温帯と亜熱帯の狭間で。。。

【ポイント】 一湊タンク下№1
【水温】 27.4℃
【透明度】 ~25m
今日はよく晴れて暖かい!


今日はガイドをまなみに任せて、1人、一湊タンク下へ。。。
シーズン中、漁礁に何匹かいたタイワンスズメダイを撮りに行ったが、不発で終わった。
時既に遅し、1匹も見当たらなかった。
代わりに漁礁周辺にはツムブリが大量にいて、漁礁滞在中ずっと巻かれていた。(*^^*)
hosizora.jpgLOGネタに困ったときにでも話題にしようと思っている生き物がいくつかあるのだが、そのひとつがこのホシゾラワラエビだ。
このムギワラエビの仲間は昨年、新種記載され標準和名「ホシゾラワラエビ」の名がつき、奄美諸島以南が分布とされているようだが、実は屋久島で見られるムギワラエビの仲間もすべてホシゾラワラエビだ。(少なくとも僕のホームである北部では。。。)
僕の知る限り、鹿児島本土で見られるのは近似の温帯種(?)・オルトマンワラエビのようなので、ホシゾラワラエビの北限は屋久島近辺だと思う。
ただ温帯色の強い屋久島南部はまだはっきりと調査していないのだが、もしかしたら両方の種類が見られるかもしれない。。。と密かに思っている。
さらに両種の面白い棲み分けや、はたまた両種の混在が見られたら、何か面白い事が分かるかもしれない。。。( ̄ー ̄)ニヤリ
例えばハイブリッド個体とか、両種の交雑とか。。。(笑)
へへへ。。。これは冬の楽しみだ。。。(冬季は北部が時化て南部で潜ることが度々あるため)
hime.jpgヒメスズメダイは屋久島では普通種なのだが、こいつはある決った環境に生息しているため、どこにでもいるわけではない。
ホームの一湊タンク下のメインコース上ではめったに見られないのだが、現在、いつも最後に遊ぶオオハナガタサンゴの浅場に2匹いる。
スズメダイの仲間をチェックしているスタッフのまなみが先日、これに気づいて質問してきた。
「これ誰???」
そう、ヒメスズメダイはスズメダイの屋久島普通種の中で、まなみがまだ見ていない種類のひとつだったのだ。(笑)
良かったね~
まなみのスズメダイ・チェックリストにまた一種チェックがついた。


Filed under: 一湊タンク下No.1

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