訂正。

【ポイント】 お宮前Part2
【水温】 18.7℃
【透明度】 15m~
北部はベタ凪ぎ。
でも僕のエントリーした午後の遅い時間は、恐ろしいほど潮が引いてた。
でも、まぁ~「お宮前」なら関係ないけど。。。
今日は「お宮前と横瀬の間」に行った。
そろそろ、ここにもポイント名をつけてあげなきゃ!
ポイント名に「お宮前と横瀬の間」と長々書くのにも疲れた。。。(笑)
取り合えず、暫定的に「お宮前Part2」と呼ぼう!
早いトコ、「お宮前Part2」と「横瀬Part2」にポイント名をつけねば!!
結構、行くとこだし。。。(爆)


3/8に「わ~い!トウカイスズメダイだ~♪」などと言っていた子(→屋久島海案内: 晴天なれど頭が痛い。。。(x_<))、すんません。。。
トウカイじゃね~よ!これ!!(笑)
って言うか、コガネ。。。???(焦)
屋久島に来て深場慣れしていない今の僕にとって、-30mとは言え完全に窒素酔いしてる?(笑)


あれからどんどん成長していて、何か周りにいるコガネスズメダイSP.とそっくりに見えてきた。。。
でもな~
な~んか違うんだよなぁ~
仮に背ビレの黄色い部分と暗色部がくっきり分かれているのは個体差だとしても、屋久島で見られるコガネスズメダイSP.は、幼魚でも成魚でも背ビレと尻ビレの先端が赤く縁取られる。(右写真)
でも、こいつにはそれはない。。。
それとこいつの体長は現在5cmぐらいなんだけど、同サイズのコガネスズメダイSP.ってこんなんじゃないんだよね~
他所(横瀬Part2)で見る同サイズの子たちとは、形(体高)も色も目玉の大きさも全然違う!
って言うか、雰囲気が全然違う!!
う~!!「横瀬Part2」に行ってもう一度確認して来た~い!
でも、あそこに行くのはかなり透明度が良くないとちょっと怖い。。。(笑)
今はただ、この子の成長を見守るしかない。
(ここさえもかなり怖い場所なんだけど。。。)
秋以来、まったく姿を見なくなったヤマブキスズメダイの成魚がちょっと離れた場所で無事に生きてた!
以前はペアだったのだが、単独になってしまったけど。。。
よく見ると腹部に大きな怪我をしているようだ。。。
少数派は大変だな~
今のところ、屋久島ではここでしか見られないだけに、少しでも長く生きて欲しいなぁ~
今日のもうひとつの目的は浅場のこいつ!
これは3/20のガイド中に見つけたヘビギンポ。(→屋久島海案内: ボートでアクセスが正解。
沖縄方面ではよく見られているようだが、屋久島ではまたまたNEW!のヘビギンポだ。
ヘビギンポ好きの間では「頭テンテン」とか呼ばれている、頭の上にゴマのような点々があるヘビギンポがいるのだが(→クロマスク属の一種1:ヘビベース!)、こいつの成魚だと思っていた。
しかし、”REEF FISH Identification”などの洋書を見ると、よく似たヘビギンポがいた~!!
ポール・スポッテド・トリプルフィン(PALE-SPOTTED TRIPLEFIN)というヘビギンポで、もちろん和名はない。。。
一応、日本での生息も記述されているので、多分これでOKだろうと思う。
ただ、「頭テンテン」との関係がよく分からない。。。
沖縄であまり潜った経験がないので分らないのだが、この「頭テンテン」ってやつは、かなり大きくなっても頭に黒い点々があるのだろうか。。。?
もし、あるのなら「頭テンテン」とポール・スポッテド・トリプルフィンは別種なのだが、「頭テンテン」が成長すればこんなんなる気もする。。。
誰か沖縄方面でよく潜る方、見てきて~!!
最後はエアーも無くなり、スノーケリングに切り替えて、波打ち際のクロマスクを撮影。
またエアーがある時にゆっくり撮ればいいじゃん!と思うかもしれない。。。
だって、ギンギンの婚姻色なんだもん!!(笑)
いや~スノーケリングでの撮影はキツイ!
ゲストや知り合いでスノーケリングでバッチリ素敵な写真を撮ってくる方がいるが、あなたたちは凄いっす!(笑)
波に翻弄されて、体の固定もできない!
それでも何とか撮ってみた。。。
クロマスクはもっとも浅い水深に棲むヘビギンポで、-2m以浅に多く見られ、今日なんて波をかぶる-1m以浅で堂々と産卵してた。。。しっかり体を固定して。。。(笑)


左はやや婚姻色が褪せたオス。
右はメスを撮った気でいたけど、よく見ればこれもオスだね。。。
普段はこんな地味な透明なヘビギンポなのです。
これが白い波を被るような場所にいるもんだから、なかなかダイバーの視界には入らないかもしれない。。。
よく見れば(って言うか岩肌をさすれば)、超浅い水域でピョンピョン飛んでるのが見られる。
なかなかじっくり観察するのは厳しいけど。
ふ~!!苦しかった。。。(笑)


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4 Comments

  1.  暫定的にコガネは三種類に分かれる可能性あり。
    そのうち八丈島では二種、柏島では三種類、フィリピンでは、日本で見られるコガネを除く二種が見られる。
    屋久島は柏島と同じかな~

  2. 親方、ありがとうございま~す!!
    そっか。。。3種に分かれる可能性があったのですか。。。 
    じゃーこの子は柏島やフィリピンで見られる3種目のsp.の可能性があるわけですね?
    このsp.の写真ってどこかで見られませんか?
    ところで、右側のコガネなのですが、これって八丈にいたsp.2(腹ビレが白いやつ)と同種でしょうか?
    八丈のsp.って背ビレ&尻ビレに赤い縁取りがありましたっけ??
    屋久島で見るsp.は幼魚から成魚まで、すべてに赤い縁取りがあります。
    八丈のsp.をもっとよく見ておけば良かったです。。。(泣)

  3.  小さい個体は背鰭臀鰭の赤は目立たないけど体長4~5cmほどから赤が目立ち始め、成魚はくっきり現れる。
    右の子は八丈島のsp2と同一種で間違いない。
    左の子は一度八丈でヒデが写真撮っているけど、いないに等しい。
    で、フィリピンには左の子と右の子の二種ばかり、日本でコガネスズメっていっている子はいない。
    でもみーんな今のところ種名は同じだ。

  4. ありがとうございます!
    何かだんだん見えてきました~♪
    もう少し、自分なりにこのコガネsp.(フィリピンバージョン?)を調べてみますね。
    今のところ、僕の潜っている範囲では北部ではsp.2(八丈で見られる子)、南部ではTheコガネと言われている子が一番多い気がします。
    今回のsp.(?)は今のところ、この1個体だけです。
    もっとコガネの多そうな、もう少し潮通しの良いボートポイントを調べてみたいなぁ~♪
    現状ではなかなかそうしたポイントには行けません。。。
    う~ん、マイボートが欲しいです。。。
    やっぱり屋久島は位置的に、様々なパターンの魚が比較検討しやすい環境なのかもしれませんね。
    また楽しみが増えました♪


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