【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 23.0℃
【透明度】 15m
11:00到着のゲストを待って、午後から海へ。。。
昨日までは晴天だった空も、今日はどんよりと曇ってしまい、水中はやや暗め。
南東の風は結構強いが、一湊湾内は風裏となってベタ凪ぎだった。
今日は1本目はゲストのYさんが300本記念DIVE、2本目はSさんが200本記念DIVEと連チャンで記念DIVEとなった。
区切りのダイビングを屋久島で迎えてくれるなんて、嬉しいなぁ~♪
なかなか例年並みの水温に回復しない屋久島だが、少しづつスズメダイ類の幼魚が目に入るようになってきた。
今日は1本目の一湊タンク下では、メガネスズメダイの極小幼魚を、2本目ではネズスズメダイ、イチモンスズメダイの極小幼魚を今季初観察した。
どれも1cmに満たないぐらいの本当に小さな子たちだ。
メガネスズメダイは昨年とほぼ同様の時期での出現だが、ネズスズメダイとイチモンスズメダイに関しては昨年のデータがないためよく分からないが、イチモンスズメダイに関しては晩秋にはすでに2cm以上の幼魚が多く見られたので、本当の極小幼魚の増加が見られるのは夏だと思っている。(→参考:屋久島海案内: 最終日はタイドプールなどいかが。。。?&屋久島海案内: イチモンスズメダイはもう分かったぁ♪(本当か?))
まぁ、いずれにしても当時はイチモンスズメダイとミヤコキセンスズメダイの幼魚をかなり混同していたので、昨年の僕の記録自体が参考にはならないのだけど。。。(笑)
苦労した甲斐あって、今は一発で見分けられるようになった♪
ちなみに今日はヒレナガスズメダイの幼魚(1.5cmぐらい)も今季初観察したが、これは昨年の例と照らし合わせると、多分季節はずれの子(ちょっと早く生まれ過ぎちゃった子)だと分る。
今年生まれである事は間違いないが、ちょっと大き過ぎだし。。。(笑)
なぜなら、ヒレナガスズメダイは屋久島では最優占のスズメダイで、浅場にウジャウジャいるので、この幼魚が一気に孵化するとスグに分るのだ。
昨年、突然5mm程度の極小幼魚の群がりがあちらこちらに見られる事に気づいたのが6/9頃だった。(→屋久島海案内: 今日からLOGを書くなり。)
この時はまだ写真に撮っても絵にならないくらい小さな子だった。
でも今日の子はすでに絵になるくらい綺麗な手ごろな大きさの幼魚だった。
2本目の「吉田」はコブシメの産卵がすでに見られない事もあって、いまひとつの状況だったが、最後の最後にゲストがフリソデエビのペアを見つけた♪
青い子とピンクの子。。。
フリソデエビは南部では各ポイントでちらほら見かけるが、どうした事か北部ではめったに見ることはない。
成体のペアは僕的には北部では初だったりする。。。(笑)
大きな青いヒトデの上で、きちんと2匹が並ぶ、とっても良い子だった。
しばらくはここに定着しそうだ。
今日は「吉田」の港に流れ藻が流れ着いていた。
エクジットしたあと、皆で港に再エントリー。。。
この流れ藻にも4cmぐらいのハナオコゼが何匹か着いていた。
こいつらが食べてしまったのだろうか。。。?
他の魚はほとんど見当たらなかった。
イシガキダイの幼魚が数匹。。。
エサがすべて無くなったら、やつらどうするんだろう???(笑)
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