”イトカケ”の名前の由来

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 18.9℃
【透明度】 15m
【海況】 ややウネリ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:17-15:54
【潮まわり】 06:28 198cm 満潮 / 12:38 37cm 干潮 / 18:35 202cm 満潮 / 大潮(月齢:28.2)
【日の出・日の入】 日出06:20 日没18:30

何かまた水温が落ちてきた。。。(^_^;)
水底は18℃台だった。
今年は伊豆など内地の太平洋岸は高水温が続いているようだけど、屋久島は例年に比べてもむしろ低いくらい。

今日も漁礁にイトカケガイの観察に行った。
ここはイボヤギやキサンゴの仲間が多いのだが、そこにこの時期、イボヤギヤドリイトカケがよく産卵をする。
今日の狙いは彼らのお食事シーンなのだが、どの個体も卵を産んでる最中か、産んでなくても丸まって固まっているような子が多く、なかなか食事中の子には出会えなかった。

ブラブラ吊り下げられたイボヤギヤドリイトカケ
ブラブラ吊り下げられたイボヤギヤドリイトカケ
えっちらおっちら登っていくイボヤギヤドリイトカケ
えっちらおっちら登っていくイボヤギヤドリイトカケ
こいつらはよく時化の時やダイバーの吐く泡に翻弄されたりして、ブラブラと宙に浮いているところをよく見かける。
通常ならそうした衝撃で真下に落ちてしまうのが普通なのだが、こいつらは違う。
粘質の糸のようなものを出しているので、そのまま下に落ちることなくその糸でぶら下がる。

このイトカケガイの仲間の和名の由来は、この糸だとばかり思っていたのだが、どうもそうではないらしい。。。
殻の表面にある貝の成長よって縦にできた成長の跡(縦肋)がまるで糸を掛けたように見えることからその和名がついたようなのだ。
つまり、見た目の模様が和名の由来だったのだ。( ̄□ ̄;)!!

ずっとこの粘質の糸のようものが和名の由来だと思っていたので、ちょっとビックリ!

クモのようにこの糸を手繰って結構早いスピードで登っていく。
ちなみに写真中のオレンジ色のツブツブは卵だ。


Filed under: 一湊タンク下No.3(ゼロ戦)Tagged with:

3 Comments

  1. このイトカケガイの仲間の和名の由来は、この糸だとばかり思っていたのだが、どうもそうではないらしい。。。殻の表面にある貝の成長よって縦にできた成長の跡(縦肋)がまるで糸を掛けたように見えることからその和名がついたようなのだ。つまり、見… http://t.co/Pgdkn3Vz

  2. #yakushima #divingJP このイトカケガイの仲間の和名の由来は、この糸だとばかり思っていたのだが、どうもそうではないらしい。。。殻の表面にある貝の成長よって縦にできた成長の跡(縦肋)がまるで糸を掛けたように見えること… http://t.co/Ov4gWl5m


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。

Comment *
Name *
Email
Website

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください