ヤクシマカワゴロモの花

【ポイント】 川(No.3)
【水温】 11.8℃(淡水の水温です!)
【透明度】 -m
北西の風は続き、相変わらず寒いが、天気は良くて明るいのが(・∀・)イイ!!


一昨日、ようやくヤクシマカワゴロモの「花」を教えてもらったのだが、使い慣れない2倍テレコンを着けていたため、写真は撃沈。。。
今日はいつもの105mmで再度撮りなおしにいった。
_DSC0024.jpg_DSC0004.jpg今日のヤクシマカワゴロモの花はさらに赤味を増していた。
この赤いストライプが花房に入った状態が花なのかと思っていたけど、どうも違うらしい。。。あれはまだ未成熟状態の花だと思う。
この写真のようにさらに成長すると子房は真っ赤になるようだ。
で、雌しべは子房の最上部から出ている紫色の毛玉みたいなやつ(失礼!)臭い。(雄しべは脇から出ている2本の茎状のやつ)
つまり、一昨日の写真はすべて開花前の写真なのだった。。。
今回の写真が完全開花ではないかと思う。
見ての通り、通常よく言われる「花」とは素人目に見た”花の造り”がちと違う。。。(-_-;)
花びらはどれ??とか思ってしまうが、多分赤い子房の下のほうを包んでいる薄い緑の皮みたいなやつなのかな。。。?(違っていたら誰か指摘してください。。。)
しかし、これでも立派な種子植物らしい。
_DSC0088.jpgこれまで1つの花の拡大した写真ばかり載せていたが、これが周辺の様子。
こんな感じでポツポツと赤い花が着いている。
大抵は水深1-5cmぐらいの早瀬に生育するので通常は水中写真の撮影は不可能だ。
今までの拡大した写真はやや深いところまでヤクシマカワゴロモが着く石(石などに着くのだ)を持っていって撮ったのだが、普段はこんな感じで流れによっては思い切り外に出てしまうような場所に生育しているのだ。
さて、このあと受粉して種子を作るわけだが、ここからが問題だ。。。
このまま離れた種は急流に流されていくしかない。
しかし、ヤクシマカワゴロモはこの僕が観察している場所が最下流の生息地で、普通はもっともっと上流の方で見られる。
いったいどうやって、この種は上流まで運ばれ、再び根付くのだろうか。。。?
不思議だ。。。
帰りにちょっとアユの産卵場を覗いた。
全部で30匹ぐらいだが、細々と産卵は続いているようだが、前のような盛んな感じはない。


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