タグ: クロホシマンジュウダイ

西へ東へ。。。

【ポイント】 観音/春田浜タイドプール/川(No.2)/一湊タンク下No.2
【水温】 25.0℃/-℃/27.4℃
【透明度】 20m~
【海況】 時化
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:25-10:27/12:30-14:30/16:14-17:10
【潮まわり】 07:23 236cm 満潮 / 13:34 63cm 干潮 / 大潮(月齢:0.9)
【日の出・日の入】 日出06:07 日没18:11

今日は屋久島北部を西から東へ、永田の超深場からタイドプールの超浅場へと大移動!(^^;;
これも今日が最終日である長期滞在中のTさんご夫妻のリクエストと今日が中日のKさんのリクエストに応えるため。。。(笑)

まずはKさんのリクエストに応えるべく、大時化の永田・観音の深場へ。。。
リクエストのランドールタイルフィッシュは相変わらずウジャウジャいたのだが、僕的にはアサヒハナゴイの成魚が今日のヒット!
屋久島では幼魚も含めアサヒハナゴイはかなり稀で、成魚に至っては初記録と言ってもいいくらいだ。
この水深では割と普通に見られるアカボシハナゴイの群れに混じるアサヒハナゴイの成魚は一際目立っていた。(^^)

そこから今度はTさんのリクエストに応えるべく、一気に1時間ほど移動して春田のタイドプールへ。。。
●●mの超深場から●cmの超浅場へ!(笑)

さらには川の河口域でしか見られないヤエヤマノコギリハゼのリクエストに応えるべく、たった5分間、汽水域に浸かったあと、最後はヤクシマキツネウオの成魚リクエストに応えるべく、速攻でホームの一湊タンク下に戻った。(^^;;

いや~忙しい1日だった。。。(笑)


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一湊湾内は相変わらずの大時化!

【ポイント】 春田浜タイドプール/川(No.3)
【水温】 22.0℃
【透明度】 -m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 10:30-12:00/13:30-14:50
【潮まわり】 06:59 223cm 満潮 / 13:23 -10cm 干潮 / 大潮(月齢:15.5)
【日の出・日の入】 日出05:59 日没18:40

長期滞在で潜るOさんが昨日来島。
今日からダイビング。。。なのに、またまた?まだまだ?一湊湾内は大時化で、今日も潜水不可能。。。
という事でOさんの1日目はイレギュラーなタイドプールからスタート。

タイドプールは春のドン引き状態で、最干潮が13:30頃なのにも関わらず、10:30頃に行ってみるとすでにバリバリに潮は引いていて、ずっとまったく波の入らない静かなタイドプール観察を楽しめた。
生き物的にはスジクモハゼやヘビギンポ、ナンヨウミドリハゼなどが婚姻色を出していたけど、カエルウオ系は依然としてあまり活発ではなかった。

春田浜タイドプール
春田浜タイドプール

スジクモハゼ婚姻色褪めかけ
スジクモハゼ婚姻色褪めかけ
まだ活発ではないロウソクギンポ
まだ活発ではないロウソクギンポ

2本目は川(No.3)の河口の泥地で遊んだのだが、こちらはタイドプールとは打って変わってニゴニゴで何も見えず。。。(・・;)
ロープにはヤエヤマノコギリハゼやクロホシマンジュウダイのチビなんかが着いていた。
ヤエヤマノコギリハゼはメチャクチャ増えてた!!
1つのロープに大小合わせて十数匹が着いていて驚いた。


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予想外に面白かった汽水域

【ポイント】 川(No.2)/川(No.2)
【水温】 22.4℃/21.4℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:30-12:00/12:30-13:40
【潮まわり】 06:14 223cm 満潮 / 12:05 85cm 干潮 / 17:42 228cm 満潮 / 大潮(月齢:28.3)
【日の出・日の入】 日出06:50 日没17:18

今日は1本目は川(No.2)の汽水で、2本目は北部に帰って元浦で!とGさんと計画していたのだが、蓋を開けてみたら川(No.2)の汽水が予想外に面白く、結局1本目は3時間近く潜っていたため、すでに北部に戻って潜る時間はなくなってしまった!!(笑)
結局、タンクチェンジしてスグに、2本目も川(No.2)の汽水にエントリー。(^^;)

汽水域はいつもそうなのだけど、今日も水底と水面付近で水温が5℃も違った。(・・;)
しばらく水の冷たい水面付近で撮影していて、その後、温かい水底付近に下りるとそこは天国!温か~い!(^ー^)
と言っても、水底でも23℃しかないんだけどね。。。(^_^;)

ヤエヤマノコギリハゼ
ヤエヤマノコギリハゼ
もともとはGさんのリクエストであるヤエヤマノコギリハゼが目的だったのだが、ちょうど彼らのいる環境にサーモクライン(水温の大きく違う水が混在する時にできる水の層)があり、ちょっとでも動けばモヤっとしてしまい全然撮れない。。。
このエリアには他に定番のクロホシマンジュウダイやテングヨウジも沢山いた。
テングヨウジは抱卵中のオスも多かった。

水底にはオキフエダイやゴマフエダイ、クロホシフエダイ、ニセクロホシフエダイなどの幼魚が沢山いて、僕がこれにハマっている間に、Gさんはいろいろと見つけていたようだ。
屋久島では成魚は非常に稀なスジモヨウフグ(過去に2-3回観察記録があるくらい)の幼魚が、ここでは沢山見られたようだ。
こうした環境ではフグ科の幼魚はよく見られるのだが、スジモヨウフグの幼魚が沢山いたのには驚いた。

Gさんが撮った写真の中に僕も初見のイトヒキサギが含まれていた。
すげ~!!
河口環境では割と多いのかも知れないけど、普段はあまり入らないのでその価値はよく分からないが(笑)、一応、初記録だ。

スジモヨウフグのチビ
スジモヨウフグのチビ
イトヒキサギ
イトヒキサギ

北限かな?インコハゼ
北限かな?インコハゼ
Gさんは主に水底のハゼにハマっていた。(^^;)
この辺の水底は砂泥になっているため、当然ハゼ類は多い。
でも、いつ来ても水面直下の魚たちや多種多様なフエダイの仲間に心を奪われてしまい、泥ハゼたちにまで気がいかなかったのだが、水底の泥環境はマングローブのそれと似ていて様々な北限であろうハゼ類が沢山いた。(どれもかなり地味だけど。。。)

帰ってからGさんの写真を見ていたら、何かこれらのハゼ類を一度整理してみたくなった。(^^;)
実は屋久島には数年前までハゼを中心に研究する宮内庁の生物学研究所の方々が御採取に来られていて、ハゼは西表島並みにかなり整理されているはず。。。
しかし、宮内庁の生物学研究所の方々はなかなか結果(整理して論文にするなり、リスト化するなりして発表する事)を出してくれないため、未だに屋久島には普通に生息していても学術的には正式な記録がない事になっているハゼも多い。

多分、屋久島のハゼを整理すれば、きっと生物地理学的に見ても面白い結果が分かるに違いない。
この冬は何をテーマに潜ろうかなぁ~なんて考えていたけど、ハゼをやってみようかな。。。
ようやく重い腰を上げる時がきたか。。。(笑)

カマヒレマツゲハゼ
カマヒレマツゲハゼ
クチサケハゼ
クチサケハゼ


不明種1(誰か教えて下さい)
クロコハゼ?
不明種2(誰か教えて下さい)
ニセツムギハゼ?


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えっ??ミドリガメ??

【ポイント】 川(No.3)
【水温】 -℃
【透明度】 20m~
北西の風は弱まったが、一湊湾内はまだちょっと時化気味。。。
だけど時化よりもむしろ濁りのほうが気になる。
陸上から見て分かる濁りの範囲が昨日よりも広がっている。。。(-_-;)

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