【ポイント】 一湊タンク下No.1/クレーン下
【水温】 28.3℃/28.0℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 9:10-11:11/14:00-15:00
【潮まわり】 04:25 64cm 干潮 / 10:54 189cm 満潮 / 16:16 129cm 干潮 / 小潮(月齢:21.0)
【日の出・日の入】 日出06:04 日没18:19
今日は午後から体験ダイビングだったので、午前中にスタッフと潜りに行った。
シーズン中はずっと105mmポートが故障していて使えず、たまにカメラを持って入る時間があってもワイドばかりだったのだが、今日は久しぶりに落ち着いてマクロに対峙。
7月にこんなカニの仲間を紹介した事があったが、
⇒ ゴイシギンポの婚姻色&卵守り | Field Note - 屋久島の海と川の記録 –
⇒ スリバチサンゴの仲間に着く謎のコシオリエビの仲間? | Field Note - 屋久島の海と川の記録 –
このカニはその後、Facebookなどを通してよく知られるところとなり、各地で見つかるようになった。
しかも1回気づけば、そこら中にいるという事が分かり、「超普通種なのにナゼに気づかなかったんだぁ~!」という驚きの中、今月に入ってからこれが既知種のアシビロサンゴヤドリガニという種類であることが分かった。
このカニはとても小さいので105mmマクロがベストなのだが、夏の間ずっと105mmが使えなかった事もあり、前回は60mmマクロでの撮影になってしまった。
早く105mmで撮りたいなぁ~と思っていたのだが、9月に入ってようやくその機会が訪れたというワケだ。
最初はずっと105mmやテレコンでこのカニの美しい体の模様をソフトフォーカスで切り取りたいと考えていたのだが、最近ちょっと考えが変わった。
このカニはサンゴに穴を掘ってそこに棲んでいるのだが、この巣穴が浅ければ、深い細い棒のようなものでお尻の辺りを軽く触るだけで嫌がって外に出てくる。
最初はそれを知らなくて、深い巣穴に棲む個体をわざわざ選択し、ほじくり出すような事を正直やっていたのだが(ーー;)、いずれにしても外に出して撮ったアシビロサンゴヤドリガニは何か生息環境に合っていない場所に移動して撮った生き物のような感じになってしまい、ネイチャーフォトとしてはイマイチの出来のような気がしてきた。。。(-o-;
もっとカッコ良く撮りたいのだけど。。。(・・;)
かといって、巣穴に深く埋まったままの状態だと何がなんだかよく分からない。。。
考えた末の結論が、できる限り綺麗な色のサンゴを選択し、浅い巣穴に棲む割と大きめの個体、もしくは模様が肉眼でもハッキリ分かるような個体を選ぶこと。
そして生息環境のまま撮ること。
何とかカッコ良く撮りたいな。。。と水中でいろいろ試行錯誤してみたけど、どうだろう?これ。(^^;)
単にサンゴの美しさに頼っただけの写真になってしまった気も。。。(笑)
(ーΩー )ウゥーン
先日、見つけたヒオドシベラのチビはちょっと大きくなっていたけど、まだ定位置にいてウロウロしていた。
シーズン中はなかなか-30m前後の水深に降りる機会がないので、ちょっと覗いてみた。。。
クジャクベラが婚姻色にはなっていなかったけど、ヒレを全快にして滑空していた。
求愛しているという感じではなかったのだが、ヒレを畳むことはまったくなく、ずっと開きっ放し。
なにしてるんだろ?(ーー;)
9月に入ってからニシキカワハギの求愛やディスプレイをよく見かけるようになってきた。
夏場でもたまに見かけるのだが、この時期になる1ヶ所に複数匹が集まる事が多くなり、尾ビレの色や体色も派手になる。
毎年、産卵を追うのだけど、未だにその繁殖行動を掴めずにいる。。。
ディスプレイは頻繁に見るのに。。。
巣穴の外に出して撮ったアシビロサンゴヤドリガニは何か生息環境に合っていない場所に移動して撮った生き物のような感じになってしまい、ネイチャーフォトとしてはイマイチの出来のような気がしてならない。もっとカッコ良く撮りたいのだけど。。。(… http://t.co/bgJ43XlT
#yakushima #divingJP 巣穴の外に出して撮ったアシビロサンゴヤドリガニは何か生息環境に合っていない場所に移動して撮った生き物のような感じになってしまい、ネイチャーフォトとしてはイマイチの出来のような気がしてならない… http://t.co/c8GfywJr