今日は観光した方がいいかも。。。(-_-;)

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 21.4℃
【透明度】 10m
風はやや弱まったようだが、依然として一湊湾内やリクエストの栗生は時化気味。。。
オマケにまだまだ寒~い!!!
昨日とあまり変わらない海況だったので、もともと10日に観光する予定だったT夫妻に「どうせ1日観光するのなら、今日観光した方がいいかも。。。」と提案。
明日以降は風が東寄りに変わり、より凪ぎると思われるのだ。
急遽、T夫妻は島一周観光に出かけ、僕は午後から1人で一湊タンク下へ。。。
やっぱり、昨日と変わらず、浅場はウネってるぅ~!!!


透明度もあまり良くなかったが、ひとまず浅場はウネっていたので一気に-30mまで下りた。
砂地から転石斜面でヤドカリ探し♪
もうあらかた屋久島の普通種を把握してしまった今となっては単なるレアモノ探しになりつつあるのだが、これが意外に面白いのだ。
昔、ウミウシにハマった時のような「宝探し」的な楽しさだ。
そこには、その生き物の「生き様」を垣間見る感動や興奮、そしてその生き物の「ストーリー」を追うような継続的な楽しみは、ほとんど無い(と言うかまったく?(笑))のだが、まぁ~これはこれで単純で楽しいかも。。。♪
まずは-30mから広がる真っ白い砂地でヤドカリを探す。
先日、浅場の砂地でツノヤドカリ属の一種3を見つけ、完全な砂地にもそこに合ったヤドカリがいる事を知った。
もしかしたら深場の砂地にも変わったヤドカリがいるかな。。。?
そう思って探索してみたが、何か-15mの砂地と何ら変わらなかった。。。(-_-;)
ユミナリヤドカリ属の一種1とネジレヤドカリ属の一種1が沢山いて、ツノヤドカリ属の一種3も見られた。
ここでも-15mの砂地同様に、イボアシヤドカリ(?)の幼体が何匹か見られた。
他の環境ではまったく見られないので、砂地がこの子の好きな環境なのかな?
そこから上る転石地帯には、やはりこの環境(-25m以深の転石&ガレ場)の最優占種である、ミギキキヨコバサミ属の一種1だらけだ。
ところが1匹だけ、妙に派手なオレンジ色の極小ヤドカリが転石下にいて、ちょっと色めいた!
でもファインダーから覗いてみると、何とフルセゼブラヤドカリの超極小個体だった。
岩場の暗がりにいるような印象を持っていたが、こんな転石下にもいるんだ。。。知らなかった。。。(-_-;)
フルセゼブラヤドカリはヤドカリ合宿を始めた最初の頃に1匹成体を見つけて以来となる。
その頃は結構普通に見られるかな?と思っていたが、何だかんだ言ってこれでようやく2個体目。。。
屋久島ではかなり珍しいヤドカリかもしれない。
でも、ほんと綺麗なヤドカリだ。


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