【ポイント】 一湊タンク下No.1/お宮前/お宮前
【水温】 26.6℃/27.1℃/27.7℃
【透明度】 20m/20m/20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 9:06-9:54/11:09-11:53/15:25-16:42
【潮まわり】 07:43 234cm 満潮 / 14:25 21cm 干潮 / 大潮(月齢:15.8)
【日の出・日の入】 日出05:26 日没19:21
今日はダイビングを予定していたほとんどの方が急遽、帰路に着くことになり、ゲストは2人のみに。。。
いつも使っている船がすでに台風準備に入ってしまったため、他店との乗り合いで午前中に2本。
午後からは海が時化る前に撮っておきたい魚をお宮前に撮りに行った。
それはもちろんアンボンスズメダイ(yg)!
1cmにも満たない小さな子なので、一発大きく時化ればいなくなってしまうに違いない!!
明日にはウネリも回り込みそうだし、台風一過後は北西の風に転じて一湊湾内は大時化になるだろう。
今日がラスト・チャンスなのだった。
ボートポイントのお宮前にビーチからエッチラオッチラ下り、アンボンスズメダイだけのためにエントリー。
苦労して下りてすでにいなかったら!!と不安に思ったが、無事にいてくれて一安心。。。
かなり警戒心の強い子で、ライトを少しでも当てようものならスグに引っ込んでしまう。
今日はしっかり臀ビレの先も黒くなっていて、まさにアンボンスズメダイ!
ところでアンボンスズメダイの国内での分布を調べているのだが、何かよく分からない。。。
西表島には成魚も見られるようなので八重山諸島全域で割と見られるスズメダイなのかと思いきや、なかなか石垣島などが検索にかからない。
小笠原では成魚標本が撮られているようなのだが、こちらも生態写真が見つからない。。。
どなたかこれ以外の国内での分布をご存知の方がいましたら情報をください!
今回の記録が北限であることは間違いないと思うのだけど。。。
これで一応目的は達成したのだが、ブログ的にはつまらないと考え(笑)、近似のマルスズメダイ、ヒレグロスズメダイの同サイズの幼魚も撮って並べてやろうと探したのだが、1匹も見つからなかった。(・・;)
マルスズメダイ、ヒレグロスズメダイは他の多くのスズメダイとはちょっと幼魚期がずれ、8-9月の頃が幼魚爆発期。
さすがに、初夏の今はなかなか見つからなかった。。。
しかし、マルスズメダイなどはすでに繁殖期には入っているようで、オスの興奮色などはよく見られる。
マルスズメダイの産卵床&卵も押さえておきたいのだが、これがかなり奥まった穴や亀裂の中にあるようで観察が厳しい。。。(・・;)
まだ興奮したオスはメスへの求愛というよりは他のオスに対する威嚇のような行動の方がさかんに見られる。
つまり、テリトリー争いのようなものが今の見られる行動の中心だ。
本格的な産卵や求愛などの繁殖行動が見られるのは、もう少し先になりそう。
今日もゴマモンガラが狂暴だった。
1人だとマジで怖くなる。(笑)
まだ産卵床に卵があるような感じではなく、何やら水底をガジガジしながら産卵床を作っているような感じ。
恐くて近くに寄れないため、じっくり観察できず。。。(笑)
卵を守っている時はかなり離れていても襲われるのだが、今は相当近づかないと襲ってくる事はない。
しかし、どうしても何をやっているのか知りたくて何度か接近を試みたのだが、全然ダメ。。。マジで恐い。。。怖すぎる。。。(・・;)
好奇心と恐怖心、最終的には後者が勝って、結局何をやっているのかまったく分からなかった。
勇気がほしい。(笑)