コブシメの大産卵が早くも始まった!

【ポイント】 一湊タンク下No.1 / お宮前
【水温】 18.9℃ / 18.9℃
【透明度】 30m / 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 11:23-12:19 / 13:49-14:35
【潮まわり】 10:41 187cm 満潮 / 17:38 28cm 干潮 / 小潮(月齢:21.0)
【日の出・日の入】 日出06:50 日没18:12

久々のゲストのいる今日はこの時期としては最高のコンディション!
ベタ凪ぎの海に青空の広がる空。
太陽が出ていると日中の暖かさが違う。

[1本目]

1月くらいからコブシメの卵が見られ始めていたのだが、今日はようやく産卵を確認できた。
大型の雌雄のペアのみで、警戒心はかなり強い。
頭数が少ないとオス同士の牽制やメスの略奪などもないからか、オスもぴったりメスに張り付いて産卵を見守るのではなくて、かなり離れたところから産卵を見ている。
興奮もしていないからか、冷静で激しさもまったくない感じ。
逆にこんな時は冷静に近づく不審者(ダイバー)への警戒が強いのだ。

キツネベラ同様に「春の風物詩」とも言えるタキベラのチビを今季初観察。
白いオオナガレカンザシが開いている狭い窪みの中にいるので、背景がいいっ!
ゲストがいない日に撮りにいこっと。

[2本目]

産卵中のメスと見守るオス(写真提供:塩田さん)
産卵中のメスと見守るオス(写真提供:塩田さん)
まさかとは思ったけど、お宮前ではすでにコブシメの産卵が凄い事になっていた。
ちょっと早い気もするが、今日はすでに9匹のコブシメがウスサザナミサンゴの上に陣取り、大産卵していた。
オス同士の喧嘩(威嚇行動や側面誇示行動)も度々見られたし、メスの産卵頻度もかなりコンスタントかつ多い。
また産卵最盛期、サンゴの上に頭数が増えると、オス同士の牽制やメスの略奪、そしてメスは産卵に忙しくて、不審者(ダイバー)が近づいてもなかなか逃げず、むしろぶつかって来たりするものなのだが、すでにそれに近い状態。。。

成体メスは多分2匹。成体オスは5匹。
あとは2匹のチビがいたのだが、これは観察しているとオスっぽい。。。
自分の体の何倍もある成体メスに交接を迫り、大きな成体オスに追い払われていた。(笑)

オス同士の牽制が激しい(写真提供:塩田さん)
オス同士の牽制が激しい(写真提供:塩田さん)
サンゴの上にたまるコブシメたち(写真提供:塩田さん)
サンゴの上にたまるコブシメたち(写真提供:塩田さん)
昨年よりも繁殖可能な成体雌雄の体がどれも大きい気がする。
例年これはGWちょっと前にピークを迎えるのだが、今年はちょっと集まりが早い気もするのでピークも早まりそうな予感。。。

明日もゲストを誘って行こっと!

業務連絡:
Gさ~ん!今年もコブシメの大産卵が始まりましたよ~
ゲストが少ない今のうちに撮り貯めましょ~(^_^)
今週末、さっそく遊びに来ません?(笑)


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9 Comments

  1. お宮前では早くもコブシメの産卵が凄い事になっていた。今日はすでに9匹のコブシメがウスサザナミサンゴの上に陣取り、大産卵していた。オス同士の喧嘩(威嚇行動や側面誇示行動)も度々見られたし、メスの産卵頻度もかなりコンスタントかつ多い。 http://bit.ly/hHypF8

  2. ぬおっ!!
    こんな時期にもうコブシメの産卵ですか!!
    というわけで、早速この週末お世話になりま~す!!

    しかしまさか業務連絡で呼び出されるとは…

    • 明日、お待ちしておりま~す!!(^^)ニコ


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