【ポイント】 魚見
【水温】 20.8℃
【透明度】 ~20m
今日は風が東に周り、エントリー時はまずまず凪ぎていた「魚見」だが、エクジットする頃にはかなり時化てきていて大変だった。。。
代わりに西面の一湊湾内は池のように凪ぎた。
明日もこの状態が続けばいいなぁ~
今日は最初、一湊タンク下に行こうと思っていたが、朝一で昨日のログへのブタペン吟さん(千葉県博・奥野さん)のコメントを見て、急遽また「魚見」に行ってみる事にした。
ブタペン吟さんによると、昨日のエビは香港がタイプ産地で、東南アジアのダイビングポイントでもよく見つかっているPericlimenes holthuisiではないか?との事。
屋久島は黒潮がかかっている関係で東南アジアや台湾に生息している生き物が沖縄を飛び越え、いきなり出現する例が多数ある。
このエビもそんな生き物の一例となりそうだ。
ちなみに、この種類だったら日本初記録という事になる。
これはもう一度行って、もう少し詳しく生息状況を調べよう!というわけだ。
あいかわらず、この場所はちょっと手を着いただけでボァ~と砂泥が舞い散り、宿主のウミエラは大きく揺れる。。。
そして、このエビは他のアカホシカクレエビ系の連中と違って、簡単に宿主を捨てて何も無い砂地を泳ぎ去ろうとするから、なかなか撮らせてくれない。。。
しかも、水深もそれなりに深いので時間もない。
今日もロクに写真を撮らせてもらえなかった。(-_-;)
この周辺にあるナガレハナサンゴやシマキッカイソギンチャクをいくつか見たのだが、他にもこの背中にハチの字(V字)のある子がボチボチ見られた。
どの子も透明感の強い若い個体だと思うのだが、尾の模様だけはどいつも綺麗だ。
この種類はどうやらこの水深では普通に見られる可能性が高まってきた!
僕は珍種&レアな生き物は1-2回も見ればスグに飽きてしまうのだが(笑)、屋久島では結構多いことが分かって俄然、このエビに興味が湧いてきた。。。!
しかも日本では珍しいとくれば、ますますその生息状況を調べたくなってきた~!!
「ならでは」のエビになれるかな?(^○^)
もう少し調べてメインの宿主をつきとめ、成体やメスの抱卵を確認した~い♪
ナガレハナサンゴにもう1種アカホシカクレエビ系のエビが着いていた♪
オドリカクレエビの若い個体2匹。
屋久島ではたま~に見かける程度で、数は少ない種類だ。
こいつらもこの場所ではメチャ撮り難かった。。。(-_-;)
逃げまくりっ!
簡単にナガレハナサンゴを脱出し、何も無い砂地へ逃げる!
でも、わざわざこの水深(-30m)で撮る必要の無いエビです。。。ハイ。。。
もう少し浅い水深でも見られます。。。
しかし、この場所ではなかなか良い写真が撮れないのでイヤになる。
結構、気を遣っているにも関わらず砂&泥が巻き上がるし、エビたちも逃げ捲くりっ!
う~ん。。。殺気があるのかなぁ~?
確かに思い当たる節もある。。。
最近、エアがメチャ速いっ!
今日も14Lを背負っていたにも関わらず、80分でスカスカ。
ちょっと前までは、同じようなダイブ・プロフィールだったら120分以上は楽にもっていたはずなのにぃ~!!
もしかして、最近の俺って水中でハァハァゼィゼィ状態なのかぁ~??(笑)
実は中性浮力も取れてなかったりして。。。(-_-;)
例のアカホシ系カクレエビの詳細
【ポイント】 魚見 【水温】 25.7℃ 【透明度】 30m~ 相変わらず、天気…