長かった大時化

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 19.4℃
【透明度】 ~20m
今回の北西時化は長かった。。。(-_-;)
1/9の東京に初雪をもたらした低気圧が日本の北で猛烈に発達。
屋久島でも昨日まで北西の風が連日強く吹き、寒さと大時化の日が続いた。


気がついてみると9日から1週間も海に入れてない!!(-_-;)
台風でもここまで入れない日は続かないのに。。。冬の季節風による時化は尋常ではない。。。
ようやく、今日は久しぶりに凪ぎた一湊で潜ってみたのだが、水中景観はあまり変わっていないものの、水温が激低下!!
とうとう20℃を切っていた。
海水はかなり白く濁っていた。
sousi.jpg熱帯や暖かい海域に多く分布しているソウシハギが、この冬になって瀬戸内海以東でも多く確認されるようになってきた、というニュースを見つけた。

瀬戸内海で猛毒カワハギ捕獲「誤って食べないで」 : 地域版 : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

亜熱帯種のソウシハギが近年瀬戸内海などでも多く見つかるようになり、これは温暖化の影響でさらに増える恐れもあるとの事で、8-9月に3匹、12月に1匹と釣られたり、捕獲されたらしいのだが、これってどうなの??と思ってしまう。
瀬戸内海で一度に数十匹の成魚が捕獲されたのならかなりの衝撃だが、読んでみるとロープ周りに付いていそうな25cmくらいの若い子などを含み4匹。。。
黒潮から瀬戸内海に亜熱帯種が流れ込む(迷い込む)事は普通にありそうだし、この程度なら、前からいたんじゃないの???と思ってしまうのだが。。。
これぐらいの数や頻度だったら、伊豆や東京湾などでも稀ではあるが例年見られると聞くし。。。
さらに黒潮の動き方によっては多く見られる年もあるし、あまり見られない年もあるだろうから、今年の4匹、2006年の1匹、2003年の1匹で「ここ数年目立ち始めた」とニュースにしてしまっていいのだろうか。。。(-_-;)
屋久島でも普通種ではあっても、元々決して数がメチャクチャ多く見られる種類ではないと思うのだが。。。
しかし、ソウシハギは猛毒の「パリトキシン」を内臓に持っていることがあり、微量でも人が食べた場合は死亡する可能性があるというのは(ノ゜~゜)ノびっくり!!
知らなかった。。。


Filed under: 一湊タンク下No.1

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