【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 20.9℃
【透明度】 30m~
一転して今日は朝から土砂降りの雨。。。
寒くはないのだけど、何となく海に行くのが億劫になっていたのだが、行ってよかった!
水中はどんどん透明度が上がってきて、今日は30m先は余裕で見えていた。
明るい海だった。
ブダイ生活は5日目。
もう、だいぶ一湊タンク下のブダイ(成魚オス)たちの生息状況と個体数は把握しつつあり、いつもの子たちを追いかけている(つまり緩~い感じの個体識別をしている)状態になりつつある。。。
ブダイ類はベラ類と違って、そのテリトリーというか行動範囲が広いので、ここのところはずっと泳ぎっ放しで着底はほとんどしないダイビングを続けている。。。
その広さは種類にもよるのだが、サッカーのピッチくらいの範囲を動き回るやつもいるから参る。。。
小型のブダイなので比較的行動範囲は狭いと思っていたタイワンブダイも追いかけていたら、あれよあれよという間にまったく知らない場所にまで連れて行かれてしまった。。。(笑)
ベラ類だったらある程度カメラを構えて追うとテリトリーというものが存在するので、すぐに反転してくれる。
しかし、ブダイはそのテリトリーが広過ぎっ!
ベラだと反転するときがシャッターチャンスなのだが、ようやく引き返してくれた時にはぼくの集中力は途切れ、メチャクチャ散漫なピント合わせで、ほとんど撮れなかった。。。(-_-;)
タイワンブダイは成魚のオスもメスも幼魚も普通に見られるが、成魚オスはそんなに個体数は多くはない。
なので1匹のオスのテリトリーはかなり広いのだろう。。。
ま~いずれにしてもこいつら、普段はまったくダイバーに追いかけられた経験は絶対にないだろうから(地味なので)、かなりビビッたかもね。。。(笑)
タイワンブダイがあまりにも地味なので、一応派手めのブダイもアップ。(笑)
オオモンハゲブダイは-6mぐらいの浅い水深でよく見られるブダイだ。
冬季に産卵するのだが、そういえば今年はまだ見てないなぁ。。。
5日前からブダイの調査を始めたのだが、何だかんだ言ってこの辺に行けばこのブダイがいて、この辺ではいつもこのブダイがウロウロしている。。。などは割と前から自然に把握はしていて、今はその種類の頻度(多さ)や深度&環境別の優占度を調べている。
なので、めったに新しい、見たことのない、意識したことのない種類はそんなに現れるわけではない。。。
しかし、今日は初物ブダイをゲット!
初物というか、今までいる事を意識していなかったといった方が正しいのかもしれないが、いずれにしても初めて見たので思い切り追いかけた。
エクジット寸前でエアもカスカスだったけど、最悪、浮上すればいいや!とか思ってしまったぐらい大興奮!!(笑)
結局、帰ってから絵合わせで調べてみると。。。レモンブダイ!!
魚類写真資料データベースに1枚も掲載されていないのだが、国内では数が少ないのだろうか。。。?
うわぁ~後姿しか撮れなかったぁ~!!!もっとエアが残っていれば追いかけたのに~!!!
この辺にずっといたのかな?
またちょっと探してみるか。。。
こっちは、それほど多くはない印象だけど
少ないとも思えないなぁ~レモンブダイ。
それよりTheブダイは見た記憶がない。
オグロブダイはいるんですか?
ブダイ・ネタはまったくコメントが無いので、反応して頂きとても嬉しいです。。。!(笑)
> こっちは、それほど多くはない印象だけど
> 少ないとも思えないなぁ~レモンブダイ。
屋久島も他のポイントに行けばもっといるのかもしれませんが、ホームグラウンドの一湊タンク下では初めて見ました。
慶良間ならもっといそうですね!
> それよりTheブダイは見た記憶がない。
やっぱりそうですか。。。
記録はあるようなのですが「沖縄での記録は再考を要する」という事は似たような種類の何か別の種である可能性があるという事でしょうかねぇ。。。(ーΩー )ウゥーン
> オグロブダイはいるんですか?
います!
どちらかというと深場の種類で-25m以深にいかないと成魚は見られませんが、幼~若魚は浅場(といっても-15m以深)でも見られます。
一応、その水深まで下りれば普通種といっても問題ないと思います。
ブダイは全体的に深いイメージはなくて
オグロも5mとかの浅場から
しっかりした♂がいます。
婚姻色はきれいですよね。
オビシメを探して早20年(笑)
近年やっとカンムリが戻ってきて
いとうれし。
ブダイ類に関しては、慶良間など沖縄の方が本来の環境なんでしょうね。。。
何かオグロには深いイメージがあります。。。(笑)
> オビシメを探して早20年(笑)
お~!オビシメ見たいっすね~!!
八丈にいた頃はよく見ていたのに、今となっては貴重な魚。。。(・・;)
でも僕らの南西諸島ではかなり厳しいでしょうね。。。
ユウゼン、ナメモンガラと同じ流れを汲む伊豆諸島南部~小笠原諸島の「ならでは」魚ですもんね。。。(・・;)
> 近年やっとカンムリが戻ってきていとうれし。
慶良間には、やっぱりカンムリブダイはいるんですね。
台湾にはいるのだろうか?
いれば屋久島でも可能性はあると思うのですが。。。
いてもきっと無効分散する幼魚かなぁ。。。