った。

浅場は少しづつ緑の海藻が増えてきていて、春の海を思わせる瑞々しい雰囲気だった。(^^)
最初はこの緑の海藻をバックに何か撮ろうと、いろいろ探していたけど何も見つからず、結局はずっと岩陰で産卵していたヘビギンポを延々と観察してた。(^^;;

Theヘビギンポの産卵&放精の瞬間
Theヘビギンポの産卵&放精の瞬間
Theヘビギンポの産卵は毎年1月くらいから始まって、4月くらいまで続く。
今はまさにピークのシーズンで、あちらこちらでギンギンの真っ黒い婚姻色となって求愛&卵を守るオスを見かける。
産卵は早朝が一番激しいと思うのだが、日中でも普通に産卵自体はよく見かける。
今日もすでに夕方になろうという時間帯だったけど、かなり盛んな繁殖行動をずっと観察できた。

今日の産卵はオス1匹に対し、メスは1匹だけのペア産卵。
メスが卵を産むたびに、オスが横から精子を振りかけるのだが、この瞬間は一瞬なので写真を撮るのは難しいと思われがちだが、実は精子をかけるタイミングは決まっているのでその瞬間は簡単に予測できる。
ただ両方の目にピントを合わせるのはなかなか難しいのだけど、、、(^^;;

精子をかけるタイミングはメスだけを見ていれば分かる。
メスは産卵管を伸ばして小刻みに産卵床を動くのだが、一瞬立ち止まって体をへの字に曲げようとする。
そしてまた体をもとの状態に戻すまでの僅かな間に必ずオスが割り込んできて精子をかける。

メスは産卵時、産卵管を海藻の中に差し入れる
メスは産卵時、産卵管を海藻の中に差し入れる
前はメスはスズメダイ類のように小刻みに動いている間ずっと卵を産み続けていると考えていたのだが、多分、この体をへの字に曲げてから体を元に戻すまでの僅かな間だけが産卵行動なのだと思う。
実際、小刻みに動いている間は産卵管は浮いているし、体をへの字に曲げてから体を元に戻したその瞬間だけ短く生えそろった海藻の中に産卵管を差し入れているみたいなのだ。
そしてこの時にオスが精子をかけに割り込んでくるのだ。

ちなみにヘビギンポ類は卵を未だに観察できていない。
肉眼では今のところまったく見えないのだ。。。(・。・;
だから今日はカメラのファインダーでのぞきながら、メスの産卵管の先だけを執拗に観察し続けた。
もう完全に変態だわ。。。これ。。。(笑)

メスの産卵管の先端はブラシ状
メスの産卵管の先端はブラシ状
でも、やっぱり卵のようなものは見えなかったし、帰ってからPCで見てもそのようなものは写っていなかった。
しかし、1つ新発見があった。
メスの産卵管の先はブラシのようになっている事だ。
これは何故か今まで気づかんかった!!!!(◎_◎;)

これがどのような役割を持っているのかまったく見当もつかないが、卵が肉眼で見えないことと何か関係があるかもしれない。。。
もう少し機会があるたびに、このメスの産卵管の先っぽだけを執拗に観察してみようと思う。。。

。。。ってメチャ変態やん!!!!(笑)


Filed under: 元浦Tagged with: ,

一湊湾内は相変わらずの大時化!

【ポイント】 春田浜タイドプール/川(No.3)
【水温】 22.0℃
【透明度】 -m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 10:30-12:00/13:30-14:50
【潮まわり】 06:59 223cm 満潮 / 13:23 -10cm 干潮 / 大潮(月齢:15.5)
【日の出・日の入】 日出05:59 日没18:40

長期滞在で潜るOさんが昨日来島。
今日からダイビング。。。なのに、またまた?まだまだ?一湊湾内は大時化で、今日も潜水不可能。。。
という事でOさんの1日目はイレギュラーなタイドプールからスタート。

タイドプールは春のドン引き状態で、最干潮が13:30頃なのにも関わらず、10:30頃に行ってみるとすでにバリバリに潮は引いていて、ずっとまったく波の入らない静かなタイドプール観察を楽しめた。
生き物的にはスジクモハゼやヘビギンポ、ナンヨウミドリハゼなどが婚姻色を出していたけど、カエルウオ系は依然としてあまり活発ではなかった。

春田浜タイドプール
春田浜タイドプール

スジクモハゼ婚姻色褪めかけ
スジクモハゼ婚姻色褪めかけ
まだ活発ではないロウソクギンポ
まだ活発ではないロウソクギンポ

2本目は川(No.3)の河口の泥地で遊んだのだが、こちらはタイドプールとは打って変わってニゴニゴで何も見えず。。。(・・;)
ロープにはヤエヤマノコギリハゼやクロホシマンジュウダイのチビなんかが着いていた。
ヤエヤマノコギリハゼはメチャクチャ増えてた!!
1つのロープに大小合わせて十数匹が着いていて驚いた。


Filed under: 春田浜タイドプール, 川(No.3)Tagged with: , , , , ,

代表的なヨコエビの仲間???(^^)

【ポイント】 尾之間/原
【水温】 20.3℃/20.0℃
【透明度】 10m/10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 10:00-11:40/12:30-13:30
【潮まわり】 08:39 216cm 満潮 / 15:03 -1cm 干潮 / 中潮(月齢:18.2)
【日の出・日の入】 日出06:32 日没18:23

今日も北西の風がビュービュー吹く寒い北部。。。
ゲストがいる時に限って、なぜに時化る~!!!!!(°◇°)~ガーン

今日もきっと一湊界隈は時化ているだろうという事で、最初から南部に潜りに行った。
1本目は尾之間へ。

行きがけにゲストと「尾之間でマガタマエビでも探しますか~」とか話していたのだが、いつもは多く見られるシラヒゲウニが今日はほとんど見られなかった。。。(・_・;)
見た目は凪ぎに見えた尾之間港も入ってみると、意外に濁っていて、揺れていた。。。
ゲストも撮影には苦労していたみたい。。。(^_^;)

マガタマエビ
マガタマエビ
ウチワサボテングサをつけたコノハガニ
ウチワサボテングサをつけたコノハガニ


コブカラッパが多く見られた
コブカラッパが多く見られた

2本目は原に行ってみた。
ここは一応、潜水禁止エリアになっているのだが、今日は脇の小川から入って浅い水路で遊んだ。
しかし、思い切り潮が引いていたこともあって、1-2mくらいしか水深がな~い!!!!(・_・;)
メチャ辛かった~

でも、結構、面白かった。
ヘビギンポが産卵していたり、一湊ではほとんど見られないクロヘリアメフラシなんかで絵作りしたりして、それなりに楽しめた。
いつもの事だけど、俺、もう完全にガイドしてないし!!(笑)

エクジットしてから常連ゲストGさんが「タルマワシがウジャウジャいましたよ~!!!」と事後報告。。。えっ??マジ???(¨;)
画像を見せてもらって、聞くところによると、テーブル状の岩の上で無数のヨコエビの仲間(ダイバー通称・タルマワシ)がピョンピョン飛んでいたのだそうだ。
それも先日の一湊タンク下で見つけた地味な連中ではなくて、最も有名な赤い目をしたヨコエビの仲間だった。

屋久島(一湊)ではめったに見られないのだが、ここにはウジャウジャいた!!
明日も北部の海は時化そうだ。。。
明日は1人でまた南部に行ってこよっと!!!(^^)

ヘビギンポが産卵中~(^^)
ヘビギンポが産卵中~(^^)
これぞ念願のヨコエビの仲間!!
これぞ念願のヨコエビの仲間!!


Filed under: 尾之間, その他Tagged with: , , , ,

大時化!!!!

【ポイント】 一湊タンク下No.2/春田浜タイドプール
【水温】 20.0℃/22.0℃
【透明度】 10m/-m
【海況】 大時化!
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 12:04-13:12/15:00-17:00
【潮まわり】 08:05 219cm 満潮 / 14:23 1cm 干潮 / 中潮(月齢:17.2)
【日の出・日の入】 日出06:33 日没18:22

今日は久しぶりのガイド。。。(^_^;)
うちのスーパー常連さん2人が来島~
でも、海は大時化!!!

通常、ホームの一湊タンク下が時化ても、風裏の元浦なんかには入れるのだが、今日は真北の風が強く、メイン・エリアである北部はどこも軒並み大時化だった。
それでも一湊タンク下は何とか入れそうだったので1本目はエントリーしたけど、水中はニゴニゴ、ウネウネ。。。(・_・;)

早くもアオスジテンジクダイは繁殖期
早くもアオスジテンジクダイは繁殖期
例年なら3月下旬くらいから卵をくわえ始めるアオスジテンジクダイが今年は早くも抱卵しているオスがボチボチ見られ始めた。
まだ卵の量は極端に少ないけど、たまに開ける口からはオレンジ色の卵がチラチラ。。。

さすがに2本目は通常のダイビングは諦めて、安房の春田浜タイドプールへ。。。

外洋はかなり時化ていたけど、タイドプールはさすがに静かだった。
お目当てのロウソクギンポなんかはまだ全然、繁殖期に入っていないので、この辺はまだまだ期待薄なのは分かっていたけど、イソハゼやナンヨウミドリハゼ、そしてヘビギンポなんかはすでに繁殖期に入っているようで、よく婚姻色個体を見かけた。
それでもまだタイドプールは活気がある状態とは正直言えないかなぁ。。。(^_^;)

アオサなど海藻は割と青々していて綺麗だった。
海藻からはポツリポツリ出てくる気泡が美しく、活気あふれる春を予感させた。(^^)

まだ繁殖期に入っていないロウソクギンポ
まだ繁殖期に入っていないロウソクギンポ
イソハゼ類も繁殖期に。。。
イソハゼ類も繁殖期に。。。


バリバリ繁殖期のヘビギンポ
バリバリ繁殖期のヘビギンポ
タマギンポ&タネギンポ
タマギンポ&タネギンポ


Filed under: 一湊タンク下No.1, 春田浜タイドプールTagged with: , , , , ,

海藻の揺りかごで遊ぶヘビギンポの赤ちゃんたち。。。(^^)

【ポイント】 春田浜タイドプール
【水温】 19.0℃
【透明度】 -m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:30-16:30
【潮まわり】 07:12 225cm 満潮 / 13:46 -20cm 干潮 / 大潮(月齢:15.5)
【日の出・日の入】 日出05:46 日没18:47

すげ~潮の引きっぷり!
今日は午後から一湊へ行ったのだが、北西の強風の影響で一湊湾内は大時化!
しかも、海はドロドロ。。。真っ黒かった。。。(・_・;

元浦で入ろうと思ったけど、潮の引きっぷりが凄すぎてやめた。。。
1年のうちで最も大きく潮が引く季節。
水底の岩場が広範囲で外に露出して、元浦は荒野になってた。(笑)
いつもなら5分ぐらい泳いで行く砂地が、今なら歩いて行けそうなくらい。

いつもなら今日は海なしにするところだけど、どうしても新スタッフを1日1回は海に潜らせたくて(入らせたくて)、仕方なくそこから急遽、安房に向かい、春田浜タイドプールへ。
スタッフは大きなタイドプールで泳がせ、その間に僕は小タイドプール調査。

タイドプールはアオサに覆われていて春っぽい。
そろそろ出る頃かな。。。と一湊でここ最近、ずっと探していたヘビギンポ類の赤ちゃんがここでは大爆発状態だった。

海藻の揺りかごで遊ぶ。。。
海藻の揺りかごで遊ぶ。。。
Theヘビの赤ちゃんだと思うけど。。。
Theヘビの赤ちゃんだと思うけど。。。

そこらじゅうでピョンピョンと海藻の上を跳ねている小さな小さな赤ちゃんたち。
周りには沢山Theヘビギンポの成魚(オスの婚姻色)が見られたので、これらは多分Theヘビギンポの赤ちゃんだと思うのだけど、正直何だかよく分からない。

ウミウシもあまり見られなかった。。。
ウミウシもあまり見られなかった。。。
タイドプールの水はとてもクリアーで澄んでいて、いっぱいいっぱいに引いたこの時間はとても静かな静水。
水面に反射する生き物を撮るには最高のコンディションだったのだが、水面直下の場所にはイソギンポ類はあまり見られず、撃沈。
他にも特に面白いものは見つからなかった。

海藻が凄かったので、ウミウシの類もいろいろと探してみたけど、なかなか見つからない。
クロヘリアメフラシなど小型のアメフラシ類さえも見つからない。。。
う~ん。。。(ーー;)


Filed under: 春田浜タイドプールTagged with: , ,

ヘビギンポ類の産卵が激しい!

【ポイント】 元浦/一湊タンク下No.2
【水温】 19.6℃/18.5℃
【透明度】 20m/25m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 快晴!
【潜水時間帯】 10:09-12:15/13:49-15:16
【潮まわり】 06:23 196cm 満潮 / 12:41 34cm 干潮 / 18:41 197cm 満潮 / 大潮(月齢:28.3)
【日の出・日の入】 日出06:06 日没18:37

今日も常連ゲストS嬢とマンツーマン。
1本目はリクエストに応じて、ヘビギンポ類の産卵観察のために元浦へ。

春&午前中!!とヘビギンポ類の産卵観察には最適の条件なのだが、予想以上に様々な種類の産卵が見られた。
Theヘビギンポ、ゴマフヘビギンポ近似種、クロマスク、通称「お洒落ヘビ」などが一斉に産卵しており、どれもかなり激しかった。

特に未記載種(=新種)である通称「お洒落ヘビ」の産卵が見られたのはラッキーだった。
このヘビギンポはいたって普通に見られるヘビギンポなのだが、なぜかまだ産卵は見たことがなかった。(婚姻色は見たことがあるけど)
僕自身、この「お洒落ヘビ」の産卵観察は初めてだったので、ゲストが他のヘビギンポの産卵を撮っている間もずっとそこに貼りついてしまった。。。(^^;;

通称「お洒落ヘビ」オスの婚姻色
通称「お洒落ヘビ」オスの婚姻色
産卵中の「お洒落ヘビ」のメス(腹部に産卵管が見える)
産卵中の「お洒落ヘビ」のメス(腹部に産卵管が見える)

ゲストS嬢も受精の瞬間はなかなか押さえることができなかったようなのだが、産卵中のメスや婚姻色オスの姿はバッチリ押さえたようだ。
しかし、産卵は10:00くらいから2時間の間ずっと見ていたのだが、終始激しく、正午をまわって帰る頃にもまだそれは続いていた。。。
絶倫なのも驚きだが(笑)、割と日中でも産卵はバリバリと行っている種類なのかもしれない。

Theヘビギンポの産卵(オスの放精の瞬間)
Theヘビギンポの産卵(オスの放精の瞬間)
ゲストは他にTheヘビギンポの産卵に貼りついていたようなのだが、こちらはバッチリ放精の瞬間をゲット!
愛に溢れる1枚になった。(笑)

ほとんどのヘビギンポは、これまで午前中のそれも早い時間帯(6:00-8:00くらい)が産卵時間だと考えていたが(一部、日中の産卵を頻繁に見る種類もある⇒アヤヘビギンポなど)、今日の状況を見るとどの種類も正午を過ぎても依然として激しく、考えをあらためなければならないかな。。。と感じた。
でも、今日から大潮だったな。。。この辺も関係あるのかな。。。?
今日1本目にヘビギンポの産卵を観察していた時間帯は下げ8分くらいから下げいっぱいいっぱいくらいの時間までの間。
この辺が関係するのだろうか。。。?

何でもいいけど、2時間以上潜っていて、時計を見ると潜水時間が「9分」の表示には超ウケた。(笑)
ヘビギンポ類が産卵する水域はどこも時計が作動しないほど超浅い。。。


Filed under: 一湊タンク下No.1, 元浦Tagged with: , , ,

凪ぎているように見えたけど。。。

【ポイント】 元浦
【水温】 19.7℃
【透明度】 20m
【海況】 時化
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:49-17:00
【潮まわり】 06:44 191cm 満潮 / 12:42 60cm 干潮 / 18:23 192cm 満潮 / 大潮(月齢:28.0)
【日の出・日の入】 日出06:42 日没18:17

またまた真冬の気候に逆戻り。。。
北西の強風が吹き、超寒いっ!

もちろん一湊湾内は大時化で、潜水不可能。
風裏になる元浦にエントリーした。
エントリー前の器材セッティングは寒すぎて、メチャ辛かった~

一見、ベタ凪ぎに見えた元浦も入ってみると、浅場や瀬際は超ウネウネ。。。
最初はヘビギンポ類の婚姻色を撮影しようと瀬際や浅場にいたのだが、いやいやいや。。。無理!無理!(^^;)
瀬際なんて何回も吹き飛ばされた。(笑)

瀬際の岩場ではTheヘビギンポやアヤヘビギンポ、クロマスク、ゴマフヘビギンポ近似種、通称・お洒落ヘビなどが、いい感じの体色となっていて思い切り繁殖期に入っているようだった。

その後はウダウダと浅場を徘徊したけれど、たいして発見はなかった。。。(ーー;)
つーか、これだけ長く潜っていたのに、収穫がまったく無いってのも問題だな。。。
もうちょっと気合を入れて観察せねば。。。!!!!

ムロトミノウミウシ
ムロトミノウミウシ
コノハミドリガイ
コノハミドリガイ
日本ではソフトフォーカスや絞りを開けた水中写真が好まれる傾向が強いけど、Flickrなどで海外のダイバーが撮る写真を見るとバリバリに絞った、バリバリにピントの合った水中写真が多く見受けられる。
僕はどちらも好きなのだけど、その動物そのものの美しさ(背景や環境の美しさではなく)や生態的な驚きを強く感じる事が多いのは、やっぱり後者の写真の方かもしれない。

だからというわけではないのだけど、今日は試しにバリバリに絞って撮ってみた。
F値はF45!!(笑)
普段は絞ってもせいぜいF16くらいなんだけど、ここまで絞ると正面からウミウシを撮っても、さすがにピントはほぼ全体に合う。。。(笑)

できれば背景も真っ黒く抜きたかったのだけど、何枚かとって止めた。
水中は揺れていて浮遊物やゴミが凄かったからだ。。。(^^;)

明日も時化そうだなぁ。。。(-o-;


Filed under: 元浦Tagged with: , , , , , ,

3年ぶりのイナズマヒカリイシモチ

【ポイント】 一湊タンク下No.2 / 一湊タンク下No.1
【水温】 18.7℃ / 18.8℃
【透明度】 25m / 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:19-10:51 / 12:16-13:36
【潮まわり】 09:15 118cm 干潮 / 14:27 155cm 満潮 / 長潮(月齢:24.0)
【日の出・日の入】 日出06:46 日没18:14

風向きが南寄りに変わり、今日は暖かい1日だった。
透明度も回復傾向。。。

今日のゲストも常連さん2人。
昨日のコブシメの産卵状況がイマイチだったので、今日はマクロに切り替え、ビーチからエントリー。

1本目は沖に出てクレナイイトヒキベラのオスの状況を見に行った。
繁殖期にはまだまだの状況。。。

【1本目】

3年ぶりのイナズマヒカリイシモチ
3年ぶりのイナズマヒカリイシモチ
同所でイナズマヒカリイシモチを見つけた。
3年ぶりの登場だ。
屋久島では稀種で単体で転石下で見つかる事が多いのだが、今回も同じ。

イナズマヒカリイシモチというとソフトコーラルに着いて群れているイメージを持っている方が多いかもしれないが、屋久島では転石下のテンジクダイなのだ。
ところ変われば生息環境もガラリと変わる。。。

カイメンを背負うカイカムリ
カイメンを背負うカイカムリの仲間
同じく転石下にカイカムリの仲間がいた。
このカイカムリも十分に可愛いと思うのだが、人気があるのはやはりオガサワラカムリ(通称:ユキンコボウシガニ)だろう。
しかし、このカニが主に背負っているチャツボボヤは屋久島ではめったに見られないため、仮に出没しても別のカイメンを被るのではないか?と思っている。

このカニ(通称:ユキンコボウシガニ)が人気を得たのは帽子のようなチャツボボヤを被っている事が理由のひとつだとしたら、屋久島で出会うユキンコボウシガニは果たして本当にキュートなカニなのだろうか。。。?と思ってしまう。(笑)

【2本目】

「春の風物詩」タキベラ(yg)
「春の風物詩」タキベラ(yg)
1本目で撮らなかったゲストSさんのリクエストで、最近着いたばかりのタキベラ(yg)を撮りにいった。
このタキベラはピンク色の石灰質&オオナガレカンザシを背景に持っているため、撮り方によっては美しい写真になるのだが、これがなかなか難しい。。。
30分くらい粘ったが、Sさんもなかなか背景には苦労していたようだった。。。(笑)
僕も明日、撮りに行こうかな。。。

ヘビギンポはとっくに繁殖期
ヘビギンポはとっくに繁殖期
もともとSさんの予約時のリクエストはヘビギンポの繁殖行動だった。
しかし、Gさんのリクエストコブシメの繁殖に押され(笑)、すっかり僕も忘れていた。。。(^^;)

今日はGさんを放置して、Sさんとヘビギンポ類の繁殖状況を見に行った。
僕もちょっと確認したかったので興味があったのだが、状況は予想以上だった。
予想通り、Theヘビギンポはどのオスもバリバリの婚姻色でさらに2ヶ所で産卵も見られたのだが、さらにクロマスクで産卵が見られ、ゴマフヘビギンポ近似種もバリ婚姻色だった。
アヤヘビギンポだけはやや色褪せた婚姻色だったのだが、すでに体色も黒ずみ、午前中だったら婚姻色が見られたかもしれない。

2本目はすでに正午を回っていた時間だったので、これを午前中の早い時間(多くのヘビギンポの産卵時間に当たる)に見に行ったらもっと凄かったかもしれない。。。


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: , , , , , ,

ヘビギンポたちは恋の季節。

【ポイント】 一湊タンク下No.2/一湊タンク下No.2
【水温】 19.0℃
【透明度】 20m~
一湊湾内の時化は昨日に比べて治まったが、もちろん水温は変わらず低い。。。(笑)
天気もあまり良くはなく、風だけが冷たい。

Continue reading


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: , , , ,

冷たい雨。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 19.9℃
【透明度】 ~20m
今日は朝から1日中、本格的な雨に降られた。
しかも、冷たい雨で海に行く足も重くなる。。。(笑)
風は北東だが、あまりにも強い風はタンク下をも荒らした。

Continue reading


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: , , , ,

ヘビギンポはもう繁殖期!

【ポイント】 元浦
【水温】 17.7℃
【透明度】 ~20m
西高東低が緩まり、今日の北部はどこもベタ凪ぎ!
水温や透明度は相変わらず変わらないけど。。。
元浦はエントリーして間もない浅場はあまり浮遊物は見られず綺麗だったのに、沖に出れば出るほど浮遊物は増し、透明度も低下していった。。。(-_-;)

Continue reading


Filed under: 元浦Tagged with:

ようやく凪ぎたからクレーン下♪

【ポイント】 一湊クレーン下
【水温】 18.6℃
【透明度】 15m
晴天&凪ぎ~♪
空は雲ひとつ無い青空!
日中の最高気温は17℃近くまで上がったが、体感ではもっと暖かく感じた。
水中は相変わらずの低水温。。。
ベタベタに凪ぎた今日は、凪ぎたら一番に行こうと思っていた「一湊クレーン下」へ。
このポイントは実に4ヶ月ぶりになる。。。

Continue reading


Filed under: 一湊クレーン下Tagged with:

ヘビギンポワールド♪

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 19.0℃(体感水温)
【透明度】 ~10m
今日はメチャクチャ暖かかった!
日中は20℃を越え、春のような陽気♪
はじめはフリースを着ていたけど、あまりに暑いので結局Tシャッツで1日を過ごした。
車内も暑いので、窓は全開!
風が心地よかった。。。
海も相変わらずの凪ぎ。
今日はいつもよりも早い時間にエントリーしたら、何か気持ちよかった♪

Continue reading


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with:

ヘビギンポって可愛いね♪えへへ

【ポイント】 元浦
【水温】 20.8℃
【透明度】 10m
昨日よりはマシだが、まだちょっと時化気味の一湊湾内。
今日も北部での潜水可能ポイントは「元浦」のみ。
寒~い!(笑)
今日は風が無いぶん、いくらか楽だが朝から降り続く雨が冷たい。
もう何日、すっきりとした青空を見ていないのだろうか?
この外気&雨に合わせて浅場の水温が低い。
今日の最大水深も4-5m程度だったので、ちと辛い。(笑)

Continue reading


Filed under: 元浦Tagged with:

ヘビギンポの季節がやってきた!

【ポイント】 元浦
【水温】 21.5℃
【透明度】 10m
またまた強い冬型に。。。
吹き続ける北西の強風はハンパじゃない!
車がぶっ飛ぶか~??と思うほど。
一湊湾内はまた大荒れに逆戻り。
オフショアになる「元浦」もあまりに強い陸からの風で水面が揺れる。
写真を撮るのも一苦労だ。。。しかも、浅場のヘビギンポともなると。。。

Continue reading


Filed under: 元浦Tagged with: ,