ゴシキイトヒキベラ（仮）　その３

【ポイント】　一湊タンク下
【水温】　20.9℃
【透明度】　15m～
今日もベタ凪ぎ。
午前中に入る予定のダイビングは、案の定今日も午後から。
起きれねぇ～！！（笑）
明日からゲストがいるのに、大丈夫か？？自分。。。
夜型人間が週末はまっとうな人間に早変わり♪（爆）
どうせなら！という事で思い切り遅らして、14時30分エントリー。
これが見事に当たった～！！
今日は狙っていたゴシキイトヒキベラ(仮)の放卵放精を見ることができた！！

ここ３日間は毎日、お決まりのパターンで潜っている。
一気に中層移動して-22m付近のイトヒキの里で潜降、そこで一歩も動かず60分以上滞在し、一気に中層移動で帰ってきて、エントリー口近辺で30-40分くらい安全停止。。。（苦笑）
着いてスグはまったく活気のないイトヒキベラたち。。。
いつもは中層で激しくエサを食ったり、追いかけっこしてたりして大きく広がっている群れが、今日はみ～んな水底スレスレの位置でウロウロしてる。
「いや～今日はさすがにダメかな。。。」
「産卵はやっぱり午前中だったかな。。。」
などと思っていたら急にオスが婚姻色に！！
しばらく見ていると、メスを追うでもなく、他の魚にプレッシャーをかけるでもなく、必ず決まったサンゴの上で婚姻色に早変わりする。。。
（この写真を含め下に続く４枚は同一個体（オス）の色変わりの様子です♪）
サンゴにクリーナー系のエビがいて、やつの体を掃除してくれているのかな？と思い覗いてみるが、そうしたクリーナーは見つからなかった。。。
あの行動はいったい？？？


あっ！！婚姻色だ！！
そう思って、カメラを持って近づくと、2-3回シャッターを切るとスグに色褪せてくる。。。
でも逃げるでもなく、ちょっとサンゴから外れたところで、上下に動きながらホバーリングする。
ちょっとでも僕が隙を見せると、脇からすり抜けて脱出しようと試みるのだが、そこは４面が開けた場所。。。
なぜ僕の方へ逃げようとするのか不思議に思ったのだが。。。


１回体色が褪せても、しばらく待つとまた婚姻色に早変わりする。
そのたびにカメラを向け撮影、そしてまた待つ。。。
そんな事を繰り返しているうちに時間は過ぎてゆく。
メスに求愛する様子もないので、もうすっかり産卵は諦めて婚姻色撮影に集中。
気がつくともう60分は経過している。
帰らなきゃ！！


さんざん婚姻色を撮っているにも関わらず、帰ろうと思うと「あと１回。。。！」という気持ちになってしまう。
それでも、さすがにエアーが少なくなってくると、帰らざるをえない。（笑）
もう１回シャッターを切ったら帰ろう。。。そう思った直後！いきなりオスが動き出した！！
上下に体を揺らしながら早いペースで、メスがいる場所へ！
あれよあれよという間に２匹は上昇して一気に放卵放精！！
えっ？。。。


一瞬だった。
唖然としてしまったが、すかさずメスを追いかけて証拠写真を押さえた。
「こ、こいつです！こいつが今エッチな事をしましたっ！」
と心の中で指さしながら、叫んだのだった（←僕って変。。。？（笑））
この子がエッチしたばかりで、身づくろいもままならないメス！（笑）→
やっぱりこいつがメスだった！
昨日も一昨日も撮った子。。。
やったー！！
でも、放卵放精の瞬間はさすがに押さえられなかった。。。
明日だ！！明日も行くぞ～！！！おー！！
ってあんた。。。明日はゲストがいるよん。。。（笑）


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イトヒキベラ
クロヘリイトヒキベラ
ニシキイトヒキベラ
クレナイイトヒキベラ
トモシビイトヒキベラ
ベニヒレイトヒキベラ
ゴシキイトヒキベラ
ツキノワイトヒキベラ
ヤリイトヒキベラ
ピンテールフェアリーラス
現在、日本産のイトヒキベラは10種を数える。
で、このゴシキイトヒキベラ(仮)は、11種目のイトヒキかも？？？？
とワクワクしながら調査してるんだけど昨日あたりから、これってやっぱりただのゴシキイトヒキベラでは。。。？と思い始めていたりする。。。（笑）
そう思い始めると、クターさんのベラ図鑑（Fairy & Rainbow Wrasses and their relatives）のCirrhilabrus cf. temminckii – 1も一部の写真はゴシキイトヒキベラでは。。。？などと思ってしまう。。。
これというのも、僕はゴシキイトヒキベラを認識しておらず、どんな魚なのかも分らないのが問題だ。。。！（笑）
う～ん。。。実物を見てみたい！！
サイパンか小笠原に行くしかないのか？？？
どなたか教えてくださ～い！
これぞゴシキイトヒキベラ！という写真をお見せくださいませ♪
所詮、写真じゃ分らないかもしれないけど。。。

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