冬は寂しい屋久島のゼロ戦&漁礁

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 19.9℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:04-15:46
【潮まわり】 07:06 107cm 干潮 / 13:26 172cm 満潮 / 若潮(月齢:9.7)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:38

多分、つかの間の穏やかな1日。
たまに晴れ間も見えたし、風も弱く、もちろん一湊湾内は凪ぎだった。
明日からまた徐々に冬型の気圧配置になるみたい。。。{{{{( ▽|||)}}}}ぞぉ~~~~~

ここ最近ずっとミクロな世界にどっぷり嵌っていたので、久々に開放されたくなった。(笑)
ずっと透明度だけは良い日が続いていたし、ちょっと泳ぎたくなった事もあって今日はワイドでゼロ戦へ!
ゼロ戦は何日ぶりだろう。。。(ーー;)

屋久島のゼロ戦(冬の状態)
屋久島のゼロ戦(冬の状態)
ゼロ戦はもちろん魚影が薄っ!
シーズン中はゼロ戦が魚の群がりで見えなくなってしまうほどなのだが、この時期はスカスカ状態。。。
アザハタやハナダイ類(ケラマハナダイ、フタイロハナゴイなど)などのレギュラーメンバーはちゃんといるけど、テンジクダイの仲間がこの時期一気に減るのだ。
種類でいうとクロホシイシモチがほとんど見られなくなってしまう。
夏場はここの最優占種なのに。。。

春~初夏にかけて一気に増え、これが秋にかけて捕食魚に食われたり、ここのアザハタに食われたりして、どんどん減っていくわけだが、この時期はもうほとんどテンジクダイの仲間は残っていない。
3匹のアザハタはどうやって生きていっているのだろうか。。。(笑)

屋久島の漁礁(冬の状態)
屋久島の漁礁(冬の状態)
ちなみに漁礁も一緒。
こちらも一気に魚影が薄くなる。

どれくらい薄くなるかというと、漁礁もゼロ戦も夏場の。。。1/100。。。いや、1/1000と言ってもいいくらいに魚が減る。
ちなみにこの漁礁の魚影が最も濃くなる初夏の状態(写真あり)はこちら。。。⇒(初夏の漁礁 | Field Note  - 屋久島の海と川の記録 –

あと5ヶ月くらいでここまで爆発的に増える事が今の状態を見ていると想像できない。。。(ーー;)
って言うか、夏まであと半年近くあるの!?げっ!マジっすか。。。長っ。。。

それでもまだ漁礁には四季を通してのレギュラーメンバーであるムレハタタテダイがいるから部分的には華やか。
今日は中層で群れる彼らを撮りたかったのだが、終始、漁礁の周りから離れず、水底近くを泳いでいて撮れず仕舞いだった。


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6 Comments

  1. シーズン中は魚、特にテンジクダイ類の群がりで覆いつくされるゼロ戦と漁礁なのだが、この時期は寂しいくらいスカスカ状態。。。水温が低く、透明度の良い海ではなんか寂しさすら感じる。ここが賑やかになる初夏までまだ半年近くあるのかぁ。。。はぁ http://bit.ly/fxkhqj


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