【ポイント】 元浦
【水温】 19.4℃
【透明度】 20m~
依然として冬っぽい北西の風で一湊湾内は大時化!
でももう2日も海に入っていないから、体の調子が悪い。。。(笑)
というか心の健康上、これは良くない!と唯一凪ぎている元浦へ。。。
元浦は浅いからかこんな北西の風の時は、メチャクチャ寒い!!
最も浅いところなんて17℃台だから、早々に通り過ぎたい。。。
凪ぎと言ってもそれなりにはウネリを感じるため、体の固定が超難しい。
元浦では浅場のベニハゼを探した。
でもやっぱりウネリと低水温の影響だと思うのだが、なかなか見つからない。
いた!と思うとたいていは例の和名の無いTrimma cf. annosumとされる子ばかり。。。
矢野さんのハゼ図鑑に載っていないベニハゼが最優占ベニハゼだというのも、やっぱり何かおかしい気がする。。。本当にTrimma cf. annosumでいいのか???(笑)
写真は浅場で見られるチゴベニハゼ。
ネタが無いから仕方なく普通種を出したと思う無かれ。。。(笑)
屋久島ではチゴベニハゼ&ベニハゼは他のベニハゼ類と比べて決して多い種類ではないのだ!
沖縄や八丈島なんかでは多かったから、やはり「所変われば」である。
こうなると、何をもってレアモノ&珍種と言うのか基準が良く分からなくなってくる。
他の地域ではレアモノ&珍種の部類に入ると思われるTrimma cf. annosumは屋久島では腐るほどいるけど、チゴベニハゼやベニハゼはレアモノ&珍種とまでは言わないまでも、少ない種類だ。
ところで、
チゴベニハゼ 第1背ビレ第2棘が伸長していて、尾部腹側に白色斑が縦列
ベニハゼ 第1背ビレ第2棘が伸長しなくて、尾部腹側に白色斑がない
これが近似の2種の見分け方なのだが、ヘビギンポだとこの識別点は雌雄の違いである事が多いだけに、「本当に別種なのぉ~??」とついつい疑ってしまうが(笑)、まぁ、これだけメジャーな種類だときっと繁殖行動やDNAなんかも調べられているんだろうな。。。きっと。。。
何でもかんでも疑ってかかる天邪鬼な性格は早々に直そう。。。(笑)
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