【ポイント】 一湊タンク下/川(No.4)
【水温】 26.8℃(淡水は21.0℃)
【透明度】 3-10m
2つの台風が秋雨前線上で1つになって大きな低気圧に成長している。
これでは春の爆弾低気圧と何ら変わらない。
今日は1日中、強い北西の風が吹き、北部はどこのポイントも大荒れ!
むしろ、まともに台風として通過してくれた方が良かったかも。。。(-_-;)
春先のように、しばらく北西の強風に悩まされそうだ。
昨日までは唯一凪ぎていた一湊湾内も、今日はさすがに時化ていた。
でも、ここまで時化るとは思わなかった。。。
1本目の「一湊タンク下」は浅場はかなりのウネリで、砂が舞い散り、透明度も1-3mと想像以上にヒドイ状態だった。
少し沖に出ると、透明度もまずまずなのだが、揺れ自体は-20mまで及んでいて落ち着いてダイビングができな~い!
ダイビング中、どんどんウネリが大きくなり、エクジット時はかなりきつかった。
1本で海でのダイビングは諦め、急遽淡水でのダイビングに切り替えた。
淡水は前回(9/21)に比べて更に水温が1度下がり、21℃に。。。(寒っ!)
海水に比べ、ほんと淡水の水温は早いスピードで下がっていく。。。
でも、先日上下6mm半に切り替えたため、今日はまったく寒くな~い!
でも2人のゲストは5mmフルスーツ。。。
今日も僕はカメラを持ってゲストと一緒になって撮影させてもらったのだが、1人、2人と次々に寒さからエクジット。。。結局、気がつくと僕1人。。。おいおい。。。(-_-;)
完全なガイド放棄状態だった。(すみません。。。)
やはり、ナンヨウボウズハゼは比較的低水温時に活発になるハゼだったようだ。
夏場はまったく見られなかったヤツらも、今日はあちらこちらでオスのバリバリの婚姻色が見られた。
前回に比べても明らかにわかるぐらい、その数はガンガン増えている。
オス同士のケンカ(誇示行動)も見られるのだが、メスへの求愛的なものはまったく見られず、その産卵行動もいまひとつ想像ができない。。。
ただいくつか分った事はある。
婚姻色オスを静かに追いかけながら撮影していると、ちょっとづつ逃げながらも必ず決まったエリアに戻ってくるようだ。
つまり、オスには完全なテリトリーがあって、隣接するオスとのケンカも普通に行われているみたい。。。
今回メスに関してはあまり注意して見てはいなかったが、お腹の大きなメスなどは特に目に入らなかった。
次回は繁殖行動をもう少し観察したいと思う。
この川(No.4)のごくごく狭いエリアでは初めてカワアナゴの仲間を見かけた。
色がコロコロ変わるので(全体が暗色⇔背中が白)、最初はウキゴリ系の何かだと思っていたが(アホ)、ずっと見ていたらカワアナゴの仲間だと分った。
でも種類がイマイチ分らない。。。(-_-;)
ほんと淡水ハゼは慣れないと難しい。。。
テンジクカワアナゴのように見えるのですが、胸鰭鰭底に黒班はありますか?
水温21度ですか。フードが必要ですね~
僕も図鑑や識別点を見た限りでは、テンジクカワアナゴかなぁ~?と思ってはいるのですが、何せ実物をしっかり観察していないので何とも言えません。。。(笑)
次回はきっちり識別点を踏まえた上で観察してきま~す♪
って。。。次回は名倉さんと一緒の時かな。。。(爆)