【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 21.0℃
【透明度】 20m~
今日も晴天&ベタ凪ぎだ。
やっぱり黒潮は寄っているようで、水温はさらに上がった!
昨日までは凄かった浮遊物もなくなりつつある。。。
ここ3-4日、午前中は依頼されている写真をハードディスクの膨大な写真の中から探す作業をして、午後からは現時点でハードディスクの中から見つかっていない魚を撮りに行くという日々を送っている。
写真が見つかるのが先か、撮っちゃうのが先か、って話なんだけど、夏季は見られてもこの時期見られない種類もいてなかなか難しい。。。
今日は海へ行く出がけに依頼者から「リストにはないけどマナベベラのオスメスもよろしく~♪」と一言。。。
マジっすか。。。さっきハードディスクの中に何枚かあったのにぃ~!!!
こうなるともう撮りに行った方が早かったりする。
屋久島では普通種なので。。。(笑)
マナベベラはこの時期、極小の幼魚以外はすべて見られる。
産卵はやっていない臭いが、オスは順々にメスに挨拶する行動はこの時期でも見られる。
今の時期は他の魚でも見られるように、サイズは小さいのにすでに成魚の色彩をしている個体も多い。
またメスは普段は茶色い体色なのだが、僕が追いかけられビビッたり、プレッシャーを感じたりすると幼魚時の体色にある白い2本のラインが浮き上がってくる。
日没を迎える直前、ハゲブダイの産卵が見られた。
通常、よくあるパターンとして、メスをめぐってオス同士が争うというシーンはよく見かけるが、ハゲブダイではメス同士の喧嘩が見られた。
産卵時間が近づくにつれて、メスたちはまとまりだし4-5匹が固まって泳ぎ始めるのだが、メス2匹が対面状態になって口を大きく開けて威嚇しあう行動が頻繁に見られ面白かった。
オスは悠々とメスたちの上を落ち着いて泳いでいる。
特に求愛らしき行動をすることもなく、つかづ離れず。。。
ハゲブダイの産卵はメスの方が積極的で、産卵するメスは自分から進んでオスに上昇を促している感じ。。。(笑)
今風の言葉で言うと「肉食女子」と「草食男子」の産卵なのだった。(^^;;
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