【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 24.6℃
【透明度】 20m
【海況】 時化気味
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 10:14-11:39
【潮まわり】 07:51 220cm 満潮 / 13:41 95cm 干潮 / 大潮(月齢:15.6)
【日の出・日の入】 日出06:31 日没17:31
今日もゲストなし。
今日こそはスミレナガハナダイの「オカマちゃん」改め「イケメン男子」を観察すべく、午前中に1人で海へ。。。
一湊タンク下の-25m付近までひとっ飛び!
この「イケメン男子」が本当にイケメンなのかどうかは、実際に産卵を見ないと何とも言えない。
産卵のような行動(多分、擬似産卵)はしょっちゅう見るのだけど、放卵放精時の白濁など確実に産卵している!と確信できるような場面には実はまだ遭遇していないのだ。(^^;;
こんな中性的な男子にも繁殖する能力があるかどうかは、自分の目で見ないと何とも信用できねー!
。。。これはモテないオヤジのヒガミなのか?!(笑)
この場所に「オカマちゃん」が突如現れたのが7-8年前だ。
それまではこのポイントでは、スミレナガハナダイはメスさえもほとんど見られなかったのだが、ある日突然メスが性転換を始め、オスのような行動を取り始めた。
キッチリとした個体識別はしていないのだが、多分、この時の子が未だに生き続け今に至るのは、多分、ほぼ間違いはないと思う。(ほぼ毎日のように1年中このポイントに潜っているので。。。(^^;;)
ずいぶん長い期間、オカマのままだなぁ、、、とか思っていたけど、最近では頻繁にお宮前で見るオスのバリバリの婚姻色(顔に隈取模様が出るやつ)と同じような体色になるのを目撃しており、実はオカマではなくて、立派なオスなのでは??と疑い始めるようになった。。。
オスのような行動(メスへの求愛や牽制)は初期の頃から見られていたのだが、ここ最近ではお宮前のハレムのオスとほぼ同じような擬似産卵(メスも協力する擬似の産卵)を頻繁に繰り返すようになったのだ。
今日も擬似産卵はたまに見られたが、メスのお腹は明らかに膨れてはおらず、産卵は当然見られなかった。(ーー;)
近くでは今日もヤクシマキツネウオが大きな群がりとなっており、興奮色&婚姻色のオスもそこら中で見られた。
このヤクシマキツネウオの婚姻色は1年中、あらゆる時間に見られ、メス、またはオスを追い掛け回す行動はよく見るのだが、不思議と産卵らしき行動は未だに見られていない。
真夏に幼魚がよく見られるので、春から初夏繁殖期かな?などと思ったこともあったけど、考えてみるとここ数日のまとまった群がりの状態はかなり怪しいと思う。
いつもは中層を広い範囲に広がって群れているので群れ全体の写真を撮りたくてもなかなか難しいのだが、ここ数日は200-300匹程度がかなりまとまって群れているため、何やらワイドレンズでまとまりのあるヤクシマキツネウオの群れが撮れそうな雰囲気なのだ。
今日はエントリーするなり即、シマキンチャクフグの産卵が見れた。(10:20くらい)
エントリーしてスグの岩にシマキンチャクフグのカップルがいたかと思うとあれよあれよという間に産卵に至ってしまった。。。(・・;)
あっという間だったので、ストロボの光量も調整する間もなく、かなりアンダーな産卵写真になってしまったくらい。(笑)
即座に卵を確認したのだが、メチャ分かりやすかった!
メス自らが海藻をかき分け作った窪みを産卵床にするのだが、いつものように深い窪みではなく、割と浅かったので卵塊はスグに分かった。
これを確認したあと、スグに産卵床から距離を置くとメスが戻ってきた。
いつものように産卵床の上で何やら始めたので至近距離からじっくり観察してみた。。。
腹ビレや尻ビレをパタパタしていて、卵が多少、散らばったりしていたので、やっぱり卵を散らすことで隠蔽を図ってるんだ~!!!と思ったのだけど。。。
メスが産卵床を離れたあと、再び見てみるとほとんどの卵はまとまって産みつけられた状態のままだった。(・・;)
やっぱり産卵後のメスの行動って隠蔽とかではないのかな。。。???(・_・;
近くでは今日もヤクシマキツネウオが大きな群がりとなっており、興奮色&婚姻色のオスもそこら中で見られた。このヤクシマキツネウオの婚姻色は1年中、あらゆる時間に見られ、メス、またはオスを追い掛け回す行動はよく見るのだが、不思議と産卵らし… http://t.co/H7OGbJKi