【ポイント】 一湊タンク下No.2/一湊タンク下No.1
【水温】 23.1℃/24.3℃
【透明度】 25m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:25-10:59/11:28-13:27
【潮まわり】 08:32 219cm 満潮 / 15:20 20cm 干潮 / 中潮(月齢:17.3)
【日の出・日の入】 日出05:15 日没19:22
今日も超常連ゲスト2人と2本。
1本目は沖に出て昨日同様に卵探し。(笑)
昨日は卵は見られなかったコガネスズメダイの産卵床に一斉に卵が産みつけられていた。
面白いのが、周辺のコガネスズメダイはすべて同じ日に産卵をして、一斉に卵を守る事。
今日はそこらじゅうにコガネスズメダイの卵守りが見られた。
ミツボシクロスズメダイもこれと繁殖生態が似ているのだが、今日は産卵が至る所で見られた。
ワタワタしている卵自体もコガネスズメダイとミツボシクロスズメダイとではよく似ている。
テンジクダイ類もそこらじゅうで口内保育が見られた。
テンジクダイ類の中でも最も早くから繁殖期に入っていたアオスジテンジクダイもまだまだ卵を咥えている個体が多い。
1本目の帰り道、エントリー口近くのクマノミ夫婦がイソギンチャクを噛みついてどかし、産卵床を綺麗に掃除していた。
これはまもなく産卵するに違いない!!と感じたのだが、エアーも残り少なく断念。。。
ゲストのリクエストもあって、クマノミ産卵狙いで水面休息もそこそこにスグに2本目エントリーした。
さすがにもう終わっているかな。。。と思ったのだが、何とまだ掃除中!!
じっと観察しながら、ゲストと一緒にその時を待った。
しかし、全然始まらない。。。(・・;)
考えてみると、産卵管もまだ出てなかったし、1本目はどんなに待っても産卵は始まらなかったのだ。(^^;)
2本目のエントリーもそう急ぐ必要はなかったのかも。(笑)
何と産卵はエントリーから1時間経過した12:30に始まった。
最初の1筋は4個の赤い卵だった。
そこからどんどん赤くなっていく産卵床を観察。
産卵も1時間くらい観察していたので、合計2時間、まったく動かないダイビングだったので、最大水深4.2m、平均水深3.6mというワケのわからないダイブ・プロフィールに。(^^;)
0.6mの違いは多分、潮の干満の差。
今日も潮の引きが凄まじかった。。。
結局、途中で寒くなってきたのでエクジットする事に。。。
産卵開始から1時間くらい見ていたけど、まだまだ産み続けそう。。。
その間、もう1人のゲストG氏は昨日、自分で見つけたアコヤガイの中に棲む謎のエビを撮りに。。。
途中何回か、クマノミまで戻ってきたのだけど、全然僕らが動いていないので驚いていた。。。(笑)
エビの方はアコヤガイが広く開かないため、なかなか上手く撮れなかったようなのだが、ずばりこのエビだった。(⇒アコヤガイなんとか?? – 【蒼い海への誘い】感動と色彩にあふれる地球の海 – Yahoo!ブログ)
ハサミの赤い点々が印象的だった。
調べてみると、チョウガイカクレエビというシャコガイなどに棲むエビで、小笠原や八重山諸島、柏島なんかで出ているエビのようだけど屋久島では初だ。
早速、明日撮りにいこっと!
Gさん、ありがとー(^^)
帰りに昨日のセボシウミタケハゼの産卵床を撮ってきてくれたのだが、よく見ると新たな卵のパッチが!!
昨日の夕方は下方の卵のパッチが1つだけだったのに、上に1つパッチが増えてる。。。!!
産卵はいつしたんだろう。。。?