暗中模索状態。。。(-_-;)

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 21.6℃
【透明度】 20m
今日はよく晴れた1日だったが、その晴れた貴重な1日を生かしきれず、曇り始めた午後から海へ向かった。
海はまずまずの凪ぎだったが、やや白く濁り、多少の浮遊物も。。。
浅場はサーモクラインがかかっていて透明度は今ひとつだった。
いったん、近づいた黒潮もまた離れつつあるのかも。。。(-_-;)


今日は晴れていたので早速一湊タンク下のサンゴ類を撮りまくろうと、思い切ってワイドレンズを着けてのエントリー。
サンゴをやるのならやはりワイドで撮る必要があるので、太陽が差し込む明るい水中がいい。
ところが、毎度のことながら、僕がワイドを着けると曇り始め、水中は暗くなっていた。。。(-_-;)
さて、サンゴをやろうと決めたはいいが、撮り始めるとあまりにも似た種類が多過ぎて、識別ができず「これは撮った、あれはまだ撮っていない」という事がまったく分からない!
さらにあとで知ったのだが(笑)、サンゴの識別にはマクロでポリプも撮る必要があるようで、一筋縄ではいかないようだ。。。
今の僕は、想像以上にサンゴの種類が多いため、どこから手を着けたらいいのか、まったく分からない状態。
これは普通にいるベラやスズメダイを覚え始めの頃によく似ている。
あまりにも種類が多いような感じがして、これを覚え把握するのは到底不可能なのでは?と思ってしまうのだ。(笑)
さらに今の僕のサンゴの識別力に関しては、ブダイとベラの違いが分からな~い!と言っていた頃のレベルとまったく同じだから、これは時間がかかりそうだ。。。(爆)
魚と同じようにまずは科ごとに普通種から押さえていこうかな。。。
sango3.jpg以前も何回か紹介した一湊タンク下の-6m付近に広がるハナガタサンゴの仲間の白化が一部で未だに続いている。
この種類の白化は面白くて、写真のように群体の中で一部が斑状に白化している。
夏場の高水温時は全体的に薄く白かったのが、少しづつ元に戻り、今では歯抜け状態で所々白い部分が残る形になった。
ここからはなかなか元に戻らず、水温が21-22℃となった今現在も、こんな状態が続いている。
sango4.jpgちなみに白い部分は決して死んでいるわけではなく、その9割以上はまだ元気に採餌していて、生きている。
逆に死んだ部分を探す方が大変で、白化している大部分は生きているのだ。
左の写真では、上の白い部分はまだ生きていて、指で静かに触るとポリプが動いて柔らかく、生きているのが分かるのだが、下の骨格が出てギザギザしている方はすでに死んでいる。
つまり、死ぬと硬くなるので、死ぬ直前の子は触れば分かる。
さて、この斑状の白化部分は無事に元気になるかな。。。ちょっと心配だ。


Filed under: 一湊タンク下No.1

2 Comments

  1.  むむ、白化現象は心配ですね。人によっては死活問題でしょうし。原因がハッキリすれば良いのですがそう簡単ではなさそうですね。
     珊瑚の分類にまで着手したのですね? 私は世界の図鑑(J. E. Veron 著)を見てもサッパリ分かりません。日本産珊瑚大図鑑もありますがこれとて同じです。

  2. > むむ、白化現象は心配ですね。人によっては死活問題でしょうし。
    そうですね。
    僕のホームグラウンドである一湊タンク下のオオハナガタサンゴの大群落は国内でも最大級らしく貴重なので、守っていかねばならない環境だと思っています。
    > 珊瑚の分類にまで着手したのですね?
    いや。。。(-_-;)
    サンゴの分類は、ひとまずもう少し明るい海になってからやる事にしました。
    僕もJ. E. Veron 著の図鑑を使っているのですが、似たような種類が別種として載っているものがあまりにも多く、混乱しています!(笑)


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