二兎追う者は一兎も得ず

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 25.7℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 8:44-10:53
【潮まわり】 05:22 50cm 干潮 / 12:20 191cm 満潮 / 18:11 126cm 干潮 / 小潮(月齢:6.3)
【日の出・日の入】 日出06:32 日没17:30

もう一度、シマキンチャクフグの産卵を観察するために、今日は朝早く起きて、先日よりも40分早くエントリーした。
エントリー直後にハナキンチャクフグが喧嘩していたけど、これは数枚撮って華麗にスルー。(笑)
心のなかで「二兎追う者は一兎も得ず。。。」を繰り返しながら。。。

ハナキンチャクフグの喧嘩
ハナキンチャクフグの喧嘩
ハナキンチャクフグの喧嘩
ハナキンチャクフグの喧嘩

よくシマキンチャクフグのオスが見られるエリアに直行すると、早速、怪しいオス・メスのペアが。。。
前に産卵を観察した時と同じように、短い海藻が生えた岩肌を整えるメスとそれにまとわりつく若いオス。
しばらくこのペアを追っていたけど、1時間近くたってもいっこうに産卵しない。。。
そのうちにメチャいい色を出した大きな老成オスが現れ、心のなかで「二兎追う者は一兎も得ず。。。」を繰り返しつつも思わず、こっちに観察対象をチェンジ!
これが大失敗だった。。。
このオスはいい色を出しているだけで、全然メスには出会わない。(・_・;
途中で諦めて、元々観察していたペアのもとに戻ると、これがなかなか見つからない。

ノコギリハギの求愛
ノコギリハギの求愛
そのうちに良い感じのノコギリハギのペアを発見!!
またまた、こちらに観察対象を移し、しばらく追っているとメチャメチャ遠くに移動していく。。。
いや~これを追って何ごともなかったら、大失敗じゃないか!!!
心のなかで「二兎追う者は一兎も得ず。。。」を繰り返しながら、また元の場所に戻って先ほどのペアを探した。(笑)

結局、先ほどのペアは見つからず、その周辺をウロウロしていたら、別のシマキンチャクフグのペアを発見!
心のなかで「二兎追う者は一兎も得ず。。。」を繰り返しながら(笑)、これを追い続けた。

相変わらずヒレナガスズメダイの攻撃を受けながらも、メスは産卵床を均し、オスはこれに追随。
しかし,いっこうに産卵が始まらないまま、またまた1時間が経過。。。

そして飽き始めた頃、ようやく10持24分に産卵!
またまた何の前触れもなく、急に産卵を始めたものだから慌てた!慌てた!
何と僕のいる位置からだと後ろ向きで雌雄がピッタリくっついた。
産卵はやはり10秒ほどで終わってしまったのだが、同属のキタマクラで見られるような白濁のようなものは一切見られなかった。

産卵終了後はやっぱりメスだけが残り、しばらく産卵床にお腹をくっつけたまま動かない。
彼女には悪いけど、今日は産卵床をじっくり観察して卵を探してみた。。。
でも、やっぱり卵らしきものは一切見当たらなかった。
キタマクラでは卵は肉眼でも見えるらしいのだが、おかしい。。。
本当に産卵だったのか、相変わらず自信がなくなる。。。(・_・;

産卵間近のシマキンチャクフグのペア
産卵間近のシマキンチャクフグのペア
シマキンチャクフグの産卵
シマキンチャクフグの産卵


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: , ,

2 Comments

  1. 今日は産卵床をじっくり観察して卵を探してみた。。。でも、やっぱり卵らしきものは一切見当たらなかった。キタマクラでは卵は肉眼でも見えるらしいのだが、おかしい。。。本当に産卵だったのか、相変わらず自信がなくなる。。。(・_・; http://t.co/IMvc3alX

  2. #yakushima #divingJP 今日は産卵床をじっくり観察して卵を探してみた。。。でも、やっぱり卵らしきものは一切見当たらなかった。キタマクラでは卵は肉眼でも見えるらしいのだが、おかしい。。。本当に産卵だったのか、相変わら… http://t.co/M0EBMYPS


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。

Comment *
Name *
Email
Website

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください