タグ: テンス属の一種

再び、体験ダイビング・デー。。。

【ポイント】 クレーン下/クレーン下
【水温】 29.0℃
【透明度】 30m
【海況】 一湊湾内は凪ぎ、矢筈岬東面は時化気味
【天候】 晴れ時々雨
【潜水時間帯】 10:00-12:00/14:00-16:00
【潮まわり】 05:09 224cm 満潮 / 11:54 37cm 干潮 / 18:20 231cm 満潮 / 中潮(月齢:27.4)
【日の出・日の入】 日出05:51 日没18:47

相変わらず、東の強風が吹いていて、矢筈岬の東面はかなり時化気味だ。
晴れていたかと思うと、急に雨が降り出したりするコロコロ変わる天気も変わらない。
ここ数日、ずっと同じような状況。

今日はまた体験ダイビング・デーだった。
ポイントは元浦が時化気味のため、クレーン下オンリーだ。
クレーン下は同業者がいっぱい集まっていて、賑わっていた。

昨日に比べるとやや透明度は落ちているが、依然としてなかなか綺麗な海だった。
クレーン下の砂地は昨年の今ごとは通称「人面テンス(テンス属の一種)」が沢山いたような気がするのだが、今年はほとんど見られない。
これが不思議。。。


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いったい、こいつら誰だろ?(・・;)

【ポイント】 クレーン下/クレーン下/クレーン下
【水温】 29.0℃
【透明度】 30m
【海況】 一湊湾内は凪ぎ、矢筈岬東面は時化気味
【天候】 晴れ時々雨(繰り返し)
【潜水時間帯】 10:00-12:00/13:30-14:00/15:00-17:00
【潮まわり】 10:13 67cm 干潮 / 17:11 200cm 満潮 / 若潮(月齢:25.4)
【日の出・日の入】 日出05:50 日没18:50

3日連続の体験ダイビングデーだ。
昨日から東寄りの風が強く、今日もそれが続いていて、元浦はかなり時化気味。。。
島内の同業者がみんな風裏のクレーン下に集結して、いつもは空いているポイントが今日は大混み!

また、夏の間、ずっと快晴だった屋久島なのだが、今日は雨が降ったり、止んだりを繰り返していて、いつもは露天で行う体験ダイビング前のレクチャーがドキドキ。。。

今日のクレーン下も素晴らしい透明度と青さ!!
魚がほとんどいない白い砂地が逆に幻想的でもある。。。(笑)

この砂地で体験ダイビングのワイド写真を撮ったら、さぞ素敵な写真になるなぁ。。。などと思うのだけど、そのためには少しでも早くスタッフが体験ダイビングをできるように育てねば。。。(^^;)

砂地にはあるテンスの仲間(種不明)の幼魚があちらこちらに。。。
メチャ沢山いるのだけど、何者なのかまったく分からないのが不思議。
この砂地にはテンス系の成魚はホシテンスと通称・顔面テンス(テンス属の一種)しか見当たらないのだが、どちらでもないような気がする。。。
いったい、こいつら誰だろ?(・・;)


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クロテンス(仮称)の状況

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.1
【水温】 27.9℃/28.0℃/28.1℃
【透明度】 25m/25m/30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:27-10:33/11:59-12:58/15:00-16:11
【潮まわり】 07:33 238cm 満潮 / 14:03 40cm 干潮 / 20:13 237cm 満潮 / 大潮(月齢:15.4)
【日の出・日の入】 日出05:44 日没19:00

今日は終戦記念日。。。である事をすっかり忘れていた。。。(・・;)
お盆中は毎年、余裕がなさすぎる。

今日は一湊エリアでのんびりダイビング。

お盆中、一眼のゲストがNさんしかいないので、今日もベラの写真が続きます。。。(^^;)
「ベラが好き!」というダイバーは皆無に等しいので(笑)、なかなか読んでくれる方も少ないかと思いますが。。。
「スズメダイが一番好き!」、「ハゼが一番好き!」というダイバーは沢山いても、さすがに「ベラが一番好き!」はあまり聞いたことがない。(笑)
イトヒキベラ好きは結構いるのになぁ。。。おかしいなぁ。。。やっぱ地味過ぎるかな。。。?それとも普通種過ぎる?(^^;;

ちなみにベラ・ガイドのリクエストは大歓迎です!(^_^)

常連Nさんのリクエストはいつでもベラなのだが、一応、どのポイントにもいる種類なので、特殊なポイントに行かなくても何かしら見れるので助かる。
一面が砂地のポイントでもそれは同じ。
普通のベラはキスジキュウセンとコガネキュウセンくらいしかいなさそうなゼロ戦だって、ハゲヒラベラ、ホシテンス、ヒラベラ、クロテンス(学術的にはホシテンスとされている?)、テンスモドキ、テンスモドキ属の一種など、テンスの仲間だけはいろいろいて楽しめる。
そう。。。テンスもベラの仲間なのだ。(笑)

ゼロ戦界隈でよく見られるクロテンス
ゼロ戦界隈でよく見られるクロテンス
さて、この砂地にはクロテンス(学術的には日本で見られるこの手の仲間はホシテンスとされている?⇒魚類写真資料データベース – KPM-NR0061660)が沢山いるのだが、同じくホシテンスも成魚、幼魚ともによく見られる。

昔、この魚はXyrichtys nigerと同定され、クロテンスと呼ばれていた事がある。(⇒Xyrichtys niger
しかし、今はホシテンスの若魚だとされているようだ。

ちなみにホシテンスの幼魚は以下のような写真の連中だ。

ホシテンスの幼魚
ホシテンスの幼魚
ホシテンスの幼魚
ホシテンスの幼魚

僕はどうしてもこれが納得できずにいる。
このクロテンス(仮称)がXyrichtys nigerであるかどうかは、研究者ではないのでまったく分からないが、ゼロ戦の砂地で動きや生息状況を見ているとどうしてもホシテンスだとは思えないのだ。
上のホシテンスの幼魚(黒)は体長3-4cmくらいで通常は頭を下にしてフラフラ漂っていて近づくと砂に潜るのに対し、クロテンス(仮称)は15-20cmくらいの大きさですでにフラフラなどしておらず、ドッシリと横位置で佇んでおり、近づくと横方向にどんどん泳いで逃げていく。。。
通常、ホシテンスでこのサイズ(20cm)くらいになると頭の第一背ビレはほんとんど目立たなくなっている。

しかし、ゼロ戦付近で沢山見られるクロテンスは何年も同じテリトリーにいて(←ここが結構大事なポイント:1匹、2匹がたまに見られるというレベルではない)、同一個体が2-3年同じ場所で見られ続けるのだ。
求愛やクロテンス同士の喧嘩もたまに見られ、僕はこれでこの魚の立派な成魚サイズなのではないかと思っている。
(ちなみにホシテンスはまだまだ大きくなって立派な成魚は30cm以上になり、棘状の第1背ビレは完全になくなる)

ではこのクロテンスの幼魚はどいつなのか?というと。。。
これはまだ確信はないのだが、ゼロ戦界隈でよく見られる以下のような黒い子なのではないかと思っている。(体長2-3cmくらい)

ただ、まだこのサイズのクロテンスの産卵を見ていないのが弱い。。。(・・;)
これが見られれば、ますます確信できるのだけど。。。

クロテンスの幼魚???
クロテンスの幼魚???
???
???

最後は一湊タンク下の浅場でのんびり。。。
Nさんのリクエスト、ハシナガベラの幼魚を探した。
ちょうど、1匹浅場で押さえている子がいたので、それを撮ってもらった。
いや~成魚ほどではないけど、やっぱり奥まった暗がりにどんどん逃げる傾向があって撮りにくい。。。(-o-;

ハシナガベラの幼魚
ハシナガベラの幼魚
ゴシキイトヒキベラ?
ゴシキイトヒキベラ?


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ベラ類のリクエスト

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.1
【水温】 28.8℃
【透明度】 30m~
昨日とあまり変わらない海況。
ここ最近、矢筈岬寄りのお宮前に比べ、一湊タンク下側の透明度が落ち気味。
特にゼロ戦付近はかなりの白濁りだ。。。

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