【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.1
【水温】 26.9℃/26.9℃
【透明度】 30m/30m
【海況】 やや時化気味
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 10:00-11:00/14:05-16:29
【潮まわり】 11:24 200cm 満潮 / 17:01 130cm 干潮 / 小潮(月齢:5.7)
【日の出・日の入】 日出06:12 日没18:02
今日の午前中は体験ダイビング。
体験ダイビングには2つのポイントがあって、風向きによって2つのポイントを使い分けている。
しかし今朝は風の変わり目だったようで、さっきまで吹いていた北西から北東に変わりつつあり、2つのポイントが共に時化気味の状態に。。。(・_・;
ゲストと相談してボートで静かな海域に逃げた。(笑)
一昨日、話題にした(⇒シマスズメダイ「幻の婚姻色」? | Field Note - 屋久島の海と川の記録 –)エントリー口横のテトラで見られるシマスズメダイのオスが今日もバリバリの興奮色になっていた。
今日はナゼか近づいてもまったく興奮色が褪めないっ!!
お陰で写真は撮り放題!!
心ゆくまで、これまで「幻の婚姻色」だった(笑)シマスズメダイの興奮色をゲットできた。(^^)
今日はなぜに体色が褪めないのか不思議に思っていたのだが、近づいて見てみると産卵床にはビッシリ卵が産みつけられていた。
一昨日はなかったのに。。。
さすがに超大型のスズメダイだけあって(体長は何と15-18cm!)パッチの大きさは直径1m!!1m四方の範囲にビッシリ!!
しかも、セダカスズメダイのように小さなパッチをいくつも作るのではなくて、同じ成熟段階の卵が一気に産みつけられているのが驚きだ。
いつの間にこんなに沢山の卵を!?(・_・;
ちなみにこのオスを観察していると、しきりにお腹を産卵床にピッタリくっつけて前進する様子が見られた。
通常、スズメダイのオスが産卵床を守っている時は、ヒレをパタパタさせたり、口でフーフーしながら卵に水流を送っているのはよく見かけるのだが、そんな動作はあまり見られず、まるで放精しているかのようなのだ。
しかし、周りを見回してもメスの姿はまったく見られない。
結局、ここで1時間以上観察していたのだが、その間まったくメスは現れなかったのだが、オスは終始そんな行動をしていた。
シマスズメダイって他のスズメダイのようにメスに産卵させながら放精するのではなくて、ある程度卵を産ませたあとでゆっくり精子をかけていくのだろうか。。。?(ーΩー )ウゥーン
卵はシマスズメダイの体の大きさに比例して比較的大きな粒粒だった。
この卵を時折、ウバウオの仲間(メシマウバウオ??)がパクパク食いに来るのだが、何とアヤヘビギンポの若魚も数匹、この卵を食いに来ていた。。。!!(・_・;
ヘビギンポがスズメダイの卵を食っているのを見るのは初めてだったので、ちょっと驚いた。
かなり激しく食い漁っていて、シマスズメダイのオスが頻繁に追い払っていた。
ちなみにこのシマスズメダイは僕が産卵床を観察するために最接近したときにはさすがに色褪せて、遠くからうかがっているような感じだったが、また離れるとスグに白黒の興奮色に戻った。
あとは一定の距離を保っている限りはまったく色褪せず(一昨日は同じ距離だとスグに色褪せてしまったのに。。。)、相変わらずお腹を産卵床にピッタリくっつけて前進する行動を繰り返していた。
う~ん。。。これってやっぱり放精しているのだと思うなぁ。。。
それだったら色褪せないのにも納得。
一昨日、話題にしたエントリー口横のテトラで見られるシマスズメダイのオスが今日もバリバリの興奮色になっていた。今日はナゼか近づいてもまったく興奮色が褪めないっ!!お陰で写真は撮り放題!! http://t.co/gxUJK8wG
#yakushima #divingJP 一昨日、話題にしたエントリー口横のテトラで見られるシマスズメダイのオスが今日もバリバリの興奮色になっていた。今日はナゼか近づいてもまったく興奮色が褪めないっ!!お陰で写真は撮り放題!!今日は… http://t.co/2pu9TtAq