１人じゃ無理っ！

【ポイント】　一湊タンク下No.2
【水温】 21.6℃
【透明度】 ～20m
時化と凪ぎの繰り返し。
今日は北西の風が緩まり、岩場にはまだいくらか白波が当たっているが一湊湾内はまずまずの海況。。。

一湊タンク下の-25m～-30mぐらいの間によくヒメタマガシラが100-300匹ぐらいの群がりを成している。
あまり話題にはしないけれど、かなり壮観な光景だ。
このヒメタマガシラの群がりはあまり写真などで見ないので、屋久島ならではの光景だと思っていたのだが、実際にカメラを構えて追ってみると、この群れの写真があまり見られない事に納得する。。。（笑）
一見、１匹１匹はボ～としていて、実際、１個体単独だったらかなり寄れるのだが、群れとなるとなかなか寄らせてくれない。
深い方から近づくと、ゆっくり一斉に浅場に移動していく。
ある程度の水深（-20m～-25m）まで追い詰めると、ナゼかそれ以上は浅所には行かず、そこで一旦溜まったあと、また深場に下りようとする。
しかし、いくつかの群れに分かれて僕を避けるようにして逃げるため、なかなか絵になる写真は撮れない。。。
逃げ方自体はメチャクチャゆっくりなんだけど。。。(-_-;)
しばらく、群れと一緒に下りたり上がったりしていたのだが、20分もすると悟った。。。
無理っ！！（爆）
絶対に撮れない！！この群れ。。。
４人ぐらいで四方からジリジリ寄って囲むしか手はない！
という事で、誰か一緒にトライしてみませんか。。。？（笑）
浅場のハナガタサンゴ類の群落は水温が落ちて、やや元気になってきた。
24-25℃くらいまでは地味な茶色っぽい色をしていた個体群もここ数日の低水温で、元の綺麗なグリーンの子たちが目立つようになってきた。
サンゴというと暖かい海域の生き物という感覚が強いが、このハナガタサンゴ類は20℃前後の時期が最も綺麗だ。

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