アユの発眼卵とヤクシマカワゴロモの開花

【ポイント】 川(No.3)
【水温】 12.1℃
【透明度】 -m
今日は朝から風も無く良い天気♪
午前中はちょっと歩くと汗ばむほどだ。
海は穏やかでとても静か。。。


今日は家族サービスも兼ねて(?)、和江と森羅も誘って家族で川へ。
目的はヤクシマカワゴロモの花を観察する事だったのだが、思わぬ発見も!
yakukawago_3.jpg目が慣れたからか、ここ数日で一気に開花したからか、今日はそこら中の蕾で開花(らしき状態?)が見られた。
あまりにも小さい花なので、蕾が剥けて脇に雄しべが立ち上がっている状態じゃないと肉眼での開花確認は難しかったが、ファインダーを通してみると、雄しべの立ち上がりはまだ不十分だが、多くの蕾の皮はすでに剥けている事が分かる。
蕾の時は濃い茶色の地味なタケノコ状態なのだが、剥けると縦に赤いストライプが入るようだ。
こうなってくると花らしくなってくる。。。

yakukawago_1.jpgこの写真は花房が倒れているからか、花のしくみがよく分かる状態だ。
右側に立ち上がっているのが雄しべ、右側に花房が倒れている、この中に入っている雌しべが出てこないと受粉はできないし、花らしさも感じられない。
これって花房が割れて雌しべが出てこないと、いわゆる「開花」とは言えないんじゃないか?と思い始めていたら。。。

yakukawago_2.jpgこんな個体を見つけた!!
まさに花房が割れて黄色い雌しべが顔を出してる!!(^^)
雄しべは折れたのか見えなかったが、花らしい感じもする。(笑)
でも、これは単に何かの表紙に割れただけで本来のヤクシマカワゴロモの開花した花というわけではないかもしれない。。。
もうこうなると、誰か植物に詳しい方に聞かないと「開花」という状態がよく分からないのであった。。。(-_-;)
ただ、前まではヤクシマカワゴロモに植物らしさ、というか花らしさを感じなかったが、今日は何かとても植物らしさを感じた。
やっぱり、雄しべ、雌しべが出てくると違うな。。。という感じはする。

この場所に一昨日は群れていたアユたちがまったく姿を消していたので、もしや!!と思い、アユが産卵する下の瀬に行ってみると、うぉ~!!!また産卵が復活してる!!
100匹前後が集まって、バリバリの産卵風景がまた復活していた。
オスの婚姻色も出ていた。
また二週間ほど目が離せなくなりそうだ。。。(-。~;)
hatugan1.jpghatugan2.jpg今日も発眼卵を探したところ、ようやく見つけた!!
一度目に入ると、周囲に次々と見つかった。
慣れると肉眼でも分かる!
透明な卵に目玉が2つと内蔵らしきものが見える。
産み付けられたばかりの卵は小さな砂利や砂粒にピッタリくっついているが、成長し目玉が見えてくる頃になると、卵の下から細長いものが伸び、風船みたいに少し浮いた状態になる。
何かこの卵自体が奇抜な形の生き物みたいで面白い。
実際、目玉もキョロキョロ動くので、生きていることがよ~く分かるのだ。。。


Filed under: 川(No.3)Tagged with: ,

No comment yet, add your voice below!


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。

Comment *
Name *
Email
Website

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください