結局、南部で小物探し

【ポイント】 尾の間/平内
【水温】 19.9℃
【透明度】 20m
予報では今日は風も弱まり、ある程度は凪ぎるとの見解。
朝起きてみると愕然!
強いじゃん。。。風。。。
しかも、一湊湾内は昨日以上の大時化。
今週末のゲストにとっては散々な屋久島だったが、最終日くらいはまともにダイビングを。。。そう思っていたのに、その期待は見事に砕かれた。
ボートを頼んでいたが、急遽南部へ向かう。


南部は雲ひとつ無い晴天!
毎度のことながら、なぜ冬の屋久島は北と南とでこうも天気&気温が違うんだ???
南部はベタ凪ぎとはいかないまでも、北部よりは全然凪ぎていた。
1本目は久し振りの「尾の間」へ。
ここでは初っ端から外へは出ずに港内で遊ぶことに。。。
地を這いながら80分。。。なかなか楽しめた♪


この港内の真ん中は白い砂地になっていて、所々にゴミ&枯葉だまりがあり、ここにはいろいろな生き物が隠れている。
ツマジロオコゼやオオヒレテンスモドキ(下左写真)、更には初見となるマイヒメエビ(下右写真)なんかも見られた。
マイヒメエビはコガラシエビと同属のエビで確かによく似ている。。。
その後、他所でゲストも見かけたようで、数は多いようだ。
コガラシエビと比べるとちょっと地味だな。。。(笑)


南部の各ポイントは北部のポイントと比べ、イザリウオの仲間が多く見られる。
他店情報では赤いイロイザリウオ(?)やクマドリイザリウオなんかがいるらしいのだが、なかなか見つからない。。。
代わりに黒く汚いイロイザリウオの若魚がいた~♪
黒い魚はコンパクトデジカメの場合、露出がオートだと撮るのがなかなか難しい。
目玉が潰れてしまうのだ。。。
今日は3人のゲストがデジカメを持っていたが、みなさん、なかなか苦労していたようだ。(笑)

2本目は「平内」へ。
午後からは更に凪ぎて、ほとんどベタ凪ぎ状態だったが、ここでも浅場でのんびり小物探しをする事に。
特に目立ったものは見られなかったが、港内のTheヘビギンポは早くも婚姻色が見られ、産卵もしていた。
早っ!
でも、昨年同様、ここの港内はすでに水温が15℃くらいにまで下がっていて長居はちょっと厳しい。。。(笑)


Filed under: 尾之間

5 Comments

  1.  初めての屋久島でしたが、ふだんは行かないという南部に案内してもらって、ラッキーでした。ありがとうございました。
    沖縄的な要素(モンガラカワハギ成魚など)と本州(伊豆しか知りませんが・・)的な要素が移行する途中にある様子が北部よりも分かりやすいそうで、興味深いことです。初めて見た魚もいっぱいいたし・・・
    とりあえず、お礼まで~~~
    ps オオウミウマの写真の丸C(著作権記号:どうしたら出るんだ?)は誤記です。ご訂正お願いします。

  2. 週末はお世話になりました。伊豆ダイバーの片割れです。
    残念ながら屋久島の海を満喫!とまではいかなかったけれど、
    それはそれでいい思い出になりました。
    かずえさんのお陰で山歩きも楽しめたし。
    いつかまたお金と休みをためてリベンジしたいと思いますので、
    よろしくお願いします。
    ちなみに、うちら親子でも夫婦でも怪しい関係でもないです・・・(^^;

  3.  かずえさん、
    今日は「裏山」へのガイドありがとうございました。枯れかけながらも残っていてくれたトクサラン、花盛り?のチケイラン、真っ赤な(ヤクシマ?)ツチトリモチ等々初めての、珍しい植物たちに出会えたことはもちろんですが、あの「裏山」とかずえさんとの間の親密感みたいなものがある空間に招き入れてもらったことが、大変うれしく思いました。

  4. まついさん、Ishimoto Kさん、
    今日はお疲れさまでした。
    うれしいコメントありがとうございます。
    森案内を更新しましたので是非ご覧ください。

    屋久島森案内: 雪解け水
    よーしコケをはじめ、もっと勉強するぞー。

  5. まついさん&Ishimotoさん、本当にお疲れ様でした!
    いや~僕的にはかなり心残りなガイドとなってしまいました。。。
    やっぱり、ホームグラウンドの一湊界隈をガイドしたかったです!
    必ずリベンジしてくださいね~♪
    > オオウミウマの写真の丸C(著作権記号:どうしたら出るんだ?)は誤記です。
    > ご訂正お願いします。
    うわ~すみません。。。!
    早速、直しました。
    申し訳ありません!!


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