【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 21.4℃
【透明度】 15m
今日は朝から厚い雲に覆われて、暗い1日。
内地だったら、今日はホワイトクリスマスになるかな。。。と思わせるような天気だったのだが、15℃前後もある屋久島ではまず無理だろう。。。(笑)
午前中は北西、午後は北東の風が強く、一湊湾内はちょっと時化気味。。。
いつの間にかゲストのいない日がずっと続くような季節になっていた。
毎日、海に行っても誰もいなくて、ちょっと寂しい。
夏でもダイバーが少ない屋久島だけど、冬季の3-4ヶ月間は海には僕以外誰一人いない上に、空は連日の曇り空で水中も暗~いから、寂しさを通り越してちょっと怖いぞ。。。(-_-;)
横をちょっと大きなブダイが通っただけで、ビクッとする小心者の僕。(笑)
昨日まで「国際サンゴ礁年」に合わせてサンゴの分類をやろうと燃えていたのだが、やはり今日も時化。
サンゴはもう少し海が明るくなってからやろうと決めた!
で今日はまたマクロレンズに着け替え、新たなネタ探し。。。
一気に沖へ泳ぎ、また沖の斜面に行った。
今度はあまり深場には下りず、-25m付近から上をウダウダとフィッシュウォッチング。
相変わらず多いヤクシマキツネウオは、この時期、6-10cmぐらいの若魚が多い。
同じくカメンタマガシラのチビ(4-5cm)も目立つ。
この斜面に来ると必ずアオスジオグロベラに4-5枚シャッターを切るのだが、こいつがなかなか寄らせてくれない。。。
最短どころか40cmまで寄るのも結構厳しい。。。(-_-;)
立ち姿勢になり上下に揺れながら同じく沢山いるメスに求愛しつつ、どんどん横に移動していく。
静かにファインダーを覗きながら追いかけるのだが、なかなか距離が縮まらないのだ。
この場所には同属のオグロベラも沢山いるのだが、こいつには簡単に寄れるのにぃ~!!
オグロベラはある程度追い詰めるとオロオロするので撮りやすい。
似ている2種だけど、アオスジオグロベラとの性質の違いを感じる。
ちなみにこの2種はメスはメチャクチャよく似ていて、この斜面では一緒に群れ、共にオグロベラやアオスジオグロベラから求愛を受けていた。
この状態だと、この2種って雑種が産まれやすいと思うのだけど。。。(-_-;)
でも、今のところ、ハイブリッドらしきオスの個体は見たことがない。
屋久島のような分布の境界にあたるような場所はハイブリッドが出やすいと言われている。
ぜってーいるって!
よ~し!!!見つけてやるぅ~!!
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