ハナハゼは伊豆型?沖縄型?

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 23.5℃
【透明度】 20m~
今日は滞在中のゲストの最終日。
飛行機の出発まで間があるので、白谷雲水峡へ。
えっ?僕?
もちろん、海へ!(笑)
飛行機のお送り時間までしばし1人で海へ。。。


人から頼まれていたテングヘビギンポを撮るために香附子(こうぼし)へ。
香附子にテングヘビギンポがいるというのは他店スタッフの情報。
大学時代、テングヘビギンポの生態研究をしていた子の情報だから間違いはないだろう。
今日はゆるい南東の風だったので、凪ぎである事を期待して行ったが、見事にフラレた!
大時化じゃん!!
しょうがなくタンク下に向かう。
うー飛行機の時間が~!!
ハナハゼはごくごく普通に屋久島でも見られるのだが、あまり丁寧に観察した事はなかった。
だって、近づけばすぐに穴に入っちゃうし、サイズは60mmサイズだし。。。
このハナハゼは伊豆方面で見られるものと、沖縄方面で見られるものは別種になるらしいのだが、屋久島ではどうだろう。。。?
中間地帯の屋久島だから、きっと面白いことが分かるかも!?

沖縄で見られる子の特徴
第1背ビレ第2棘が糸状に伸長して、尾ビレ上下縁の2本の軟条が糸状に伸長
伊豆で見られる子の特徴
第1背ビレの棘は伸長せず、尾ビレは約6本の軟条が糸状に伸長

とすると。。。この子たちはどっちよ!(笑)
上の子は2本、下の子は4本、尾ビレの軟条が伸長してるんですけど。。。
第1背ビレの棘はというと。。。
上の子は第1背ビレ第2棘は伸長してないようだ。
下の子をUPした写真を見てみると。。。
やっぱり第1背ビレ第2棘が糸状に伸長してないね。。。
う~ん。。。どっちだろう。。。?(笑)
伊豆型の背ビレと沖縄型の尾ビレをもつハナハゼ。。。?
多くの闘争を経て、尾ビレの糸状軟条を失った伊豆型の可能性もあるので、もう少し他の子も見てみます。
明日こそはテングヘビギンポだ~!!


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7 Comments

  1. たーさん、どうもです。
    屋久島の子はもう少し調査してみます。
    個人的には伊豆型だと思っているのですが、屋久島の位置から言って、両方の型がいてもおかしくないと思っています。
    でも、違う種類が同所的にいてもいいのだろうか。。。?
    その場合、繁殖はどうなっちゃうの???
    と興味はつきません♪
    あっ、たーさんのサイトをリンクさせて頂きました。
    事後承諾で申し訳ないです。。。 

  2. ハナハゼのしっぽにそんな違いがあるなんて
    知りませんでした。 
    先週東伊豆で何気なく撮ったハナハゼ君の
    しっぽの「糸」は上2本+下2本の4本に
    見えますが。。
    http://www52.tok2.com/home/takachan8660/Kawana_Nov04.html 
    (もし4本だとしたら)この子は屋久島から
    流されてきたのでしょうか?それとも
    捕食者に食べられちゃったんでしょうか?

  3. おーたさん、どうもです。
    糸状の尾ビレのピラピラは個体差や喧嘩などによる消失もよくあるんじゃないかなぁ。。。?
    おーたさんの写真は伊豆型でしょう。
    おーたさんの伊豆で撮影した写真を見てると、 屋久島の子は伊豆型にしか見えなくなってきた。。。(汗)

  4. リンク全然かまいませんよー
    大歓迎です。

  5. ありがとうございま~す! 


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