【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 22.8℃
【透明度】 ~25m
気持ちまた水温、透明度ともに下がってる気がする。。。
嫌な予感。。。(笑)
今日も1日メチャクチャ良い天気で暖かかった♪
一昨日、ガイド中に見つけたアカホシカクレエビ系のエビはやっぱり1年前に騒いだあの子だった。
「あの子」とは日本未記録のPericlimenes holthuisiの可能性が高いとされているエビだ。
今までは「魚見」というほとんど入らないようなポイントの-30mにあるウミエラやイソギンチャクでのみ見られていたのだが、今回初めて他のポイントで見つかった!
しかも、ホームグラウンドの一湊タンク下で!!
場所もガイドで普通に使っているコース中だ。
この意味は大きくて、これでいつでも継続観察できるのだ!
他にもいるかもしれない!!
ちょっと探してみようと思う。
どうも屋久島には結構いるようなので、他地域でもアカホシカクレエビの若い個体かなにかと勘違いしているだけで、実はいるかもしれない。。。
やはり、こいつはここでも同じような性質(簡単に宿主であるイソギンチャクを離れたりすること)を持っていて、ちょっとプレッシャーを与えるとス~と逃げていく。
しかも、泳いで。。。(-o-;
もう完全にアカホシカクレエビとは行動が違う。。。
今回はもう1匹、アカホシカクレエビ系のエビが着いていたのだが、こいつがまた凄い!
上記のエビよりも一回り小さいのだが、またまた背中の斑紋が今まで見たことがない新しいタイプだった。
千葉県博の奥野さんによると、この手のエビは背中の斑紋も重要な識別点になるとの事で、ちょっとでも違えば別種の可能性も強いそうだ。
上記の背中の赤い斑紋がV字になっている子と一緒にいたので、単純に最初はその弱齢個体かと思ったが、よくよく考えてみると、魚見で見た弱齢個体とはまったく斑紋が違う。
赤い点が2個だけの斑紋ははじめて見た。
この2匹の関係も今度は一湊タンク下なので、常時モニタリングできるのが嬉しい♪
抱卵していたらスグに気づける。
オス・メスの違いだったら面白いなぁ~
さてさて、どうなるかな。。。?
しばらく、ここにいてくれたらいいのだけど。。。
新種・ヤクシマカクレエビ
先日、発行された国立科学博物館の研究報告にて、ようやくこのエビが新種記載され和名…
温かい海で順調に推移。。。
【ポイント】 一湊タンク下No.2 【水温】 23.8℃ 【透明度】 30m~ …