久し振りのフカミ

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 23.1℃
【透明度】 ~20m
南にある前線はかなり遠いと思っていたが、思いのほか吹き込む北東の風は強い。
元浦など矢筈岬東面はかなり時化ているが、一湊湾内は一応凪ぎ。


benikinu.jpg今日もウミウサギガイの仲間を探すために、トサカ類やヤギ類を見て周った。
一湊タンク下というポイントは、ヤギの仲間はそこそこあるのだが、トサカ類はメチャクチャ少ない。。。(-_-;)
写真はムチヤギに着くベニキヌヅツミ。
何かよく見ると思い切り、ヤギを擦り取ったような跡が。。。
ここまで食うか!というくらい深い食跡が残っていた。
その上にガラスハゼが乗っかっていたのだが、自分の住処を食い荒らされて、心中穏やかではいられないはずなのだが。。。(^^;;

fukamin.jpg久し振りに一湊タンク下の-20m付近でフカミスズメダイの幼~若魚を観察。
僕が屋久島に来た6年前に-30m付近で成魚がしばらく観察された時期があったのだが、それ以来だ。。。
屋久島では潮通しの良い-30m以深では超普通種なのだが、一湊タンク下は潮通しがあまり良くないからか、めったに見られない。
そういえば常連Sさんから最近リクエストを受けていたけど、今週末までいてくれるといいなぁ~(^^)

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5/22のLOGでウスサザナミサンゴが日を追ってどんどん弱っていき、白化も見られ始めたという話をしたが(⇒ウスサザナミサンゴ群落再生の下見 – Field Note  ~屋久島の海と川の記録~ – HARAZAKI.NET)、あれからまた5日が経ってしまい、さらに白化は進行している。
hakka1.jpghakka2.jpg
左写真(5/22)は先日アップした写真なのだが、白枠の中の写真の範囲の今日の状態が右写真。
ワイドレンズとマクロレンズの違いがあるので(今日の右写真は105mmマクロ)、正確にはちょっと範囲が変わってくるのだが、白化が進んでいるのがよく分かる。
上の健康だったサンゴにまで転移している。。。(-_-;)
転移というか、元々こちらも破壊の衝撃でかなりストレスを受けていたのかもしれない。
いずれにしてもサンゴが痛んでいくスピードはメチャクチャ早いようだ。。。
もう一刻の猶予もありえないのかもしれない。

hakka3.jpg他のサンゴ片やひっくり返った大きなサンゴ片も日に日に痛んでいくのがよく分かる。
右写真のサンゴも破壊直後は濃い茶色で元気に生きていたのだが、もうかなり色が薄くなって白化直前の状態だ。
こうしたサンゴ片の処理で、生きているものに関しては放置して観察するか、完全に拾い出し並べてボンド等で固定していくか悩んでいたが、もしこうしたサンゴ片も救い出すのなら、もう放置はありえない事を身をもって知った。
たとえ、すべてを表にして並べても、しっかり固定しない限り、放置すれば数週間ですべてのサンゴ片は死ぬと思われる。
海の中は凪ぎでも常に揺れており、これはサンゴにとって相当のストレスのようだ。。。
また何とか破壊を免れ、一見元気なサンゴでも少しでも欠けた部分があるとそこから白化は猛烈な勢いで進む。
もう一刻の猶予もない。。。急いで処理しなければならない。


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