もう、や~めた!(ーー;)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 22.2℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潮まわり】 07:42 76cm 干潮 / 14:10 190cm 満潮 / 長潮(月齢:23.9)
【日の出・日の入】 日出06:56 日没17:16

今日は朝から雨の1日。。。
しかも寒いので海に行くのも渋りがち。。。(^^;)

ヤクシマキツネウオの群れ狙いも3日目。
もう20mm以下のレンズでは無理っ!と今頃気づき、今日は20mm×1.5倍の実質30mmのレンズでトライ。
もう数百匹が群れる画は諦め、1枚に少しでも多くのヤクシマキツネウオが写り込む写真を目指すことにした。。。
もともと研究者の方のリクエストが、ヤクシマキツネウオが沢山写り込んでいる写真が欲しいとの事だったので、それで良いのだけど。。。(^。^;)

ヤクシマキツネウオの成魚群れ
ヤクシマキツネウオの成魚群れ
ヤクシマキツネウオは常に数百から千匹近く群れているのだが、例えばツムブリ、ムロアジのような回遊魚やクマザサハナムロやニセタカサゴのような群れとは違い、普段はかなり広い範囲に疎らに広がっていて、泳ぎ去るのではなく、どちらかというと同じ場所で流れてくるプランクトンなどを食べて生活している。
それがたまに水底に降りてくるときだけ密集するような感じなので、なかなか群れのワイド写真を撮るのは厳しい被写体なのだ。

だいたい20分くらいに一度、一斉に水底に降りてくるのだが、これは見ているとホンソメワケベラのクリーニングを受けたり、水底近くのプランクトン群集を食べているようだ。
この時はスーピタッ、スーピタッとフタスジタマガシラのように静かに動くので撮りやすいのだが、どういうわけか今日はまったく降りてこなかった。
ライトを振り回したりしても同じく一斉に降りるのだが、これは危険を感じているだけに降りてもそのまま水底近くを群れで逃げるので、なかなか寄れない。。。

だいたい降りる場所が分かってきたので先回りしたりするのだが、全然ダメ。。。
僕も追いかけまくって、ハァハァゼィゼィしているので(笑)、さすがにそりゃ逃げるって。。。(ーー;)

あ~もう止めよっかな。。。
もう、これが限界っ!!

このヤクシマキツネウオが群れる光景は屋久島ではいつでもどこでも見られる日常的な光景であるにも関わらず、国内の他のエリアではあまりそのような話は聞かない。
つまり、このヤクシマキツネウオの成魚が大量に群れるのはまさに薩南諸島ならではの光景なのだと思う。
レアモノ&珍種もいいけれど、こうしたその土地「ならでは」の魚や光景(つまり、その土地では普通種)を把握してそれを紹介するのが僕ら現地ガイドの仕事なんじゃないか?と思う今日この頃。。。


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with:

3 Comments

  1. ヤクシマキツネウオが群れる光景は屋久島ではいつでも見られる日常的な光景であるにも関わらず、国内の他のエリアではあまりそのような話は聞かない。つまり、このヤクシマキツネウオの成魚が大量に群れるのはまさに薩南諸島ならではの光景なのだと思う。 http://bit.ly/hvP1Bz


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。

Comment *
Name *
Email
Website

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください