【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 22.1℃
【透明度】 ~15m
低気圧の通過に伴い吹いた強い北風で、一見それほど荒れていないように見えた一湊タンク下もかなりの大時化。。。
大きなウネリがエントリー口に入り込み、結構ヤバイ状態。。。(-_-;)
今日は高速船の全便が欠航し、飛行機も毎回の天候調査で1日中それに振り回された。
ウスサザナミサンゴが破壊されてから、初めての大きな時化となりそうだったので、ちょっと心配になり、午前中に様子を見に行った。
そうは言っても風は北東。。。
海の中はニゴニゴ&ウネウネだったが、まだそれほど大きく時化てはおらず、ダイバーが入れるくらいだから、今現在はあまり変化はないだろうと思い、前半はちょっと沖に出て遊んでいた。
ヤギに着く初見のケボリ系の貝を撮っていたのだが、-15mだというのにかなり揺れていて触角や目玉を撮ろうと体の位置を変えた途端に体が吹き飛ばされてしまう始末。。。
相当、底ウネリが激しく、撮影は断念。。。
今回は様子だけを確認。。。その程度の感覚で帰りがけにウスサザナミサンゴ群落に寄ったのだが、これが大間違いだった。
行ってみると、すでにかなり悲惨な状況だった。
元々破壊されていた道に沿って、群落が広がる斜面のさらに下側が大きく崩れメチャクチャになっていた。
上部は先の事故でひっくり返った群体がまだ元気だったウスサザナミサンゴの上に転げ落ちて大破したようで、さらに被害が広がっていた。
下部は先の事故で地盤ごと外れたけど、何とか歯抜け状態でかろうじてひっくり返りを免れた群体が今度は完全にひっくり返り大破。
これもその辺り一面の元気なサンゴも大規模に破壊していた。
一番恐れていた2次被害が現実になってしまった。。。
大型の群体は早く固定処理すべきだった。
一時はもうこれ以上、人の手は入れず、そのまま壊れた状態で放置することが望ましいと真剣に考えたりしていた事もあったが、これを見てしまうとそれは完全に間違いだったと言わざるをえない。
今回のこの程度の時化でここまで大規模に被害が広がってしまうと、台風が来たらどうなるんだろう。。。(-o-;
ひとまず早急にサンゴ片は全部片付け、外れた大型の群体もこの群落から遠ざけた方がいい!
そう思った。
凪ぎ次第、明日にもやらねば。。。
すごいねこれ。
貝殻が見たい。裏と表を。。
えっ?これ何者か分かりませんか?
大抵は貝殻の表と裏を撮るようにしているのですが、この日は大時化だったので、この子に関してはそれをしていません。
また撮ってきますね。
[…] 2次被害 (2) […]