久しぶりの登場!ハクセンタマガシラ

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 25.5℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潮まわり】 07:38 237cm 満潮 / 13:29 87cm 干潮 / 大潮(月齢:0.9)
【日の出・日の入】 日出06:37 日没17:26

またまた風邪をひいてしまった。。。(-o-;
今年、何回目だろ。。。
いつも1人で潜るときは14Lタンクで潜るのだが、今日はあまり長潜りは避けようと12Lタンクにした。
なのに、結局、ずっと浅場にいたので潜水時間はいつもと変わらず。。。(笑)

今日は浅場のオオガラスハゼ(?)の卵を確認しようとエントリー後スグに、エントリーロープへ。

ハクセンタマガシラ
ハクセンタマガシラ
途中で見慣れないタマガシラの仲間(イトヨリダイ科の魚)がいたので、これを撮りまくった。
この場所はタマガシラの仲間が多く、過去にスリーラインド・モノクル・ブリーム(Three-lined monocle bream)が出たりした場所。(⇒ずっといる外国人。。。順調に成長(^O^) | Field Note  - 屋久島の海と川の記録 –

今回も外国人かな?とか思ったけど、これってハクセンタマガシラじゃん。。。(ーー;)
ハクセン(白線)が明確じゃないから最初は気がつかなかった。
ハクセンタマガシラは久々の記録。
前に見たのは屋久島に来た当初で、当時はもう少し数がいたような気もするのだが。。。

オオガラスハゼと卵
オオガラスハゼと卵
浅場には2本のエントリーロープがあって、2本をじっくり下から上まで見てみたのだが、卵らしきものは見当たらなかった。
正確には卵っぽいものを1ヶ所見つけたので、これは沢山撮っておいたのだが、帰ってからPCで拡大して確認してみると、小さな群体ボヤだった。(^^;)

しかし、何気に撮った1枚に卵の粒みたいなものが沢山着いている1枚を発見した!
ロープの溝に何ヶ所かポツポツと小さな透明な卵が着いているのが分かるだろうか?
うぉ~これだったのか。。。
オオガラスハゼは体も大きいのでもっと大きな卵を想像していたのだが、小さっ!
しかも、パッチの大きさも小さい。
肉眼では気づかなかったくらいなので、相当小さかったのだろう。。。

次回はこれを最短で撮って、一昨日調べた他のガラスハゼの卵と比べてみよう。。。

セボシウミタケハゼ
セボシウミタケハゼ
同じロープにはセボシウミタケハゼも沢山着いていた。
これも同様に卵を探してみたけど、見つからない。。。

もし、オオガラスハゼと同じような環境に産み着けるとしたら、その卵がどっちの卵なのかはたして見分けはつくのだろうか。。。?(-o-;
ただ、オオガラスハゼはロープの上部(-5m付近)、セボシウミタケハゼはロープの下部(-10m付近)にそれぞれ棲み分けているような感じもする。
要らぬ心配かもしれない。。。


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9 Comments

  1.  長潜りを避けるのに12Lタンクとは… 僕は長潜りの時に12Lタンクです…(笑)。

     オオガラスハゼが-5mで産卵してるんですね。こちらでは、ガラスハゼの仲間は、基本的にはムチカラマツやムチヤギが棲息している水深の魚なんですが、今年は、過去に例がないぐらい数が多くて、水深-一桁mのロープなどでも頻繁に見られて、こうゆうこともあるんだ…と思っていたところです。
     ここを読んで、もしかしたら、そいつらは、地元産ではない流れ者のヤツなのかな…と思ったりしました。

     …にしても、このオオガラスハゼ、意図的にロープの溝の部分に卵を産み付けているようですね。ちょっと「へえ~っ」って感じです。

  2. 松川@井田

     オオガラスハゼが-5mで産卵してるんですね。

    いや、まだ産卵を確認したわけではないので何とも言えないのですが、多分これが卵だと思うのでちょっと観察を続けてみます!(^_^)

    松川@井田

     こちらでは、ガラスハゼの仲間は、基本的にはムチカラマツやムチヤギが棲息している水深の魚なんですが、

    伊豆であまり潜ったことがないのですが、ムチカラマツやムチヤギの生息水深は深いのですか?
    何mぐらいなのでしょうか?

    いやいや、ガラスハゼの生態観察はかなり面白いですねぇ~(^○^)

  3. > ムチカラマツやムチヤギの生息水深は深いのですか?
      何mぐらいなのでしょうか?

    例外もありますが、こちらでは、概ね水深-15mぐらいから多くなってきます。

    > いやいや、ガラスハゼの生態観察はかなり面白いですねぇ~(^○^)

    まったくです。

    でも、こちらは今日から水温20度を切りました。また上がるかもしれないんですけど、基本的には下がっていくでしょう。
    今季の産卵行動などは終息に向かっている気配で、ちょっと僕のスタートが遅かったなあ…と思ってます。

    こちらは、とりあえず、たくさん写真撮って、サンプルデータ作りですね。


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