【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 25.6℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 15:27-17:30
【潮まわり】 09:53 204cm 満潮 / 15:26 118cm 干潮 / 中潮(月齢:19.7)
【日の出・日の入】 日出06:21 日没17:45
シーズン中ずっと続いていたゲストの予約がとうとう切れてしまった。。。(^^;)
午前中にリピーターのIさんを港に送って、今日からしばらくゲストなしだ。
今週は研究者週間。(笑)
偶然、カワハギ科やモンガラカワハギ科の社会行動を研究している千葉県博の川瀬さんと、魚類の分類をやっている鹿児島大学の本村さん&学生さんたちが同時に来島。
1週間の滞在中、いろいろと手伝ったり、一緒に勉強させてもらおうと思っている。
今日は夕方から川瀬さんと一緒にノコギリハギ探し。
ノコギリハギは朝8:00-10:00くらいに産卵するのだが、まずは生息状況を把握したいという事でそれに付き合って潜った。
これまでブログにも何回か書いたけど、本来、屋久島ではノコギリハギは”超”がつく普通種なのに、今年は一気に減ってめったに見ない魚になってしまった。
それで探すのも一苦労。。。
-15m以浅で2時間潜っていて見かけたノコギリハギは雌雄合わせて5匹。。。少なっ!
しかも、産卵期は夕方でもガンガンオス同士の威嚇なんかが見られるのだが、それも無し。
この状況には川瀬さんもかなり焦っていた。
明日の朝には早速、産卵観察にトライするのだが、な~んか嫌な予感。。。(ーー;)
その川瀬さんが極小ハナヒゲウツボの幼魚を見つけてくれた!(^^)
夏からずっと見られている-18m付近のハナヒゲウツボの幼魚と同じくらいの大きさだったので、ここまで引っ越した???と思ったけど、-18mの子を見に行くとこちらはこちらで定位置にしっかり収まっていた。
つまり別個体だった。
ありがとー川瀬さん。
でも相変わらず黒いハナヒゲは絵にならない。。。(笑)
屋久島の浅場で見られるスズメダイ類はそのほとんどがもう繁殖期を終えようとしているのだが、唯一ルリホシスズメダイとシマスズメダイはお盛んだ。
通常、ルリホシスズメダイは観察するのが厳しい岩の亀裂の天井面や大きな石の下などに産卵床を持つのだが、観察しやすい産卵床見~つけた!(^○^)
超見やすい場所に2つのパッチをつくってそれを守っていた。
1つは産んだばかりの白いパッチ、もうひとつはかなり成熟した黒っぽいパッチ。
最初は白黒2つのパッチしか気づかなかったけど、その真ん中には孵化したパッチも。。。
エクジット直前はほとんどエアが残っていなかったので、ちらっと見ただけなのだけど、例のシマスズメダイたちは白黒のクッキリ・ストライプ模様になって激しくオス同士が争っていたり、産卵していたりした。
こいつらはやっぱり夕方が産卵時間くさい。
今日は夕方から川瀬さんと一緒にノコギリハギ探し。まずは生息状況を把握したいという事でそれに付き合って潜った。本来、屋久島では”超”がつく普通種なのに、今年は一気に減ってめったに見ない魚になってしまい探すのも一苦労。。。 http://t.co/iDrOTFdo
#yakushima #divingJP 今日は夕方から川瀬さんと一緒にノコギリハギ探し。まずは生息状況を把握したいという事でそれに付き合って潜った。本来、屋久島では”超”がつく普通種なのに、今年は一気に減ってめったに見ない魚になっ… http://t.co/SCvfIPXC